「詩」ジャスミン
目覚めれば 甘い香り
あなたが お茶を注いでいる
時計のない部屋 雨の降る午後の中で
私はどれくらい 眠っていたのだろう
あなたも ジャスミンの香りも
面影だと知りながら 私はあなたを手招く
立ち昇る湯気が あなたの髪に触れる
涙がとめどなく零れ落ち 私はあなたの名を叫ぶ
声にならない声が 私の胸の中に響き渡る
私は深く目を閉ざす まだ止まぬ雨の午後に
私は一人 還っていく
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?
目覚めれば 甘い香り
あなたが お茶を注いでいる
時計のない部屋 雨の降る午後の中で
私はどれくらい 眠っていたのだろう
あなたも ジャスミンの香りも
面影だと知りながら 私はあなたを手招く
立ち昇る湯気が あなたの髪に触れる
涙がとめどなく零れ落ち 私はあなたの名を叫ぶ
声にならない声が 私の胸の中に響き渡る
私は深く目を閉ざす まだ止まぬ雨の午後に
私は一人 還っていく
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?