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ととのう夫婦

「ととのう」という言葉を知っていますか。

サウナでいい感じに体を温めたり
水風呂、外気浴等で体を冷ますと訪れるという
なんかええ感じにキマる状態のことを
「ととのう」と言うみたいなんですよね。

アマプラで視聴できるドラマ「サ道」から
その言葉が広まったと言われています。

ちなみに嫁ちゃんは「サ道」の大ファンで
私に布教してくれました。一緒に観てます。
裸の男がたくさん出るのでおもしろいです。
未視聴の方は鼻息荒く視聴をお勧めします。

・・・

さて、「サ道」を視聴しすぎて
すっかり頭がととのってしまった嫁ちゃんは
サウナグッズを買い始めました。

サウナハットはもちろん、サウナマットとか
ガチャガチャ(一回400円)のミニアイテム。
そしていつでもサウナに行けるサウナセット。

おろおろする私を尻目に買い足されるグッズ。
最近では「サウナテントっていいよねぇ…」
などと恐ろしいことを言う始末です。助けて。

そんな嫁ちゃんの最近の殺し文句は
「サウナ行くでしょ?」です。
サウナ行こうよ!ではありません。
サウナ行くに決まってるよね?です。

会員制高級クラブの扉にドンと仁王立ちする
スタイリッシュ筋肉ムキムキ外国人の門番に
貧弱貧弱ゥな私が意見できると思いますか?
ええ、無理ですよね。そんなイメージです。

「うん、サウナいいよね。行こう行こう!」

私にはもう同調することしかできません。
いいんです。うなだれて自分を殺すだけ。
それでととのえるならそれでいいんです。

・・・

さて、なんだかんだ書きましたけど
私たちととのい夫婦は月2のペースで
サウナ(スーパー銭湯)に通っています。
こないだお得な回数券まで買ったりました。

そうなんです。
私たちはサウナにドハマりしてるんです。

あ、言い忘れましたけど今回の記事は
ちょっとガチ目のサウナ推奨記事です。
サウナ容認派の方は先へお進み下さい。

さて私はミストサウナも好きなんですけど
ストロングスタイルのドライサウナが至高。

サウナ最上段でサウナハットを目深に被り
超絶熱気に身を任せる時間がたまりません。

水風呂は刺激がとても強すぎるので
体調に余裕があるときだけ入りますが
首まで浸かると一気に別世界に行けます。
いち早くととのいたい方はお勧めなのです。

ちなみに嫁ちゃんは水風呂が少し苦手で
いつも外気浴を選択してととのっています。
先日「足まで浸かった」と喜んでいましたが。

サウナ→外気浴→サウナ→水風呂

みたいな感じで暑さと寒さを行き来してると
突然脳がバグったような多幸感に包まれます。

これを外気浴中のリクライニングチェアで
体感したらよだれが出るほど気持ちいいのです。

やったことはないけど法律で禁止のドラッグは
こんな感じの快感を得れるんだなぁと思います。

心の底から、全人類は一度でもいいから
「ととのう」を経験してほしいと思っています。
あの何とも言えない感覚は経験したほうがいい。
(ただし心臓が弱い方に水風呂は勧めません)

・・・

さてさて、結局のところ私がいいたいのは一つ。

「ととのう」は、個人差がある。

これです。

そもそも、「ととのう」って感覚的なもので
これがこうしてああなって…と説明は難しい。

誰もが納得するクリティカルな「ととのう」
の説明記事は存在しないのです。

だから「ととのう」ってどんな感覚?と
聞かれても上手く答えることができない。

「めっちゃ気持ちいい感じだよ」みたいに
小学生レベルの語彙力でしか答えられない。

仮に私と同じ手順、時間でサウナに入っても
私と全く同じく「ととのう」ことは難しい。
だって違う人間なんだから。

私も嫁ちゃんも「ととのう」体験してるけど
話を聞く限りその感じ方は違っているのです。
つまり、人の数だけ「ととのう」があります。

これは推測、いや憶測になりますが
めちゃくちゃに「ととのう」人もいる一方で
「ととのう」を全く体感できない人もいる。

だから、もしかしたらこの記事を読んでる貴方は
めちゃくちゃに「ととのう」人かもしれません。
もしそうだったら最高にハッピーなことなので
私はサウナをお勧めするのです。

さて、今週は嫁ちゃんとサウナの日だ!楽しみ。

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