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愛の断頭台

私は、処刑されました。


自分を、過信していた罪でした。




私は、頭で考え過ぎていました。


私は、何もかも理屈で考えて、
損しないように、
傷つかないように、
上手くやろうとしてきました。


自己愛と恐れを混同し、
心の本当の願いを無視して
偽善をはたらきました。


こんな頭は、
切り落とされて
然るべきです。


当然の報い。


私は、
甘んじて受け入れる他に
手立てがありません。





あなたが、
手をかけました。


私の頭の中の、
ちっぽけな記憶や、
ちっぽけなプライド、

ちっぽけな自分が跡形もなく
崩れ去っていきます。



そして、
瞳孔が開き、
手足が震え、

目の前が真っ暗になり、
私自身が
光に溶けていくのを
感じました。


それは、
至福の体験でした。


天使が、
お迎えに来たようです。





本来の感覚を
一瞬だけ取り戻して、



私は、死にました。


私は、
全ての人にとって
無価値となりました。


あなた以外の。







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