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鬱になるまでを振り返る④ 🐈園児編(幼稚園)🐕

ふわっと、こんにちは!ロミルです★

今日も来てくれて、ありがとうございます!
今回は、自身の半生振り返り大作戦の第4回の記事になります。

1.はじめに

前回の記事では、僕の保育園時代についての振り返りと分析を行いました!

🌚「なんかな、集団活動は拒否るし、
  人との距離感間違えるしで、結果独りぼっち
  な淋しいガキだったな」
🌝「そんな言い方ないよ、ブラック!😠💨
  ロミル君なりの色んな葛藤があったんだよ!
  それに、少しだけど、一緒に遊べる子も
  できた」
🌚「ああ…クルミちゃんとラナちゃん、だっけ?」

by 謎の声ホワイトとブラック

そうです。
基本は独りですが、わずかな子とは一緒に遊ぶ(付き合ってくれただけ?)こともありました。
詳しくは、前回の記事をご覧くださいね。

…で、今回なんですが、その保育園を卒園後、幼稚園での1年間を振り返っていこうと思います。

🌝「1年?」

by 謎の声ホワイト

ああ…そこら辺の仕組みは地域によって違うので説明しますね。
実は、自分が住んでいた場所では、保育園で5歳まで生活した後、小学校に入るまでの間の1年間だけ幼稚園に入るという仕組みになっていました。
(30年ほど前の仕組みなので、今はどうか知りません💦)

🌚「ふ~ん🤔」

by 謎の声ブラック

まあ、そういう前提で読んでください😅
では、いってみましょう!

※※※※注意!※※※※

  1. これ以降、自身の人生に関するセンシティブな内容が登場する恐れがあります。もし読み進めていて辛くなった場合は、無理をせず読むのをお控えください。

  2. 以降で記載する出来事は、基本的には実話ベースです。ただ、あまりに正直に書くと身バレする部分などに関しては、一部フィクションを混ぜて書く場合があります。

  3. 以降で登場する人物名については、すべて仮名です。

※※※※※※※※※※※※※※


2.園児編 幼稚園時代

前回の続きだよ!

2-1.幼稚園児としての踏み出し

集団に馴染めずに日々を過ごしていたロミル園児。そんな僕もやがて成長して保育園を卒園し、幼稚園へ入園します。

僕の住んでいた地域では、周辺の複数地区の保育園に通っていた子供たちが1つの幼稚園に集められました。
そのため、同級生の数も保育園時代の3倍ほどに。
一気に賑やかになりました。

🌝「幼稚園では、ちゃんと馴染めるように
  なったの?」

by 謎の声ホワイト

うーん、まあ。。
基本的には変わらないですね😅
相変わらずひとり遊びや空想ばかりしていましたし、参加しない活動も多かったです。

むしろ、ひとり遊びの分野ではさらに磨きがかかって、多分同年代の他の子はあまりやらないんじゃないかという事をやっていました。

例えば、1人でただ黙々と、1〜1000までの数をひたすら数え続けたりといった具合です。

ちなみに、小学校入学前の5〜6歳の子供が、1000までの数を数えられるのって、一般的なことなのでしょうか?

その辺がよくわかりませんが…
とりあえず一人ぼっちが過ぎて、自力でこんな境地にたどり着いてはいました💦

🌚「とりあえず、暇すぎたって事か…」

by 謎の声ブラック

はい。。
ただそれでも、一応保育園時代より成長していた事はありました。

まず、保育園時代には一切歌わなかった歌を、なんと口パクで歌えるようになりました!

🌝「な、何で口パク?💦」

by 謎の声ホワイト

うん。知らん。。
当時の僕の気まぐれとしか…😅

また、当時は毎日定例でやっていた乾布摩擦や、これぞといった大きな行事で披露する踊りなど、園の活動上避けては通れないイベントには一応参加するようになりました。

そして、何より大きいのが、男の子とも少しずつ会話をするようになったことです!

🌝「おおー!」

by 謎の声ホワイト

まあ、会話をするだけで一緒にスポーツに参加したりはしませんでしたし、まだクルミちゃんを始めとした女の子と話す方が多かったんですけど。。

それでも保育園時代と比べれば、それなりには順調な部分もあったと思うのです…

…奴が来るまでは。

🌚「?
  お、おい、何だ?
  急に変な煽り入れるなよ」

by 謎の声ブラック

はい、ここから先、センシティブ注意です…
きつい方は、まとめに飛んでください。

2-2.嵐の転入生と関係変化

※イメージです

ある日のことです。
僕らが所属していたクラスに、ある変化が訪れました。

そう、転入生がやってきたのです。

僕ら子供たち全員が遊んでいた遊戯室に、突如先生と一緒に入ってきた見知らぬ少年の姿。
今でも覚えています。

名前はモリタ君(仮名)。
遠く離れた都会から、引っ越してきたようでした。

🌝「う…この転入生、何だか嵐を呼びそうな
  予感…😓」

by 謎の声ホワイト

はい。まさにそれ、ドンピシャです…

このモリタ君、最初こそみんな興味津々で接していたのですが…しばらくもしないうちに、どうしようもないヤンチャ坊主であることがわかったのです。

例えば、先生の言うことを聞かない、反抗する、すぐいたずらをするなど。
そして最も問題だったのは、他の子に殴りかかること…
まさに、とんでもないモンスター少年でした。

