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私にとって、幸せなご飯とは

それは自分で作ったご飯!
ご飯はレンチンのでも良いし、あとは簡単に卵焼きと乾燥した海藻をさっと入れた出汁入り味噌を溶いたお味噌汁

その3皿が並ぶだけで美味しくいただける

もちろん、例えばそこにミニトマトかカットしたトマト
浅漬け、明太子なんかあればもっといいし
一品作って肉じゃがなんかを添えるのも素敵だ

ご飯とお味噌汁とわずかなおかず、そこから食卓の世界は広がっていく

食べるときはYouTubeで岡奈なな子さんをよく見る
彼女がその容姿から想像できない大きなお口で白米やおかずを口にするとハッとするくらいに清々しくなるし、自分もお米を食べるときは一緒に食べると3倍も美味しく感じる

食は本当に素敵だ
とても有名な作家が誰かが、美味しいものをたべないとやっていけないのは不幸なことだ、というようなことを書いていたとかなり前に読んだことがあった

そこには人との友好や知識を満たす高揚感、いろんな意味で逆説的に食に喜びを見出さなくても幸せを感じていられる人はものすごく幸せ、ということなのかもしれないし、ただただ、先に書いたようなことが少ない空虚な人生への辛口の指摘なのかもしれない

でも、と私は思う

最近、読書できた本も食にまつわる描写が多い、食や生活の話、そして人との関わり

それに私が週末1日出かけるのも、何かを食べる!という喜びがあるからできるようになったし、今もできているのだと、これは強くつよく思う

一時期、栄養療法もしていたけど金銭的にも体調的も続かなくなっている
サプリメントを飲むとなんだか胃が気持ち悪くなるのだ
強迫性障害にはナイアシンがよいと聴くの、一つの栄養に偏っても桶の法則で意味は薄いと思うけれど、またそれは続けたいなと思っている

でもできることなら、たくさんの野菜、お肉や汁物、穀物から身体を形成するものがとれたら、どれだけ幸せだろうかと思う

私はその気難しそうな作家さんとワイングラスを重ねてから、食について話し込みたいと、恐れ多くも想像してしまう

そのお店はまるで洞穴のようなワインのお店で、みんなひそひそと声を潜めて話す
でも皆がみな、楽しそうなのだ
ウェイターさんが滑るような動きでチーズやバケット、そしてワインを運んでくれる

わたしはお気に入りの靴の感覚をテーブルの下で楽しみながら、その素敵な色の液体を一口、くちにするのだ

そんな想像をしてしまう

そのとき、自分は恐れなどなく、ただこの世界は温く気持ちの良い海のように感じているだろう

みなと一体でありながらも、あなたの話をききたい、そう思って、目をキラっとさせている


お力添えありがとうございます。