珈琲きの子

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BL小説書いてます。ムーンライトノベルズ https://xmypage.syosetu.com/x8545w/ ツイッターよりこっちの方が呟きらしい呟きをしてるかもしれない。

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嵌められた悪役令息の行く末は、

著者:珈琲きの子 表紙:石田惠美先生 レーベル:アンダルシュノベルズ 出版社:アルファポリス サイズ:P363 精霊に愛された精霊使いである公爵子息エミールは、その特殊な能力ゆえに自国の第二王子と婚約していた。 しかし、結婚式が一月後に迫ったある日、突然罪人に仕立て上げられ投獄されてしまう。 実は平民出身の男爵令嬢に惹かれていた王子が、婚約者であり特別な力を持つエミールを疎んでいたのだ。 支えていきたいと思っていた人に裏切られ、最下層の牢で衰弱していくエミールだったが、 幼

    • 傲慢な貴公子はオメガに堕ちる

      著者:珈琲きの子 イラスト:hato先生 出版社:エクレア文庫 挿絵付き単行本 書き下ろしSS付 あらすじ ただ一度きりでいい。 イェレの愛の一欠片でも欲しい――。 人間と獣人が対立する世情のなか、公爵家の嫡男・ヨアンは、従者の黒豹アルファ獣人・イェレへ、種族を超えて叶わぬ恋心を抱いていた。 従者の契約期間を終えれば、イェレは自分の元から離れてしまう……。 思い悩んだヨアンは、一度きりの夢を見たいと獣人を惑わす薬を使用し、無理やりイェレと関係をもってしまう。 浅はかな

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        ★各作品の画像をクリックしていただくと、詳細ページに飛びます★ ◆2023年発売『傲慢な貴公子はオメガに堕ちる~隷獣アルファを愛した代償~』2巻 エクレア文庫様より 全体的にほの暗くて、切ないお話。胸が苦しくなるようなお話をお探しの方にオススメです。 続巻となります。 ◆2022年発売『嵌められた悪役令息の行く末は、』 アンダルシュノベルズ様 少し違った悪役令息物を楽しんでいただけます。 『君が教えてくれた恋』 スピカ文庫様  BL初心者さまでも読みやすいお話です

        • 君が教えてくれた恋

          著者:珈琲きの子 表紙:伊藤モネ先生 出版社:スピカ文庫 優秀な魔術師だったアシュリーは、とある理由から騎士団に入るという夢を諦め、祖父から受け継いだ路地裏の小さな古本屋を営んでいる。ある日、古本屋へひとりの青年が訪れる。 恋物語を探しているという彼、ウィルフレッドに魔術書しか置いていないことを説明すると、彼はなぜか目を輝かせた。聞けば、騎士団の魔術師になりたかったが魔力が足りず、今は貴族令嬢の護衛をしているという。 年頃だというのに浮いた話のひとつもないことを心配した令嬢

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          傲慢な貴公子はオメガに堕ちる

          著者:珈琲きの子 イラスト:MEGUM 出版社:エクレア文庫 挿絵付き単行本 書き下ろしSS付 獣人国と冷戦状態にある人間国・ シェルマン。 公爵家長男のヨアンは黒豹のアルファ獣人・イェレに魅せられ、奴隷にする。博識で精悍な獣人はヨアンの心を惹きつけてやまず、恋心が芽生えるのもすぐだった。 ヨアンの気持ちに気付きながらも応えてくれることはないイェレを誘惑しようと、ヨアンは怪しげな薬を飲む。イェレと結ばれはしたものの、ヨアンの体はオメガに変化してしまった。 貴族社会から追放さ

          傲慢な貴公子はオメガに堕ちる

          自由の鎖 unlimited対応

          ↑画像クリックでアマゾンKindle商品ページに飛びます。 辺境生まれの騎士見習い×幼馴染 フィデルはシーナを幸せにしたくて騎士になりたいという夢を持っていた。 シーナはフィデルを愛し、夢が叶うことを願い側で支えていた。 夢を追いかけやってきた王都で二人を待っていたのは、身を裂くような試練だった。 自暴自棄になり、恋人を傷つける情けない自分。恋人の夢を叶えるため、穢れていく体。 壊れていく日常に二人は…… ※暴力表現有り(モ/ブレ) ※メリーバッドエンド(共依存ハッ

          自由の鎖 unlimited対応

          家事代行シリーズ

          ↑画層クリックでアマゾンKindle商品ページに飛びます イケメン家事代行(人外)×快感に弱い受け 家事代行を頼んだら、イケメンが来て、スッキリさせられてしまう話。 でもそのイケメンは普通の人間ではなく、深月を迎えにきた人外だった…!? 『家事代行でスッキリさせられちゃった話』 『アフターケアで中に出されちゃった話』 『新サービスで責任取られちゃった話』 電子書籍特典『助けられたと思ったら、マーキングされちゃった話』 おまけSS「欲しくて待てない」 を収録しています

          家事代行シリーズ

          その手で満たして unlimited対応

          ↑画像クリックでアマゾンKindle商品ページに飛びます スパダリ(?)先輩攻め×トラウマ持ち後輩受け 大なり小なり、誰もがもっているだろうトラウマ。 保科優己は幼いころに痴漢に遭い、それがトラウマになっていた。 通勤に電車を使わなければいけなくなったのだが、毎日のように痴漢に遭うようになり憂鬱な日々を送っていた。 優己を裏切るように徐々に激しさを増してくる痴漢行為。電車に乗れず、ホームで立ち尽くしていた時、会社の先輩、城崎瑛一郎に声をかけられる。城崎は一緒に電車に乗

