人口3万人の田舎の八百屋をWEB集客で売上アップできるか?地方の個人店に一般化できる集客モデルを模索中
最近、地方の個人店に一般化できる集客モデルに関心を持っています。
名古屋から地元の熊本県人吉市[人口3.3万人]に帰ってきて思うのは、WEB集客の概要について話せる人が本当に少ないことです。
正直言えば、じゃあ名古屋はどうなの?と聞かれたときに、WEB集客はなにをすればいいの?なんのためにやるの?と答えられる人は地方とそう変わらないかもしれません。
ただ、地方に帰ってきて何人かの個人事業主の方と話して思うのは、とにかくWEBというものへの得体のしれない忌避感(恐怖?)のようなものの存在を感じること。
それは少なくとも、「WEBには疎いから」「やった方がいいのは分かるけど、なにしたらいいか分からん」といった名古屋の個人事業主からうかがった言葉とは別物です。
そこで今回、人口3.3万人のわたしの地元 人吉の実家の店舗を実験台に、素人がメジャーなツールを使って無料で集客効果を体感できる仕組みを作れないかと実験してみました。
組み合わせは3種[+α]のツール
まず、今回組み合わせたのは以下のツールです。
Ameba Ownd ー 公式サイト代わり
Instagram ー 画像による集客
Googleビジネスプロフィール ー MEOによる集客
note ー SEOが弱いAmeba Owndへの送客とブランディング
今回は+αとして、わたしが今書いているnoteでコンテンツ作り&送客をしていますが、それほどブランディングに力を入れているわけではないので、あくまで+α程度です。
さて、この4つのツールの組み合わせですが、個人的には、無料ツール4つのなかで店舗が使うにはバランスの良い組み合わせだと思っています。
公式サイト代わりに情報量を詰め込めるものの、SEO的に強いとはいいがたいAmeba Ownd。
どれだけ地方の情報でも一定数ウォッチする層がいるうえに、更新頻度がそれほど問われないInstagram。
Google mapなどの地図情報やMEOに加え、臨時休業などの情報を反映させやすいGoogleビジネスプロフィール。
SEO的に強いうえ、アクティブユーザーも多いのでSEOの知識がなくても記事が読まれるが、公式サイトのような複雑な作りこみは難しいnote。
…といった感じ。
ぶっちゃけ、冒頭で話したレベルでWEB集客に忌避感を持っている人にはこれでもキツイのですが、既存のシステムを使ったWEB集客としては、一番難易度が低いぐらいに設定はしてあると思います。
実際のところ、効果はあるの?
すでに、InstagramとGoogleビジネスプロフィールについては、数カ月前から運用を始めており、それぞれ集客効果があったことが確認できています。
具体的にいくらとか何人とまでは分からないものの、初めての来客の方もちょこちょこといらっしゃっており、一般の方の来店につながっていると報告が上がっています。
Googleビジネスプロフィールについては自分でKindle本を出版しているぐらいですし、集客できなかったら恥ずかしいのでよかったです…笑
また、最近ではここにAmeba Owndを追加しました。
一般人の集客はもちろんですが、これによって飲食店への卸や給食への卸など、BtoBの集客ができるのではないか?と構想中です。
こちらはまだ稼働させたばかりなので、SEO的に効果を発揮するのは先ですが、InstagramやGoogleビジネスプロフィールのWEBサイト欄にはリンクを貼っているので、そこから間接的に集客効果を発揮してくれるのではないかなと期待しています。
もし、これで田舎の個人店に一定数の集客ができるようであれば、今回の具体的な対策や集客ノウハウをほかの店舗にも提案して、一般化できないかと画策中です。
また1~3カ月後に効果が出たら報告しようと思いますので、よかったらお楽しみに。