見出し画像

白のチカラ。

通常
墨で文字を書くとき
“白い紙”に
筆を滑らせる。

その「白」という文字の
成り立ちとは…?


白は
髑髏を示す。

古代の戦いの際
相手方の首長を討ったときに
頭部を掲げて帰還の途に着いた。
さらに白骨化させて
保存していた。
優れた首長の頭蓋には
強い霊力が有ると
思われていたからだ。

ということから
集団のリーダーのことを指す
頭(カシラ)という言葉ができた。

頭蓋骨を表す以外には
団栗などの実が空洞化して
中が白っぽくなることを
表しているという説もある。

柏 という文字は
木偏。
まさしく当てはまる。

そして後世
明白、潔白、
告白や激白
白日の下など
物事を明らかにすることにも
白が使われる。

白という文字
または色には
明らかなる
パワーが秘められているのでは
ないだろうか。

以前も白の美しさについて
記したことがある。

引き立て合う。際立たせ合う。

その中でも書いていたが
わたしは
余白」という言葉好きだ。

なので
アトリエの名前に使いたい
とか
ふと思っていて
書いてみた。

コレは仮のお遊び的なものとして
作った画像ではあるが

月に二回ほど
永年髪を整えてくださってる
美容師くんが
昨春独立オープンされたお店の
定休日に
そのスペースをお借りすることに
なった。

レンタルスペースをガッツリ
使用することもあるかとは思うけれど
いつか本格的に
アトリエを構える前の間借り。

余白の時間
余白のスペースを
お借りする…ことにも
ちなむような
アトリエ名でもあるなぁと
思うわけで。

小さなワークショップや
オーダー会の機会など
いずれ
開催できればと
思っている。

『感じる書』アーティスト 石川呼穹

#アート #アーティスト #書 #書道 #インテリア書 #筆文字 #カリグラフィー #日記 #コラム

お読みいただきありがとうございます。 サポートしたいな…という方が もしいらした是非よろしくお願いします。