Scratch Jrをもっと食いつきよくする

皆様こんにちは。

前回、Scratch Jrはちょっと地味目なので子どもの好きなものの絵を入れるとよいという話をしました。

ただScratch Jrは外部の画像を入れる機能は無いようなのでちょっと工夫が必要です。以下では私の工夫を紹介しようと思います。

①好きなおもちゃを使った方法

画像を自分で描く機能があるのですがそこでは写真を撮ってそれを使うことができます。

1.まず四角を書きます。そして右のカメラのアイコンを押して、四角の中をタッチすると、四角の中にカメラで撮影した画像をはめ込むことができます

2.そこに好きなおもちゃ写真を撮ります。この時、右向きにおもちゃを置いて撮影すると動かしたときにそのままの向きで動きます。

3.次におもちゃの周りを線でなぞります。白か黒の線がおすすめです。そして、ぐるりと一周なぞったら、もう一度カメラモードにして、なぞった線の中をタッチします。そうするとなぞった線の内側に画像がはめ込めるので、この状態でおもちゃをもう一度うまく合うように撮影します。

4.出来上がりはこんな感じになります。

自分のおもちゃをプログラミングして動かせます。この方法はちょっと時間がかかるので、お父さんお母さんが子供が寝た後にやるなどして、事前に準備しておくのにいいと思います。

②手書きを使った方法

おもちゃを使った方法は、ちょっと手間がかかるのでワークショップなどでその場で何人も子供がいる状態でやると大変です。そこで手書きを使った方法を紹介します。

1.まず、ホワイトボードや紙などに絵の中身だけを描きます。

2.次に、Scratch Jrで輪郭を描きます。大胆に書きましょう。

3.その輪郭に紙やホワイトボードの絵をはめ込んで完成です。

これなーんだ、なんてクイズ形式でやったり、子供と一緒に描いてみたりしても楽しいと思います。

それではまた。

無料のプログラミングクラブCoderDojoを運営するにあたり寄付を受け付けています。お金は会場費・Wifiの費用・教科書に使用します。