そして、そんなモリタ君が、僕をターゲットに定めるまでには、それほど時間はかかりませんでした…

🌝「あああ…」

by 謎の声ホワイト

気づけば僕は、モリタ君からの直接の悪口や意地悪な態度は当たり前に受けるようになり、彼の虫の居所が悪ければ、殴られるように…

まあ、具体的な経緯と内容は、正直覚えていませんが。

🌝「まあ、無理に思い出さなくていいんじゃ
  ないかな😥」

by 謎の声ホワイト

はい、そうですね…😢

ただ園の中の場合、さすがに先生が目を光らせていましたので、モリタ君はちゃっかり叱られていました(モリタ君本人はまったく堪えている様子がありませんでしたが…)。

問題は、そういった大人たちが少ない、もしくは居ない場所でのいじめでしたね。
帰り道とか、公園で遊んでいるときとか…

🌚「確かに、大人もそんなところまですべて
  目を通せるわけじゃないからな」

by 謎の声ブラック

モリタ君が来て以降、僕は毎日のようにいじめられ、いつしかそれが当たり前の日常になっていました。

さらに、悲劇はそれに留まりません。

正直その頃には、他の子供からもいじめを受けることが増えていました。
それも1人や2人ではなく。

こちらの場合は、幼稚園の中ではなく、休日や退園後の夕方に遊んだ公園などが舞台になることが多かったと記憶しています。

公園は、幼稚園内とは違い、上級生や下級生も同時に遊んでいることが多い場所です。
モリタ君以外からのいじめは、そこにいた上級生や同級生によるものが、大半でした。

当時の僕は、まったく人と関わらなかった保育園時代とは違い、まあ多少は周りと関わろうと奮闘していたと思います。

しかし、そんな僕が勇気を出して遊びの仲間に入ったからといって、他の子と同じペースで上手く遊べるわけではありません。

特に、スポーツや走り回るのが大好きな男の子たちにとっては、僕の動きはとてもぎこちなく、奇妙に見えたのでしょう。
気づけば僕は、上級生を中心に仲間はずれや悪口、そして暴力を頻繁に受けるようになっていました。

🌝「うぅ…😰
  でも、元々ロミル君は女の子と遊ぶ方が
  得意だったのよね?
  だったら、女の子たちのグループに、
  何とか入れてもらえなかったの?」

by 謎の声ホワイト

もちろん、そうしようともしたと思います。

しかし、そこでも待っていたのは、仲間はずれや悪口という洗礼でした。
さすがに暴力こそは無いものの、僕が近づくと一斉に逃げられたり、遊具の上からひたすら「◯カ」「ア◯」などと罵倒され続けたのを覚えています…
(多分、僕が遊具に乗れないのを知っててやっている)

そして時には、あのクルミちゃんやラナちゃんまでもが、いじめのグループに混ざっていることも…あったような気がします。

まさに、男の子も女の子も、誰でもみんないつでも敵になる状態でした。
昨日までは一緒に遊んでいても、ある日突然…みたいな感じです。

🌚「子供は時に、残酷だからな…」

by 謎の声ブラック

こうして僕は、幼稚園ではモリタ君、外ではみんなという存在に怯え、やられては泣き叫んで家に帰る毎日でした。

でも不思議なことに、この頃の僕は、そんな自分の状況を疑問視するような事がまったくなく、「これが当たり前」、「仕方ない」みたいに思っていた節があります。
まるで、いじめられるのが普通みたいな感覚でした。

🌝「やられている当人は、その異常性に気付かな
  かったりするのよね…悲しいことだけど😥」

by 謎の声ホワイト

はい…当時の僕には、これが精一杯の受け止め方だったのでしょう。

2-3.拗らす「べき思考」

※イメージです

さらに、当時の僕にはもう1つ、難しい問題がありました。

🌚「おいおい、まだあるのか…
  なんだ?」

by 謎の声ブラック

1つ例を挙げます。
それは、僕の誕生日の事でした。

その日6歳になった僕。
一般的に、誕生日はとてもめでたい出来事。
また1つ大きくなった…この事実に感慨深さと成長への期待を膨らませた母は、僕に次のような主旨の言葉をかけたそうです(細かい言い回しは忘れました)。

