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自社サービスのその先にあったもの

ご無沙汰しております!
みなさまお元気にお過ごしでしょうか?

連日雨模様ですね。そろそろ抜けるような青空を見たい今日この頃。

さて、我々の会社で提供している「knowbuild」という自社サービスがあるのですが、この度こちらのウェブサイトをリニューアルしました!

そしてなんと、今回のリニューアルにあたり、一部のお客様にもお手伝いして頂きまして、僕たちのサービスをどのように活用されているのか、ご紹介する記事を一緒に作成しました!めちゃめちゃ嬉しい!!是非見て欲しいです!!

皆様もこの中にご存知のお店があるのではないでしょうか。そのお店で我々のシステムが使われているという事実。こんなに嬉しいこと、あるでしょうか。

夢でした。自分たちで企画し、自分たちで作って、自分たちで販売したシステムがたくさんの人に使われ、役に立ち、その人たちの日常に溶け込むこと。とても感慨深いです。これら実績掲載を始めとした導入企業様との契約のやりとり、想像してみてください。甲乙の、片方に自社の、自分の、名前が入ってるんですよ。興奮さめやらぬとはこのことです。気合入ります。

まだまだこれからよりたくさんの人たちに使っていただけるよう改善を繰り返し、模索し、アップデートを続けて参ります。

そして、この激動なる情勢の中、本当にたくさんの協力をしていただけたこと、感謝しております。

私どもは広い意味で店舗ビジネスをアシストするビジネスを行っているわけですが、店舗ビジネスのリアルな状況を見聞きする度に本当に大変な状況にあることを強烈に感じさせられました。トンネルの先が全く見えない状態です。僕たちもお客様が培ってきたものを少しでも無駄にしないために、どうすればよいのか、本当に考えさせられています。そして、少しでも力になれるよう模索を続けています。

非常に大変な状況にも関わらず、我々に心を開いてくださり、共に乗り越えましょうと声をかけていただけるのは本当に本当に光栄なことです。我々が出来る範囲でこれからも精一杯のことをさせて頂きたいと思います。

さて、今回のノートのタイトルについて、少し書きたいと思います。
僕は元々フリーランスプログラマーでしたが、

自社サービスを提供してそれで生計を立てる

という非常に漠然とした目標で法人化しました。当時、知人のフリーランサー、起業家はみんなこのような目標を持っていたように思います。ビジョナリーな起業家ももちろんいらっしゃいましたが、僕の場合は請負開発からの脱却、ストックビジネスモデルの構築という文脈がメインであったような気がします(当時はまだSaaSとかサブスクとは言ってなかったと思います)。

法人化した理由は色々とあるのですが、当時の請負開発は直請けがほとんどなかったことで、開発そのものは楽しい仕事でしたが、加齢と共にこのまま上の商流にいけないことによる焦りもありました。また、ある種の挑戦的な取り組みをする上では、フローなビジネスモデルのままでは大きな意思決定、または長期的な投資を必要とするようなものにリソースを投下する事は難しいだろうと思っていました。

幸いなことに法人設立後、仲間に恵まれ、お客様に恵まれ、ビジネスモデルも変革し、自社サービスも提供と規模は小さいながらもやりたかった事が一通り実現できました。10年近くかけて当初の目的は達成したわけですが、とある事実に気づいてしまいました。

それは請負も自社サービスも仲間やお客様に喜んでもらうための単なる手段であるという事です。そう、僕は手段と目的が逆になっていたのです!笑。今となっては結果オーライです。

当時、実はちょっぴり感じていた劣等感、自社サービスだからすごい、請負だからイマイチ(自分はこう思ってました。ごめんなさい)、なんて事は一切なくて、

仲間や顧客が喜んでくれると自分もすごく嬉しい

というめちゃめちゃシンプルな答えに行き着いてしまいました。

関わってくれる人たちを幸せにするために、どういうサービスがいいか、どういうやり方がいいか、その究極のバランスを見つけて、関係者みんなが幸せになる。この可能性を探り続けていく、それが会社そして経営というものなんかなと、自分はここ最近特に強く意識するようになってます。

自社サービスのその先にあったもの

人が喜べば自分も嬉しい。喜んでもらうために何しよう。色々と大変なことあるよなー、じゃあこうしてみようか、ああしてみようか。課題を見つけ、解決を模索する。その過程で周りを巻き込みながら、その人たちが少しでも楽しく出来るように、形を考えていく。それがたまたま自社サービス的なやり方が合うかもしれないし、OEMに近い受託が合うかもしれない。

単にそれだけのことだったのだなと思います。
単純明快、シンプルに腹落ちしたというわけで、これからも人が喜んでくれることを探し続けようと思います。

さてさて、最後になりましたが、弊社、今月から10期スタートしています。10年、あっという間ですね。適度に感慨深さに浸りつつ、次の10年の下ごしらえ、はじめてます。

ノートにかける日も近いはず。お楽しみに。

それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました。

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