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漢字に感じる雑記

『香織さん』

から始まるメッセージが来ていて、


一瞬思考停止。

誰宛だ?

そうか、人は、
当たり前だけど文字面が違うと
自分のことだと認識できないものなのだな。

わたし、コデマリカオリですが、

かおりは本来ひらがななのです。
(コデマリは屋号)

カオリさん、は、慣れもあるから当然認識してるから違和感を感じないが、

やはり、

漢字には意味もあるし、
それそれの形があるからか、

全く自分のことだと思えなかった。

小さい頃は漢字に憧れて、
どんな漢字だったらどうだろうとアレやコレや書いてみては考えた。

香織、香里、佳織、香緒里、花緒莉
etc

(去年冗談でムスコ氏とカオリ対決して、
最悪なカオリを見つけたら勝ち、と

火檻、蚊居、鹿折、など下らない事を楽しみ、

優勝は私が出した『蚊澱』でした。うげー)

いろんなカオリを考えたけど

どれも画数が多くて
自分には
少し固く感じたりもした。

親に、
なぜひらがなかと聞いたら

柔らかい感じが良かったから、と。

妹は梨絵とつけたかったが梨の字が使えなかったらしく、理絵になった。

漢字への想いがあるように感じ、それが羨ましく、

なんだか納得いかなかった当時ではあったが、

今はなんとなく
ひらがなでよかったなと思っている。

当時、

漢字の人はひらがなでもカタカナでも書けるのに、

ひらがなな私は、ひらがなでしか書けない、と狭く思ったが、

ひらがなだからこそ、

思考の中では広く自由でもあったのだろう。

ひらがなで、よかったな。


書道の細筆で名前を書く時は少しヤだけど。

(ひらがなは形とりにくくて難しい)

流線形の悩ましさ。流線形の優しさ。
  
   
   

私は、

着付けを教えたり、

カウンセラーとして

言葉を伝えることに
少なからず重きを置いているけど、

書き文字の時、
その固さ柔らかさ、色、匂い、温度も
実は感じて書いているのだなと、

改めて自覚した。

そんな事を
誤変換で届いたメッセージから漢字た
じゃなくて
感じた朝でした。

画像は、

ガリガリ豆挽いて、毎日淹れてるアイスコーヒー。
その香りがたまりません。

↑これはやはり『香り』ですね。

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