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再会までの手記 3 友達に言われて気づく厳しい現実、生き抜くためのアドラー心理学。

「違う人としてマッチングアプリに登録して彼の近況を知りたいから写真貸してくれない?誰ともマッチしないから!」

友達に連絡しました。いや、今思えば「してしまった」のです。
なぜかと言うと、自分じゃできないことがあったから。。

それは、占い師との会話で。
🔮「違う人になりきって登録して、別人として彼と会話して仲良くなるのはどうですか?」

🥛「さ、さすがにそれはできません!」
と言いつつ、別人として彼のマッチングアプリのアカウントを見たいな、と思った。
自分本人としてだとブロックされちゃうから泣
(2回経験済み)

彼を追いかけるにあたって、彼の近況は知る必要はないけど、でも知りたいな、知れたら元気もらえるなと思ってマッチングアプリのアカウントを覗きたかったのです。(もはやストーカー?)

ということで、友達に写真を貸してもらおうと思って連絡したのですが、すぐに後悔しました。

だって言われてしまったのですよ、、

あやかちゃん👧🏻「マッチングアプリのストーカーするのは良くないんじゃないかな、かんたくん(好きな人👦🏻)を諦めて他の人行くのはどうだい😢」

う、まぁこの言葉は何回も言われてきたから許容範囲内です。
すかさずこう返します。

🥛「いやぁ、色んな人からアプローチされるけど心が全く満たされないんだよー!!」

👧🏻「傍から聞いてる感じだと、かんたくんにはミルクとそうなる気持ちはないんじゃないか、、?、」

わかってます。彼が一緒になりたいと思ってなくとも、わたしが追いかけたい気持ちが大きいから追ってるんです。
だから、「わたしはそれでも幸せだよ!」と伝えたくて、こう返しました。

🥛「好きな人に愛を伝えるととても幸せを感じて満たされるタイプなんだよね。愛されるより笑」

しかし、返ってきたのは、、

👧🏻「ミルクがたのしくてもあっちにはストレスになるかもやん() 今連絡取れない状況になってるんだし、一緒にいるのがかんたくんにとって居心地のいいものではなかったんだと思うよ、、」

グサッッ、、、
そう来たかー😂
この言葉、かなり刺さりました。というのも、わたしが行動すればするほど、好きな人を不幸にしてしまうのはとても申し訳ないなと思ったのです。
追わないのは自分が辛いし、追いかけたら好きな人が辛くなる。なにこの地獄?
もうこれ、自分を存在否定するしかないじゃん!死にたくなっちゃうやつじゃん!!

……ううん、ミルクちゃんは死にたいなんて思わなくていいんだよ!!
現状の認識を変えれば、自分を責めなくて済むんだよ!!
(自分の中の天使の声)

はい、ということで、生き抜くためのワンポイントアドラー心理学のコーナーです。(興味ない人は飛ばしてね)

「課題の分離」という考え方がありまして、どういうことかというと、
 ①目の前の課題は、誰の課題なのかを明確にして
 ②相手の課題であればそれはその人に任せて
 ③自分は自分の課題に集中する
ということです。

わからないですよね?
具体例を挙げますね。
勉強をしない子どもと、それにイライラ不安になる親がいたとします。

「子どもが勉強をしない」という課題について、手順通りに考えましょう。

【①誰の課題か?】
勉強をしない結果、その被害を被るのは誰か?と考えます。
それは、子ども自身ですよね。子どもの勉強によって親の学力は左右されないし、親の将来の年収に関与するものではありませんね。勉強をしなくてはいけないのは子どもです。
ということで、これは子どもの課題です。

【②他人の課題であればそれはその人に任せる】
はい、「勉強する」のは子どもの課題ですので、親はそれを子どもに任せます。
つまり、いちいちムシャクシャして「勉強しなさい!」って怒ったり、「うちの子大丈夫かな」って不安になったりしなくていいということです。
ちなみに、人間関係のイライラや不安の大半は課題の分離ができると解決します。

【③自分は自分の課題に集中する】
おいおい、子どもに任せるってことは放っておけってことか?と思った方もいるでしょう。そうではありません。
この状況の親の課題を考えてみます。親が気にかけてるのは何か挙げてみるとしたら
「勉強をしない子どもの将来が心配。学歴社会を生き抜くために勉強してほしい」
「子どもがちゃらんぽらんになったらご近所さんからの目が気になっちゃう」
という感じで、とにかく勉強してくれないと心がモヤモヤして落ち着かないから、怒ったり不安になったりしちゃうわけですね。
これこそが、親の課題なんです。このモヤモヤとどう付き合うかが親の課題です。

