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針と斧

四月は日本では
年度初め。

入学、入社、ダイヤや番組改正、
各スポーツのシーズン開幕
などなど

勤め先にも
今年の新入社員が
なんと例年の倍
配属されて
何ともにぎやかしい
事業所です。

わたしの
かわいいおいっ子も
高校を卒業して社会人になりました。

母親(妹)がシングルマザーなので
という家庭の事情よりも

『特に何かについて
突き詰めて学びたいものが
ないから進学でなくても
仕事の上で学んでいく』とのこと。
四月に入ってから
会ってないけれども
しっかりやっているかな…

「新」という文字は
亡くなった親族の位牌(霊牌)を
新しく作るということを表す文字。

取っ手の付いた針(辛)と
斧(斤)という意味の
偏と旁(へんとつくり)で
出来ています。

親族が亡くなると
神聖な森へ行き
取っ手の付いた針を投げ
刺さった木が
位牌を作るための木となります。

その木を斧で切り出し
新しく位牌を作るところから
「新」という文字と成ったそうです。

文字の成り立ちからいうと

死という終わりから

また
「新」しく
はじまるということなのです。

この春
新しくはじまる何かは
ありますか?

『感じる書』アーティスト 石川呼穹

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