夢の中でブチギレした話
これは夢の話
夜見る方の。
すでに絶縁してる高校時代からの親友から
『手帳を返して欲しい』と連絡があった夢
いや、それを聞くために呼び出された
私は夢の中でもう現実でも随分会ってない彼女の顔が見れなかった
なぜなら絶縁したのは彼女の理不尽とも思えることからだった。
ある年のわたしの帰省時に会う約束をしていた。時間はいつもその前日くらいに連絡し合うのが常だったからそうしたら(日にちに変更ナシだし)
何故かイライラした彼女から
「なんで予定通りか連絡してこないの?病院予約しちゃった!」と怒りのメールが来て、
(なんか機嫌悪いな。病院行かなあかんのならそっちこそ変更の連絡してきたらいいのにな。でもまぁお子さんの調子が悪かったりでいっぱいいっぱいなんだろな。まぁ後で気づいて謝って来てくれるだろ)と思い
「わかったー病院行ってー」みたいに返事したのであった。
そしてそれっきり。連絡はなかった。
そして、
最終的には
中越地震の被害区域だったので
彼女のことが心配で、2.3日続けて送ったメールに
「もう連絡しないで」
と返されたからだった。
この二つは現実のこと。
実際には手帳を預かってたりはしない。夢の中のこと。
虚実入り混じる。
夢の中で、
顔も見れずに後ろ向きで
「手帳返せかぁ?その当時、忘れてるよどうする?って連絡したのに無視したのあなたでしょ」
と恨み言を言うわたし。
「あの時は仲良くしてた先輩の飼ってた猫がいなくなって……」
と、言い訳をする彼女
「猫がいなくなったら心配なのはわかる。でもまぁよく人をここまで(彼女の家)呼び出してそんな自分の都合のこと言えるよね。足代くらい貰わなきゃやってらんないわ!」
と、なかなかちゃんと言うわたし。
現実のわたしはなかなか言えないぞ。
そして、
「あの時だって…」と現実の拒絶され疎遠になった悲しみを訴えるわたし。
おお、言ってやれ!夢の中のわたし!
足代に何故かあたふたとバスタオルを数枚用意してわたしに渡す彼女。
(これは多分現実のわたしがバスタオルを買おうかしてたからだと思う笑)
それを渡されて、ふんって鼻を鳴らして
「こんなもん、いるかーーーー!」
と叩きつけるわたし。
おお!どうした!荒ぶってんなあ
夢の中のわたし!
「高校時代の思い出にはいつもあんたがいたから、私は高校時代のことを思い出さなくなったよ。思い出したら寂しいから」
唖然とする彼女の顔をようやく見て
「手帳はあったら着払いで送る。あるかどうかは知らない。連絡した時からもう何年も経ってるから。わたしも引越ししたし、見つかるかわからん」
そう言って出口へ向かう。
「う、うん。また連絡する」
と言う声が聞こえたような気がする。
でもわたしの頭の中では
着払いで送る宛名にはわたしの住所や名前は入れないぞって決めていた。
決別だったんだな。
言ってやったねぇ
悲しかったよね
なんかさぁあんなことで。
きっと後で気づいてくれるはずって思ったのにね。
機嫌悪かっただけだろうと思ってたし信じてたのにね。
いつもそれよな。
人って後で気づいて謝ってくれることってないね。多分気づいていても。
まぁ夢の中のわたしがズケズケ言っていて
見てるわたしはちょっとびっくりしながらもスッキリした
ちょっと音楽なんかも流れて来て
ドラマ仕立てだった
ドラマチックに脚色されてた(笑)
まぁ夢の話は辻褄も合わず
だからどうしたってことなんですけど
他愛もない話。
ちょっと書き残してみる。
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