          その手で満たして unlimited対応

          香水は大人なカホリ

          付き合いたてDKのBがLしてるお話です。 「しゅん、帰るぞー」 「あーい!」 教室のドアのとこに隣のクラスから来たひーちゃんが立ってる。ちょーイケメンの幼馴染。 そんなひーちゃんは実を言うと俺のカレシだ。まだ付き合って1週間のぴちぴちのカップル。 鞄を背負ってひーちゃんに駆け寄れば、冷やかしが飛ぶ。でも俺は満面の笑みで返してやる。ラブラブ参ったか! 「かーわい」 そう言ったのは、甘々な蕩ける笑みを浮かべるひーちゃん。俺の頭を撫でて、見せびらかすように頭を引き寄せた。ふ

          香水は大人なカホリ

          自分的快挙

          『傲慢な貴公子はオメガに堕ちる~隷獣アルファを愛した代償~』 Renta!にてデイリーランキング、5位を頂きました!! ありがとうございます!!! 話題の新刊にも載っているので、このページで二つこの表紙絵が見れました✨ 応援本当にありがとうございます!

          君・涙・花を使って文を作ろうそれがお前の求めているシリアスだ やっとここに来れた。君の眠るこの場所に。 行けるのなら、君の元に行きたい。 行って、君の笑顔をもう一度見たい。もう一度抱きしめたい。もう一度、声が聞きたい。 一粒の涙が石を濡らしたとき、小さな手が一輪の花を供えた。

          君・涙・花を使って文を作ろうそれがお前の求めているシリアスだ やっとここに来れた。君の眠るこの場所に。 行けるのなら、君の元に行きたい。 行って、君の笑顔をもう一度見たい。もう一度抱きしめたい。もう一度、声が聞きたい。 一粒の涙が石を濡らしたとき、小さな手が一輪の花を供えた。

          おっさんがキュンキュンする話

          「おじさーん」 俺の家に入り浸っている甥が俺を呼んだ。 「あ? おじさんって呼ぶなよ。年取った気になるだろ」 「もう40じゃん。十分お・じ・さ・ん」 若い時からずっと構ってきた奴にオジサン呼ばわりされるのはどこか腹が立つ。 「うっせ。ガキは飯食って寝てろ」 俺がそう言って、晩飯の大皿をテーブルに置くと、甥が眉を寄せた。 「はぁ? 俺ガキじゃねぇし。もう二十歳超えたし」 「俺の半分しか生きてねぇなら、ガキだガキ。ほら、冷める。早く食えよ」 甥は全く手を付けようとせ

          おっさんがキュンキュンする話

          思い付きSS BAD/HAPPY分岐あり

          自分に見合わない美青年から熱烈な告白を受けて、からかわれてたり罰ゲームだったりするのかなぁ、って最初は警戒して断ってたけど、 何回も何回も当たって砕けてくる美青年に折れて付き合うことになって、でもやっぱり不安なこともあって、いつ振られても良いっていう気でつきあってた。 けど、半年経っても一年経っても、美青年の愛情は変わらなくて、反対にぐずぐずに融かされて、美青年がいないと生きていけないぐらい、心も体もベッタリ惚れてしまった平凡な青年。 その平凡な青年は、抑えきれずに自分から初

          思い付きSS BAD/HAPPY分岐あり

          「これとこれと…あれも買って」 僕は我儘で欲が深いフリをする。彼は「してあげる」ことが大好きだから。 僕に物欲や我儘を言うほどの強い自我もない。だから彼の気を引くために毎日頭を働かせる。 本当は傍にいれば十分。でもそんな陳腐な自分を押し殺して、今日もまた彼の横で唇を尖らせるのだ。

          「これとこれと…あれも買って」 僕は我儘で欲が深いフリをする。彼は「してあげる」ことが大好きだから。 僕に物欲や我儘を言うほどの強い自我もない。だから彼の気を引くために毎日頭を働かせる。 本当は傍にいれば十分。でもそんな陳腐な自分を押し殺して、今日もまた彼の横で唇を尖らせるのだ。

          恋人繋ぎで肩を寄せ合う双子のような彼らは我らが癒し。 額を合わせてクスクス笑い、掠めるようにキスした後、周りを見回し二人してホッとする。お互いに顔を見合わせ、堪えきれずにまたクスクス。 皆見ていないフリをするのは慣れたもの。彼らの空気を汚さぬよう、見守り隊は今日も横目で観察する。

          恋人繋ぎで肩を寄せ合う双子のような彼らは我らが癒し。 額を合わせてクスクス笑い、掠めるようにキスした後、周りを見回し二人してホッとする。お互いに顔を見合わせ、堪えきれずにまたクスクス。 皆見ていないフリをするのは慣れたもの。彼らの空気を汚さぬよう、見守り隊は今日も横目で観察する。

          僕は庭にある雨に濡れる花達に視線を移した。まだ蕾は硬く、花開くには少しの時間がかかるかもしれない。でも僕は知っている。この花が何色の花を咲かせるのかを。 「こんなに好きでごめんね」 縁側から庭に降り、雨に打たれることも構わず、紫陽花の蕾にキスをした。 かわいい赤い花を咲かせてね。

          僕は庭にある雨に濡れる花達に視線を移した。まだ蕾は硬く、花開くには少しの時間がかかるかもしれない。でも僕は知っている。この花が何色の花を咲かせるのかを。 「こんなに好きでごめんね」 縁側から庭に降り、雨に打たれることも構わず、紫陽花の蕾にキスをした。 かわいい赤い花を咲かせてね。