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軽く気づかない呪い
【徒然】
なんだろな。
先日、叔父が亡くなったのです。
元気だった人で突然のこと、
一番下の弟だし姉である母はショックだったと思う。
そして、今朝、お香典についてのやりとりをしたのだ。
文字のやりとりだからだとは思うけど、
私の母ははっきり言わないけれど、
{こうしろ}というのは決まっている。
はっきりわからないので、
調べたりして、こうしようと思うと返事する。
母の想定に沿う返事をしないと、敬語になって返ってくる。
叔父という存在を亡くしたのは初めてなので、はっきり、
「こうするといいんだよ」「こうするものなのよ」と教えてくれたらいいのになぁ。
聞けない雰囲気を醸し出す(と、私が感じる)
とはいえ、
それをサクッと聞けないのは自分だ。
随分と言えるようになって来たと思ってはいる。
母の『常識でしょ、あなた(私)の自主性に任せます』という風な文章に、聞けなかったな、今日は。
↑
このことを、
少し嫌な思いをしたけど大したことないと思って黙ってお香典の準備をして、
終わらせようとした。
が、
ぽろっと、その場にいた帰省中のムスコ氏に話した。
そしたら、
胸がギュッとしてきて、
涙が出てきて、少しばかり泣いた。
「あぁ、私、悲しかったんだなぁ。嫌な言い方されて嫌だったんだなぁ」とわかった。
自分で思ってたより、
なんだか切なくて悲しかったんだなぁ。
母子の会話なんだから、ざっくばらんにこうしたら良いって教えてくれたらいいのになぁ。
そうムスコにも言った。
「ばぁば、そういう呪いみたいなところはあるからなあ。かおりはずっと呪いと闘ってるよなぁ」と言ってくれた。
「呪いかぁ笑」
うちよりずっと、所謂毒親な人はたくさんいるし、
私はそこそこ育ったし、私なんかよりずっときちんとした親でもあるし。
でも、少なからずこういう呪いがかけられていて、
多分かけた本人は気付いてない。
本人も良かれと思ってやっている。
こちらはなんとなくの恐怖を感じてたりするのね。
私も知らずに子供達に呪いをかけてたりするのであろう。
気をつけこそすれ、自分は気付けないこともあるのだろう。
ただ、
私は、単純に、
なんだか悲しかったんだなぁ、
嫌な気持ちになってしまったんだなぁ、
よしよし、悲しかったね、嫌だったね、
と、
自分を慰めれば良いのである。
自分が気付いてあげられて良かったのである。
声に出せて、感じた気持ちを言葉に出来て、
共感してもらえたことはとてもラッキーなのである。
私が私の気持ちをわかってあげること、
これでいいのだ。
壺
↑この漢字、バカボンのパパに見える私
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