ただし、原則、人の課題には土足で踏み入らないのが課題の分離です。怒って勉強させるというのは、土足で踏み入ってますし、怒っても子どもは勉強しませんよね?笑

ではどうやって「モヤモヤする」っていう親の課題を解決すればいいか。

いろいろ方法はあるのですが、
・自分のモヤモヤの気持ちを受け止める
・子どもは「勉強する」という課題を対処する力があると信じる。
・子どもが勉強をしたら「がんばったね。とても嬉しいよ」などと素直な声をかけてお茶とお菓子を出したりする(つまり、とにかく勉強しやすい、してよかったと思える環境を整える)

などが挙げられます。

こうやって、課題の分離は絡まり合った人間関係を解きほぐしてくれるので、スッキリした気持ちで前向きに過ごせます。

以上、アドラー心理学のコーナーでした。


脱線が長くなりすぎたのですが、今のこの場合も「課題の分離」をして、スッキリ前向きに捉え直しましょう。

現状は、
「追いかけると彼が辛くなる、追いかけないとわたしが辛い」
でしたね。

【①誰の課題か?】
まず、「追いかけないとわたしが辛い」から考えてみましょう。辛くなるのはわたしなのでミルクの課題です🥛
これはすんなり受け入れられると思います。

次に「追いかけると彼が辛くなる」について、辛くなるのは彼自身なので、なんとかんたくんの課題です👦🏻
………ちょっと引っかかるけど、理論的に考えればそうなるよな、と思うと思います。次に進みましょう。

【②他人の課題であればそれはその人に任せる】
ここでの他人の課題は、「追いかけられてかんたくんがつらい思いをする」ということです。
はい、これを、かんたくんに任せましょう。ミルクは自分のことのように気を揉んでも仕方ないです。だってかんたくんの気持ちはかんたくんが自分で処理すべきものだから。

「って、ちょっと待って!!??ミルクのせいで辛いのに素知らぬ顔して迷惑をかけ続けるの??」
って、読んだ人は疑問が湧くとともに、なんて都合のいい考え方をして自分を正当化してるんだ、、と怒りすら湧いたと思います。

まぁまぁ、落ち着いてくださいな。
とりあえず、次の手順に進みましょう。

【③自分は自分の課題に集中する】
はい、ミルクの課題は「追いかけないとつらい」でしたよね。
これはミルクが責任を持って対処する課題です。

じゃ、我慢するのは辛いので追いかけましょう!!
と、解決策を提示します。すると、ここでまた1つある課題が生じます。

「追いかけたせいでかんたくんに辛い思いをさせるのが辛い、申し訳ない」
さすがのわたしもそう思います。都合よく正当化して人に迷惑をかけるほど面の皮は厚くありません。笑
なので、この気持ちもまたミルクが対処すべき課題なんです。
②では、彼に任せましょうと言いました。それは言い換えると、彼が辛い思いを乗り越える力がある、迷惑を受け取ってくれる余裕がある、と信じることです。
でもこれだけだとモヤモヤが消えませんよね?
この時のモヤモヤは、わたし自身の課題なんです。

現状を整理するとわたしの課題はこうです。
「追いかけないとつらい。でも彼に辛い思いをさせたくない。」

はい、ただ整理しただけです。
でも少しスッキリしました。
スッキリしませんか?自分の思いを明確にすると頭がクリアになって視界が開けたように感じませんか?
わたしは、感じます。その証拠にあることにひらめきました。

つまり、この課題は「彼に辛い思いをさせずに彼を追いかけるにはどうすればいいか?」という問いに置き換えられるんです。

前向きな問いに置き換えられたらもうこっちのものです。
なぜなら、対処法が自然に浮かんでくるからです。

問いってそういうものですよね。「どうすればいい?」って聞かれたら自然と解決策を考えて「こうすればいいんじゃないかな」って提案しようとしますよね。
そのために、適切な問いをたてるのに役立つのが課題の分離です。

