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言いかえ図鑑⑧

■ガッカリ

「いやー、こないだイヤなことあってさ」
「まじすかー!そりゃガッカリでしたね」

相手が少しネガティブな話を始めた際
ついつい相槌で言ってしまうワード
「ガッカリ」

たとえ共感の意味を込めて言っていたとしても
相手がモヤッとしがちです。

モヤッとするのは主に二つの理由があり
・『ガッカリ』という一言で片付けてしまう
→(ちゃんと話聞いてるの?)と
適当に聞いてないこの人って受け取られる。

・相手の話よりも強いマイナスワード
→(そこまでガッカリ話じゃないんだけど)と
反発されてしまう。

「ガッカリ」は安易に使う相槌ではないんです。
代わりに使いたいワードが
「そんなことがあったんですね」

これは相手のネガティブ話を
肯定するのでもなく、否定もしない。
いわば優しく受け止めるためのワードです。

軽々しく肯定も否定もしてこない
つまりはジャッジしない聞き手というのは
話し手にとって最高の聞き役。
このワードを実際に使ってみると驚くほど
相手が生き生きとした顔で話してくれます。

このワード、夫婦の会話でも最高に使えます。
嫁のとめどなく続く話にこの相槌で応えると
乗りに乗った嫁の全力話が続きます。
そして機嫌がめちゃめちゃ良くなります。
さらに夕食が豪華なものに変わります。
ぜひ機会があれば試してみてください。


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