コデマリカオリ

感じたことを言葉にしていこう。日常をたのしく過ごすためにココロとコトバを使いたい人間。…

コデマリカオリ

感じたことを言葉にしていこう。日常をたのしく過ごすためにココロとコトバを使いたい人間。 ユニークで語りがいのあるコドモが二人います。 カウンセラー、コーチング、五行陰陽講座、着付け&中国茶講師。伝えるのが生業。

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『どこかの尾根で、あの頂で、君と出会う日』

これは、 私が二十代前半の頃の話。 新聞の投稿欄にあった文章の一節。 今朝、探し物をしていた書類の中から出てきた。 ここに引用しようと思う。 この文章は、当時の私を強く励ました。 私は、それをワープロで打ち、小さく縮小コピーして、自分の手帳に貼っていた。 表紙の裏側を定位置にした。 時に読み、そこにあった。 手帳の装丁も手触りも覚えているが、その手帳が今どこにあるかはわからない。 その手帳から離れて、 何故かひらりと一枚今ここにある不思議。 剥がれても

    • 夢の中でブチギレした話

      これは夢の話 夜見る方の。 すでに絶縁してる高校時代からの親友から 『手帳を返して欲しい』と連絡があった夢 いや、それを聞くために呼び出された 私は夢の中でもう現実でも随分会ってない彼女の顔が見れなかった なぜなら絶縁したのは彼女の理不尽とも思えることからだった。 ある年のわたしの帰省時に会う約束をしていた。時間はいつもその前日くらいに連絡し合うのが常だったからそうしたら(日にちに変更ナシだし) 何故かイライラした彼女から 「なんで予定通りか連絡してこないの?病院

      • 数十年の時を超えて届くことってあるのね

        映画は諦めた 私はそのために起きて準備してたのに、 遅く起きた娘が傍若無人に私が沸かしたお湯を水筒に入れるわ、次のやかんにはお水並々入れてるから沸かないわ、そして先に出かけていくのだ 本当に本当に瑣末なことだけど そのことを言ったら 「お互い様やん」と言う まぁ私が先に出て洗濯干すの頼むことなど、 そういうこともあるけれど それは娘が午後から出かけるとか時間にゆとりがある時だし その分他のことをしてから行ってたりするし 同じとは言い難い そりゃどこかを取ればどこからか

        • 真夜中の散文

          ムスメのことを母に話した。 久々の電話で。 大学の成績がとても良くて、 しっかりした自分の考えを持ち、 良い文章を書いていて、 尊敬する教授にとてもよいコメントももらう評価を受けたこと、などを。 小さいころ 軽くLD(学習障害)があり、 文字を読むこと書くことに困難があったこと、 そのことでも周りとトラブルもあったり、学校はいきくにくて、 不登校の年数もなかなかあった彼女が、 自分で、 ここまでやってきたこと、 を、 伝えた。 LDのことも「知らなかった」と母は言

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        『どこかの尾根で、あの頂で、君と出会う日』

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        • コデマリこじんまり
          2本

        記事

          軽く気づかない呪い

          【徒然】 なんだろな。 先日、叔父が亡くなったのです。 元気だった人で突然のこと、 一番下の弟だし姉である母はショックだったと思う。 そして、今朝、お香典についてのやりとりをしたのだ。 文字のやりとりだからだとは思うけど、 私の母ははっきり言わないけれど、 {こうしろ}というのは決まっている。 はっきりわからないので、 調べたりして、こうしようと思うと返事する。 母の想定に沿う返事をしないと、敬語になって返ってくる。 叔父という存在を亡くしたのは初めてなので、はっ

          軽く気づかない呪い

          【雑記 私のカケラ】

          《これは2年前の今日にFacebookに書いたものの転載です》 Twitterのまとめ記事で笑えるやつとか、ちょっと哲学的なのが好きなのでよく見るのですけど、 そこに載ってたツイート主さんの名前に見覚えが。 同姓同名かなー、 でも名前の「オ」を「ヲ」とわざわざ表記するところが一緒、と思って主のところへ飛ぶと、 音楽家、とあり、(お。もしや)と思う。 youtubeが貼り付けてあった。 聴いてみる、秒でわかった。本人だ。 その人は、わたしが教育学部の附属中学校に通

          【雑記 私のカケラ】

          映画の種

          「あぁ〜良かったなぁ」 声が漏れた。映画を観たのだ。 エンドロールを見ると、 時々湧き上がる想いがある。 私の名前がこの中に載ることはないのだなぁと。 そう、私は映画の仕事がしたかったのだ。 とはいえ、早々に諦めた。 そこに、大きな後悔はない。 チャレンジするでもなく手放したのだった。 一人でも映画館に行き始めたのは高校生の頃。 バイト代は洋服と映画に。 今で言うショップ店員だったので、 ついつい洋服に費やしてたし、 なんとか月に一度は映画館へ。 (当時は二本立て

          【映画『星の子』をみて、 横道に逸れて泣いた話。徒然で個人的な体験】

          前情報としては 宗教に傾倒した両親を持つ子供の話と聞いた。 先に観たムスコに 「わかりやすい映画じゃないけど、 主人公がちゃんとクヨクヨする姿を描いていてよかったよ」とオススメされた。 芦田愛菜ちゃんの演技はどう?と聞いたら、 「変に強い演技ではなく、過不足ない表情していて、とてもよかった」と。 あとは情報入れずに行った。 始まってから、大森立嗣監督だったのかぁ、そういえば、と思った。 本編より、 私は最初の5分で泣いていた。 宗教にはまる、というところではなく

          【映画『星の子』をみて、 横道に逸れて泣いた話。徒然で個人的な体験】

          自分の気持ちの自由を守る〜映画「浅田家!」対談より

          【徒然。書いてみたもののもしかしたら心理系としては問題発言かもしれない】 映画『浅田家!』の紹介番組を観た。 映画館へはまだ足を運んでいないけど。 主演の二宮さんと監督の対談形式だった。 対談好きなんですよ。 おすすめシーンを挟みながら、 制作の裏側のことを聞かせてもらえた。 映画のシーン観ただけで泣いてしまった涙腺の弱さ。 いや私の琴線に触れたんやろうな。 《記しておきたいなと思ったのは、 映画本編とは関係ないところ。》 カメラマンの役ということで撮影の合

          自分の気持ちの自由を守る〜映画「浅田家!」対談より

          漢字に感じる雑記

          『香織さん』 から始まるメッセージが来ていて、 一瞬思考停止。 誰宛だ? そうか、人は、 当たり前だけど文字面が違うと 自分のことだと認識できないものなのだな。 わたし、コデマリカオリですが、 かおりは本来ひらがななのです。 (コデマリは屋号) カオリさん、は、慣れもあるから当然認識してるから違和感を感じないが、 やはり、 漢字には意味もあるし、 それそれの形があるからか、 全く自分のことだと思えなかった。 小さい頃は漢字に憧れて、 どんな漢字だったらど

          漢字に感じる雑記

          直感力と気遣い

          「遠慮しなくていいのに。」  怖がってるよね、  気を使わなくていいのに、  直感力凄いんだから直感で生きなよ、  と言われる事がままある。 きっとそうだろう。  ありがたい事だと思う。    私の感覚を信じてくれているという事だから。  だけど、心の中の水に一滴インクが落ちたような気持ちになる。  気を使うことは良くないのだろうかと。     気を使う事、  それは直感で生きる者だからの  畏れである。  恐れているので

          直感力と気遣い