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こどものためのサイエンス読書案内 2021.8 (順次追加)

コードアベンジャーズジャパンのスタッフおすすめの本としてインスタグラムで紹介した内容です。読書案内としてご利用ください!

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海底二万海里:ジュール・ベルヌ

およそ150年前、ネモ船長が謎の潜水艦ノーチラス号に乗って深海を冒険するこの物語が著されました。物語を構成する科学的知識に加えて、魅力的な登場人物や情景の描写は年月が経ってもなお、冒険心をくすぐってやみません。

後年SFの父とよばれたジュール・ベルヌは、1828年にフランスで生まれました。数々の作品を通して、ベルヌに宿る驚くべき想像力や好奇心、発見する力は、読み手の少年少女たちに引き継がれてきました。そうして大きくなった子どもたちは、やがてベルヌの空想した世界を現実のものにしてきたのです。

科学と冒険を愛するすべての子どもと大人におススメの1冊です。暑い今年の夏、ネモ船長と海底の旅に出かけませんか。

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しっぱいなんか こわくない/アンドレア・ベイティー著 デイヴィッド・ロバーツ絵 かとうりつこ訳

世界で一番のエンジニアになりたい女の子ロージーは、がらくたの中にお宝を見つけ、発明をくりかえします。失敗することを恐れずチャレンジしつづけることの大切さを教えてくれる絵本。

2018年にNASAの女性宇宙飛行士ケイト・ルビンス氏が国際宇宙ステーション(ISS)から地球の子どもたちに読み聞かせをしたことでも有名な絵本です。英語版になりますが「Kate Rubins read Rosie Revere」と検索すると実際に無重力空間で彼女が読み聞かせをする映像を見ることができます。

ほんの少し前までは、女の子がエンジニアになること自体が風変りで、ときに批判の対象となったことを思えば、世界は素晴らしい進歩をとげているように思えます。

女の子も男の子も、お母さんもお父さんも失敗をおそれず、チャレンジしつづけましょう!

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