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【高校音楽】オペラ魔笛鑑賞授業(ワークシートあり)


高校の音楽授業向けのオペラ「魔笛」を鑑賞する授業のための教材ネタです。

  • コミカルで芝居としても楽しめる敷居の低いオペラ

  • 二重唱や夜の女王のアリアなどの名曲もたくさん

  • モーツァルトといえばなんといってもオペラ

個人的にはプッチーニのトゥーランドットもおすすめですが、魔笛もそれに劣らずオペラの最高峰と言える作品で、モーツァルトのライフワークであったオペラの1作品が教養として知れるだけでも学ぶ価値があるものです。

とはいえお気づきかと思いますが、オペラの鑑賞を単元に持ってくることにはいくつかの問題もありますね。

○オペラ自体が長いのでどこを鑑賞させるか悩む
○鑑賞の焦点がボケやすく、あらすじ説明して感想書かせて終わりがち

また、この「魔笛」は音楽と社会との関係を感じさせながら鑑賞させる必要があり、啓蒙主義についても触れていく必要があります。

啓蒙主義・・・、ロックとかルソーとかそういうやつですよね・・・?
調べたことをツイートにまとめたことがありますので、参考にそちらをご覧ください(スレッドがぶら下がっています)。

自分、社会科教員じゃないからよーわからん!ってなりますよね。

そんな感じでこの「魔笛」で鑑賞授業するのがちょっと億劫になってしまいそうですが、その教材研究と準備、全部やっておきました。

この教材の内容

この教材の内容は以下のものになり、授業に必要なものはほぼ全てそろっています。

○わかりやすい!「魔笛」鑑賞授業用スライド(PowerPoint・Mac用keynoteデータ)
○スライドと連動「魔笛」ワークシート(Word・PDF)
○【おまけ1】「魔笛」鑑賞に便利な参考動画プレイリスト(YouTube)
○【おまけ2】「音楽を表す言葉」プリント(PDF)

オペラ「魔笛」鑑賞授業用スライド(PowerPoint・keynoteデータ)

この教材のメインのデータです。

・Windowsパソコンで授業する用のPowerPointデータ
・MacやiPad・iPhoneで授業する用のkeynoteデータ

どちらも用意していますので、学校のWindowsパソコンでも、手持ちのiPhoneやiPadでも授業が簡単にできます。
もちろんデータは編集も可能です。

音付きのスライドで音楽の解説をわかりやすくしています。
(下のツイートの中の動画をご覧ください)

スライド内の「発表者ノート」に詳しい解説を書いていますので解説するときに補足もバッチリできます。

面倒なあらすじもスライドでアニメチックに説明できます。YouTubeアイコンをスライド上でクリックすれば、その場面に頭出しで飛ぶことができて、鑑賞しながらあらすじを追うのも簡単です。

これだけあれば授業中に複雑な説明にしどろもどろになることもありませんし、DVDや動画の頭出しで手間取ることもありません。

○スライドに連動したワークシート

3枚セットのワークシートです。生徒が自分で鑑賞できるように動画のQRコードあり、プロット表ありと便利になっています。

空欄の生徒用と答え入りの先生用2種類あります
ワークシートはスライドの流れにそって記入し、課題ができるようになっています。紹介した音楽にQRコードをつけてあるので、宿題にして聴いてこさせたり、自分で学習を進めることができるようになっています。

Wordファイルのデータがダウンロードできるので、自分が教えたいようにアレンジするのも簡単です。(PDFもあります)
生徒用と先生用(解答つき)の両方用意しています。


○【おまけ1】「音楽をあらわすことば」プリント(PDF)

鑑賞ワークシートに自分の考えを書き込むときに、「音楽をどんなことばを使って説明すればいいのかわからない」というのは授業のネックになりやすいところ。

  • 音そのものをあらわすことば

  • 音楽のイメージをあらわすことば

に分けて使えることばが一覧表になっています。
ワークシートに添えて配ると効果的です。


○【おまけ2】「魔笛」観賞用プレイリスト(YouTube)

スライドに埋め込んだ動画や参考用の動画を一覧にしたYouTubeプレイリストをシェアしているので、ご自分のYouTubeアプリに登録すれば授業で便利に使えます。

価格は…

この教材の定価は4,980円です。

オペラの鑑賞教材は教材準備が一番手間です。今回でいえばオペラについて知り、啓蒙思想についても調べてワークシートを作成したり、スライドを作ったり。
働きながらこれらの教材作成や準備をするのははっきり言って大変です。
それを全部こちらでやっておきましたよ、というのが今回の教材です。(この教材を作成したのに自分が費やした時間は20時間を超えてます…)

忙しすぎて教材準備の時間がない先生生徒に効果的な授業を展開したい先生のお役に必ず立てるはずです。
いろいろな要素を盛り込んで作ったので、「中身が足りない」ということはないはず。分量がかえって多いかもしれません。
スライド・ワークシートともにアレンジは自由にできますので適宜削って使ってください。

ダウンロードしたデータを一通り確認して、不要な部分を削除したりしながら、ササッと整えてすぐに授業できますよ。

今後教材をアップデートした際も新しい教材は無料です。

使いたい方は以下からダウンロードしてください。


オペラ「魔笛」の鑑賞・創作授業教材のダウンロードは以下から

ここから先は

1,018字 / 7ファイル

¥ 4,980

最高の教材を作るための研究費用(書籍等購入)に充てることでサポートいただいた分をあなたに還元できるようにします!