くらげ__2_

働き方改革。やっと来たかそういう時代が。

今日のNHKニュースで、部下の指導のためのアプリを紹介していました。その時の上司の一言。「昔は、見て覚えろって言ってたけど、今それ言うと明日からこなくなっちゃうから。」そして、こうすべきという理由やプロセスを丁寧に指導する上司。満足する部下。そのニュースを見て思った感想はただ一言。やっときたか、そういう時代が。です。

実は昭和の時代に「部下」をやっていた私も、ニュースに出ていた「部下」と同じ思いを持っていました。作業を依頼されるときは、全体像や、理由が欲しいタイプ。でも、先輩にその作業が必要な理由を聞くと、「そんなことは聞かなくていいから、ただ、言われたことをやればいいの。」と言われて「なんてこった。」と内心思っていました。でも、確かに、辞めませんでした。そこを辞めてもどこも同じ状況だったので。というより、そこを辞めたら女性を雇ってくれる企業は皆無だったので。そして、自分が「上司」になった時は、懇切丁寧に教える上司になりました。(まあ、自己満足かもしれませんが。)

今は少子化で働き手が不足しているので、女性や若者に有利になっているようです。本当に、やっと来たか、こういう時代が。です。

それにしても思うのは、どういう時代に生まれるかによって運命が変わってしまうことの理不尽さ、いや、おかしさ、せつなさ、何と言ったらしっくりくるのかわかりませんが、例えば就職氷河期にたまたま当たってしまった人のせつなさとか。。「世の中」って勝手だなという言葉がしっくりくるかどうか。。

一方でまた感じていることは、一個人の力ではいかんともしがたかった昭和の働き方が、とうとう、そんな世の中では結婚出産などできない。という女性たちを大勢作り出し、大きな力となって世の中を動かしたのではないかと感じます。統計的にどうだかはわかりません。ただ、個人の感想として、そう思います。







ここまでお読みいただき有難うございます。応援いただけると嬉しいです♪続けていく励みになります。よろしくお願いいたします。