7人の女侍(サムライ)
私の職場には7人の女性事務員がいます。
日中は男性営業が外出することが多く、上司も不在がちで、日中の事務所には男は私一人、プラス女性7人というときがあります。
7名の年齢は、女盛りの30代後半~50代前半。
男性諸君、羨ましいと思ったでしょうか?
実際、田舎の典型的な男尊女卑会社なので、女性がこまめに気を使って動いてくれていて、仕事は楽といえば楽です。
また、私も嫌われてはいない自信があります
(何か良いことがあったかどうかは、記事で明らかにします)。
しかしなかなか、そのメンツがバラエティ豊かなのです。
独身で容姿端麗だけど仕事がミスだらけの人、
子沢山で旦那の稼ぎも良いリア充、
既婚でも子に恵まれなかった人、
20近く上の旦那がいる人、
多くの同僚を骨抜きにする美魔女、
年下男子営業にセクハラするメンヘラ・・・
そこはまるで動物園のような様相ですから、7名の心中ではいろいろなものが蠢いていることは想像に難くありません。
一見仲良くランチしていますが、私から見たら、一人ひとりが孤独なサムライ。
常に敵の殺気を感じ取り、ときに言葉と言う名の真剣居合斬りで相手を切り捨てます。
本シリーズでは、そんな彼女らの悲喜こもごもな事件簿をしたためています。
ただし、女性を揶揄したいのが目的では決してありません。
彼女らの抱える問題は、全て男性によってもたらされたものであると気付いたためです。
これからのすべての投稿はそれを明らかにしていくものですので、興味をもっていただくために、人によっては不快と思われる表現がありますこと、ご了承ください。
以下に記事を貼ります(番外編含め15話です)。
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