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リリイベ沼

前記事で推し活における「依存脱却」を目指したいと書きました。

なぜこんなにハマった?

これは推し活卒業の主旨でも、誰かへの問題提起でもありません。オタクを一生辞める気もなく、上手く付き合っていく事を目標としています。

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気が付いたら毎月予約している。クレカの請求に毎月CD代が載っている。

CDってこんなに毎月出るものだっけ?2024年からの発売頻度、リリイベ開催の回数やばくない?私がいる所だけ?まだ4月なのに、この先どうなるの?

と気付いたのが4月末です(遅)

リリイベ、リリースイベントとは憧れのアイドルと対面し、目を合わせ、可能なら少しの会話も出来ちゃう。幸せ!新しいCDが出る度に開催される夢のようなイベントの事。サイン会、ハイタッチ、写真撮影、じゃんけん大会まである。

※TVやCMに出て東京ドーム埋めるクラスのアイドルもしてくれる。

2024年になってから加速

以前はコンサートで来日した時と、プラス1回ある程度でした。年に2回程度なら、他の2推し3推しにも申込むのも全然いけた。

その感覚でいたら火傷した。

運営はシングルやミニアルバムを出す機会を増やして、何回もリリイベを乱発する事を覚えたのです。何度も敗者復活戦が行われる。

こちらの感情としては、悔しいけど、困るけど、推しと会えるチャンスを与えてくれて嬉しい(確実に育てられている)

sns仲間もどんどん感覚が変わっていきました。

真面目できちんとしていた人、最初はリリイベなんて…と言っていた人も『子供の学費貯金に手を出しそうになった』と。恐ろしい。いや、私も物凄いスピードで貯金が減った。他人事ではありません。

乗らせるか、乗らないか。運営との戦いです。

勝てていないからこその今なんだけど…(2024.5月現在)

なんでこーなった

アイドルとの幸せな時間、当落日までのドキドキワクワク感も勿論ですが、純粋にアイドルに会いたい気持ちと同じぐらい、仲間内で自分1人だけ良い思いをしていないのが嫌という心理がありました。

リリイベ開催自体が少ない頃・当選率が低い内もまだ良かった。現状は仲間が10人居たとしたら6人は当選する世界。体感6割ですよ?絶妙な数字。更に応募期間が1次・2次とあり、1次で周りが当選しているとワンチャン自分も行けるのではと2次に懸ける。

だって現場で会おうねー!ってキャイキャイ楽しそうなんだもん。私だって当選したい。

当選したら当選したで「推しに貰ったファンサ」報告タイム。えー!私はそんな対応して貰ってない。もしくは自分は良い思いをした方なのでは!?!?という時の嬉しさったら半端ない。

稀にそこから「でもね、私の娘はこんな対応を受けましたっ!」って娘自慢とファンサ自慢のコンボまで始まる。割とどうでもいい。

いつの間にかリリイベは「憧れのアイドルに会える場」からマウント合戦の場ともなりました。

めちゃくちゃ女の闘争心理を攻めて来ます…!

リリイベ発表〜当落〜終了まで、およそ1ヶ月半でしょうか。祭りが終わる頃に次が発表されます。

違和感

渦中にいながらも違和感を持ったのは「アイドルなら誰でもいい」とまで変化した人を見る事が増えた事です。

正直リリイベって贅沢な遊びの部類だと思うんですよ。でも憧れのアイドルと会えるかもしれないから大金を使う訳で。

そうではなく、彼らがどんな曲を歌いステージをして、作品にも興味がない。当選率が高そうと話を聞けば、CDという名の応募券を大量買い。

正直美しく無いって思ったんですよね…

ホストじゃないんだからって。なんだろう、違う職業の人に違う事を求めているというか。先日推しが「こんなにお金使ったのに対応が悪い」と責められていて。いや、何かおかしくなっている。

私も何やってるんだろ…

それでも運営側からしたら「良いお客様」な訳です。私が目くじらを立てる話でもない。でも、自分の領域を汚された気分になりました。せめてその人の事を大好きな人が行って欲しい。

だけど2推し・3推しにリリイベ目的で課金している私も同じムジナだよね…

これが立ち止まってみようかなと思ったキッカケでした。

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