はい、ここで解決策を考えました。

まず、できる限り辛い思いをさせないようにするには。
わたしが未だに彼を想ってることが知られるだけで彼は辛くなります。だから、まっったく知らせないように連絡を一切しません。アピールしません。
もちろん、彼を想わないようになれば、はたまた縁を切れば、彼は辛くならないけど、それではわたしが辛すぎて無理なので、もうそこは、勘弁してぇ許してぇということで、密かに思い続けます。
彼に知られないように密かに思うけど、このマガジンの中では好き全開でいきます!!
わたし、恋をしてとても幸せです。もう1年以上連絡とってないけど。

そして、自立して社会的な肩書きが変わったら連絡したいです。
もちろん、それすらもウザいのはわかってます。連絡自体はうざいけど、できる限りウザさを軽減する策として、「使える人」になります。

好きだよ!って近づくんじゃなくて、「こんなに成長して、お金を稼ぐスキルがあって人脈もあるよ!あなたの役に立ちたいよ。」って感じで連絡します。
彼は経営者なので、「使える人」には目がないというか、かなり重宝するんですよね。人を紹介してほしいとか、今こんなスキルがある人いないかなとか、そういうのは仕事柄かなりアンテナ張ってます。

作戦をこしらえて、厳しい意見をくれる友達のあやかちゃんとのLINEに戻りましょう。


👧🏻「会える前提で考えないほうがいいのでは、、というかミルクが会おうとすればするほど会えないとおもう、、」

🥛「会うか会わないかを決めるのはかんたくんだから、わたしは会いたいとアプローチをするだけよ。できるだけウザくない形で笑」

はい、課題の分離です!わたしは自立したら会いたいとアプローチして、その受け取り方は彼に委ねます!(自立するまではアプローチしないよ!)

👧🏻「かんたくんからしたら、会おうとアプローチされればされるほどミルクは自分への気持ちがまだ強いんだなって感じるから逆効果なきがする、第三者からきいてるぶんにはね」

ちょっと胸に刺さるけど、たしかに、わかります。。

🥛「気持ちが強いとあっちが萎えちゃうよね、だからそうじゃない感じでアプローチできたらなーと思う。
生きてる限り会えるかもしれないからね〜模索すればお互いが一緒にいて幸せだと思える関わり方があるかもしれない」

👧🏻「ミルクにその気があっても、相手にその気がなければ模索できないとおもう…
わからん、追って応じられなくてもその苦しさより楽しさが勝つとかなら応援協力するけど、1友達としてはあんまり聞いてて気持ちいい話ではないんご。」

そうか、聞いてて気持ち良くないのか。
だから話を聞いて反論したくなっちゃうんだろうなぁ。
と、思いつつここで畳み掛けます。笑

🥛「今はその気がないけど、未来はその気になるかもしれないからね
未来をどう描くかは自由だから自分の都合のいいように描けばいいと思う。実際関わる時は距離感を見誤らないように気をつけなきゃだけど!
好きって迫っても嫌がられるけど、「メリットのありそうな人、使える人」って思われれば関われると思うんだよね、それで関わる中で少しずつ距離を縮められればと思ってる」

👧🏻「おおん、、そこまで言われちゃうと。がんばやで。」

はい、戦い(?)終了です。
最後は渋々了解という形で、頑張れと言ってくれました。
もちろん、応援してもらわなくたっていいんだけど、第三者から受け入れられないのはキツいものがあるなーと。
ま、そこもまた課題の分離です。
受け入れないのは他者の課題。自分はどうするか考えるのみです。
(ちなみにマッチングアプリに写真を使うことは断られました笑)


人生は孤独な道ですね。望むものを得ようとしたら、他者の顔色を窺うのではなく、自分で孤独な道を切り拓いていくしかないなと思わされます。

でも、アドラー心理学を使用して少し楽に考えられたと思います。これぞ、生き抜くための心理学です!
こうやって少しずつ楽な道へ整備していきましょう。

てことで、今日のまとめ。

【今後の戦略】
①経営者として自立するまではウザがられるだけだから絶対に連絡しない
②「好き」と迫っても嫌がられるから「使える人」として関わる
③やはり友達ウケは悪いので話さない。
●アドラーはめっちゃ使えるので今後も支えにする!


追記
LINEの最後はこう締め切りました。
🥛「人には受け入れられないと思うから言わないでおこうと思う〜」
👧🏻「うん、他の人には言わんどき」

あやかちゃん話を聞いてくれてありがとう😢

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