見出し画像

最低賃金アップで思うこと

10月から最低賃金が東京都は1,113円になる。41円アップだ。
飲食店は人がいないと成り立たない。
そこで人件費が一気にこれだけあげられると収支を大幅に圧迫する。
パティスリーとコーヒーショップを経営して2年目に入った。今のところ収支は±0くらいの着地になっている。

ここで10月に最低賃金が上がると約16万円くらい月の人件費が増える。
元々最低賃金より上の時給ベースでできれいれば良いのだがなかなかそこまでは至っていない。
最低賃金が上がることで最低賃金でないスタッフの時給も上がることになる。できることが多いので時給を高くしているスタッフの不満を生みたくないからだ。

良いサービスを提供し満足をいただくことでお金を稼ぎ、より美味しいものを提供したり、スタッフの給与を上げていけないお店は潰れていくということだ。
都内では賃金を上げても人が来なかったり人手不足も深刻。
働いてみたいと思える環境を経営側は作らなくてはならないのだ。

ネガティヴに考えていても仕方がない。
より高いレベルを目指し価格を上げていくしかない。価格を上げても満足をいただけるかどうか。
飲食店としての実力を問われていると思う。
会社としても魅力的な働く環境を用意できなければスタッフは辞めていくというステージになった。
次の人が簡単に見つかる時代ではない。
緊張感と共にワクワクする気持ちがくる。
これから日本の食は世界から求められると思うし、
食べることは人間の生活には欠かすことができないし飲食業の未来はこれから伸びると思う。
外的要因に対応しながら関わる人が幸せになるサイクルを作っていきたい。

良ければサポートお願いします!店の運営費に当てさせていただきます!