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衝撃!コーヒー粉の微粉を除去したらめちゃくちゃ美味しくなった!

こんにちは!twins|コーヒーと庭 です。
前回の記事で、コーヒーの微粉を除去してみたいという話をしました。

早速実験してみます!


コーヒー粉の微粉って何?


まずはコーヒー粉の微粉がコーヒーの味に与える影響について、復習です。

微粉とは、細かすぎるコーヒー粉のこと
微粉とはその名の通り、細かくなりすぎてしまったコーヒー粉のことを指します。淹れ方によって適切な挽き目は変わりますが、狙った挽き目よりも細かく挽かれてしまった粉を一般的に微粉と呼びます。

ヤマとカワ珈琲店ブログより引用

そしてこの微粉が味にどう影響するかというと、コーヒー粉の表面積が大きくなることにより過抽出となり、意図しない雑味やエグみの原因になるのです。

ただ、微粉による成分が、コーヒーにフレーバーの複雑さやコクを与えることもあるため、一概に「微粉=悪」と言うこともできません。

が、しかし。

わが家で使っているミルの場合、この微粉が多すぎる可能性があると思っています。そして、それがペーパードリップしたときのイヤな後味とエグみにつながっていると予想します。

そこで!実験だ!

キャン・ドゥでふるいを調達!


ふるい

家にもふるいがあったのですが、少し目が粗い気がしたので新しく調達してきました。

目は細かめ

こちらを使って、コーヒー粉の微粉を除去してみます!

深煎りブラジルで、いざ実験!


║ふるいで微粉を除去

では、深煎りのブラジルで試してみます。いつも通り14g計量し、いつも通りミルで挽きます。そしたらコーヒー粉をふるいにイン。

ふるいにコーヒー粉を入れて、ふりふり

何回かに分けてふるいにかけます。すると…出てくる出てくる微粉!…え、ちょっと出過ぎじゃない?

大量の微粉

微粉を取り除いたコーヒー粉を計量してみると、なんと14g中、3.2gが微粉と化していました。

微粉を取り除いたあとのコーヒー粉

これは…そりゃあこれだけ微粉が出てれば雑味もエグみも出ますよね。ちょっと衝撃的な結果です。

追加で豆を挽いて再度微粉を除去し、微粉を含まない14gのコーヒー粉ができあがりました。

いつもよりサラサラしています

║ペーパードリップ!

それでは、微粉を取り除いたコーヒー粉を使ってペーパードリップしていきます。ドリップメソッドはこちら。

お湯を注ぐと、いつもより膨らみが良い!これは期待できる気がします。わくわく。

蒸らし中。いつもよりよく膨らむ!

3分で落とし切りのレシピなのですが、いつもよりお湯の落ちるスピードが早く、2分半ほどでお湯が落ち切りました。

落としきった様子

サーバーに落ちたコーヒーも心なしか濁りのない透明度の高い色に見えます。気のせいかしら?

200mlの深煎りブラジル

お味は…パーフェクト!


微粉のないコーヒー粉で淹れたブラジル

ではでは、早速いただきます!
まず、香りがとても良いです。いつもよりもはっきりとしたこうばしい香り。

そして、味は…求めていたスッキリ感!これこれ!
舌に残るザラザラ感もなく、エグみもない。でもしっかりとブラジルの風味は残っています。

ネルで淹れたときのように、後味に甘みを感じます。そして冷めてくるとよりいっそうまろやかに。

ついにペーパードリップで納得できる味になりました。微粉除去の効果、おそるべし…!

いつものコーヒー粉をふるいにかけるだけでお試しできるので、みなさんもぜひやってみてください!

そして決意しました。ミルを買うぞ!


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