マインクラフトカップ2022参加報告
こんにちはK研究員です。
今年もマインクラフトカップに参加させていただきました。
マインクラフトカップはチームで取り組めるし誰でも参加できるのでいつも楽しんで参加させてもらっています。
今回はCoderDojo港北ニュータウンとして4人のチームで参加しました。
大人はどこまで手伝っていいんだろう
さてマインクラフトカップの皆さん頭を悩ませているところとして、どのくらい大人が手伝っていいのかというところがあると思います。
今回は特にジュニア、ミドル、ヤングの部に分かれていますが、ミドル以下だと大人の手伝い無くしてはほぼ不可能に思います。
一番難しいのはこちらの200文字以上の文章を5項目、最低1000文字書かないと提出できないところです。
小学3年生ぐらいまでの作文だと、400字詰め原稿用紙2枚ぐらい(段落を空けたり名前を書いたりするところもあるから、実質300文字×2ぐらい)が文章力の限界のように思えます。しかもPC上のテキストなのでタイピング力も要求されます。大人がヒアリングしてタイピングするなどが必要そうです。
中でも、作品の中で「最も」注目してほしいところに200文字書くのはかなり厳しいですね。
また、どのようなことを調べたかなども大人が「調べてきたら」など言わなければ小学生が自分で調べに行くというのはなかなか難しいでしょう。
そう考えると、何かしら大人の手助けが必要になるので、たくさん手助けすると有利だし、手助けが少なければ提出できないということになります。
CoderDojo港北ニュータウンでは
CoderDojo港北ニュータウンとしての私のスタンスですが、提出するために手助けするのはいいけど、勝ちを狙いに行くために手助けするまではしないかなという塩梅です。
ちょっと話は変わりますが、中学や高校の運動部の部活動は基本的にエンジョイサークルのようなものはなく、厳しい練習をして勝ちに行くようなところが多いです。
大学や社会人になればエンジョイサークルが多くなるので、中学生、高校生ももっとスポーツをエンジョイする場があった方がいいように思います。
しかし、リアルに想像してみると学校でエンジョイサークルを運営するのはなかなか難しいのかもしれません。不良のたまり場になったり幽霊部員が増えて問題になったり、ガチな部活動と体育館を取り合いになって負けたり、いろいろな問題が起こりそうです。
結局大人の視点だと厳しい戒律を持ったガチ部活は非常に都合がいいわけです。
同じような話で、マインクラフトカップもガチで優勝を狙いに行くぞみたいなサークルのほうが人も集まるし、やりやすいんじゃないかなと思ったりもします。
でもやっぱり私はエンジョイサークルがやりたいなって思うんですよね。
私が社会人になって新人の頃、会社の先輩がバトミントンサークルに誘ってくれました。区民センターみたいなところの体育館を複数個所予約して、意外と人気なのでじゃんけんで高校生と取り合ったりします。時には参加者は2人みたいこともありました。
エンジョイコミュニティを運営してくれる先輩のような人はみんなの力になっていて、今の中学生、高校生もそういう活動をもっとやっていくと将来役に立つだろうなと思います。
でも、いろいろな場があって子供のためになるなら何でもいいんじゃない
勝ちにこだわるチームから学ぶもの、そうでないチームから学ぶものはそれぞれ違ってどちらも必要としている子供たちはいるんじゃないのかなと思います。
そのプロセスから学べるものも違っていて、どちらも大事な経験ではないでしょうか。
そう考えると、いろいろな場があることが一番大事なのかなと思いました。
なので、どこまで大人が手伝うかもそれぞれあっていいんじゃないか、そう思いました。
無料のプログラミングクラブCoderDojoを運営するにあたり寄付を受け付けています。お金は会場費・Wifiの費用・教科書に使用します。