「また1つ大きくなったから、これからはさらにお兄ちゃんらしく、しっかりやろうね」

しかしこの翌日、僕は幼稚園で大パニックを起こし、暴れ喚きました。

🌝「ちょっと待って!何で?
  誕生日とパニックって、何か関係があるの?
  お母さんの言葉も、将来への期待を込めた
  前向きな内容に思えるし…」

by 謎の声ホワイト

はい。実はそれが大いに関係しているのです。
その日、ロミル少年の突然の暴走に困惑した担任は、母に電話をかけたそうです。
「彼に、何かあったのですか?」と。

これに対し母が答えた内容の一字一句は覚えていませんが、概ねの心理状態は↓のロミさんによる代弁の通りで、母もこれを説明したはずです。

🐠「この時ロミル君が特に引っかかったのは、
  母の『お兄ちゃんらしく』と『しっかり
  という言葉の部分だと思うよ。

  次の日、ロミル君は思ったんだ…
  今日から1つ大人になったんだ。
  だから、今日からは今までよりもさらに
  お兄ちゃんらしく、しっかりと振る舞える
  ようにならなければいけない
、って

  でも、そう言ったからって、昨日今日で
  急にそんな風になれるわけないよね。
  でもロミル君は…『言われたからには、
  絶対にそうならなければいけない!
  今すぐ完璧に、しっかりしたお兄ちゃんに
  ならなきゃ駄目なんだ!

  …こうして、自分を追い詰めてしまったの」

by 発達の代弁者ロミ

つまりこの時の僕は、完全なるべき思考、もとい0-100思考に支配されてしまったわけです…(齢6歳なりたてにして)。

しかし、実際には急に100点の振る舞いなど出来るはずもなく、ちょっとしたミスか何かで先生から指導が入った瞬間、プチンと糸が切れてしまったのです。

言われた通りに出来なかった。もう駄目だ。自分は悪い子だ…」と。

当時の僕は、「大人の言うことはすべてその通りに完璧に出来なきゃいけない!」という思考がとても強過ぎたと思います。
なのでこの件に限らず、先生の指導通りに出来なかったときや、注意が入った時は、決まって大パニックを起こしていました。

そして時には自分に向けてではない、他の誰かを暗に指した全体指導だったとしても、同様にパニックを起こしていました
「自分の出来が悪いことによる指導」だと思い込んで…

🐠「怒られたり注意されたとき、
  その矛先が自分にあるのか、そうじゃない
  のか、ロミル君には判断できないの。
  何故って…そういう特性だから」

by 発達の代弁者ロミ

3.まとめ

以上が幼稚園時代の自分の事柄になります。
以下にまとめます。

  1. 保育園時代と同じく、ひとり遊びが多い子。

  2. 一方、一部の園児活動には参加できるようになった。

  3. 男の子とも少し会話出来るようになった。

  4. ただ、徐々にいじめを受けるようにもなった(いじめっ子は男女問わずいた)。

  5. いじめは辛かったが、疑問には感じなかった(これが普通だと思っていた)。

  6. 大人からの指導はすべて聞き、完璧に守らなきゃいけないと思っていた。

  7. 6の「べき思考」が災いし、その通りに出来ないと大パニックを起こし、暴れていた。

🌝「うーん、これを見た感じ、特に問題なのは
  『いじめ』と『べき思考』かしらね」

by 謎の声ホワイト

そうですね…もちろん成長した要素もありますが、この2つの問題が強すぎて、難しい子供だったと思います。

ただどちらも、振り返ればいきなり発生した要素ではないんですよね。

🌚「ん?そうかぁ?」

by 謎の声ブラック

はい。どちらの問題も、幼児期にあった↓の事象の発展形だと思います。

単独の動作は覚えられるが、複数の動作を組み合わせる作業になると習得に手こずる。
  ↓
やっと習得しても、周囲の子より不器用なため、動作が遅く周りを辟易させる。
⇛周囲の辟易が発展して具体的な行動(いじめ)に変わった。
  ↓
幼いながらその空気を感じ取り、「出来ない」ことへの苛立ちと合わせて、よく癇癪を起こした。
⇛出来ない事への自責が強くなり、より強い行動(パニック)に発展した。

by 振り返りのロミル

自分も周囲も年齢が増した分、行動がより強いものに変わったという感じですね。
まあ当時の僕としては、たまったものではなかったのですが…

🌚「でもよ、何かおかしくねえか?」

by 謎の声ブラック

はい?何がでしょ?

🌚「発展障害って、空気読むのが苦手ってよく
  いうじゃん?

  実際、ロミルも人との接し方で何が悪いのか
  わからないとか前の記事で言ってたし、
  指導の矛先がわからないとかもそうだと思う
  けどよ…

  その割には、相手の期待とか苛立ちとか、
  そういう感情を空気で感じ取るのには
  やけに敏感
じゃねーか?」

by 謎の声ブラック

いやー、ブラックさん、すごい気付きです!
ビックリしました。流石です!

🌚「ほ…褒めたって、何も出てこないからな!💦」
🌝「😊」

by 謎の声ブラックとホワイト

実はそこ、僕の特性を突き詰める意味で非常に重要な部分だと思っています。
実際この部分については、後に専門家の方々の判断すら迷わせた話となります。

…が、これを考察しようとすると、普通に単独で1記事が成立してしまいそうな程の話になりそうなので、残念ですがまた別の機会に回すことにします💦

只でさえもう字数ヤバいんですよー、この記事😅

…というわけで、次回はいよいよ小学校に入学します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ではまた!

>次回
準備中…

>第1回


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