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今週のアニメ業界関連ニュースまとめ 2022/9/20 #59

クリエイティブよりも、ビジネス関連強めのアニメニュース・記事をキュレーションしています。
今週はバラエティ豊かな話題が集まりました。東京都の海外進出プログラムはかなり良質な内容ですね。要望としては、現役の大手製作会社の海外担当なども講師に入れてほしいところです。現実的には難しいと思いますが、「現場感」というのは本当にリアルなものですし。

配信激戦時代の「海外マーケット」「海外企画」とは? 2022年MIFAの現状や海外向けピッチ手法も解説

都内アニメーション関連事業者の海外進出を支援するため、2017年度より実施されている「アニメーション海外進出ステップアッププログラム」。本年度の初回セミナーが8月26日、オンラインにより開催された。

「アニメーション海外進出ステップアッププログラム」は、実際に中でどんなことがおこなわているか把握しにくかったですが、結構濃いセミナーですね。『中でも今世界から求められている要素は2つ。「多様性」と「平等性」だ』とは、確かにその通り。

『第10回アニ玉祭(アニメ・マンガまつりin埼玉)』オンラインとリアルで開催決定 各種イベント出演者なども発表

〝アニメと観光〟がテーマのアニメ・マンガの総合イベント『アニ玉祭』が2022年10月22日(土)に埼玉・ソニックシティビル内施設ほかで開催、オンラインイベントをソニックシティ公式YouTube/「アニ玉祭チャンネル」で開催することが発表された。

節目となる10回となりましたが、もっと歴史があるようなイメージです。個人的な話しになりますが、前職時代から関わりがあったので。とはいえ昔はなかったeスポーツのイベントもあり、進化し続けているのと同時に、イベント自体の再定義も必要な局面かもしれません。

東宝がアニメ制作会社TIA子会社化、「TOHO animation STUDIO」に社名変更

東宝がアニメーション制作会社の運営に本格的に進出する。2022年9月16日付でアニメ制作会社のTIA 株式会社を子会社化したと発表した。また9月17日付でTIAの商号を株式会社 TOHO animation STUDIOに変更した。

確かに東宝は、実写はともかくアニメについては制作機能がなかったので、TIAの子会社化はその第一歩ですね。今やテレビ局でさえも、制作機能を持つ時代。「制作」を巡って競争も活発化しそうです。

TV放送時「独占配信」で話題になり損ねた…良作アニメ3選 「面白さに視聴数が見合ってない」嘆き

特定の配信サイトに課金していないと、その作品を見られない「独占配信」。見たい作品が独占配信だと知り、がっかりしたことがある方もいるのではないでしょうか。しかし、放送終了から期間が空き、他の配信サイトでも視聴可能となった「隠れた良作」も。

紹介されている作品がすべてFODで、この記事を書いたライターさんの「意図」が何となく伝わってくる気がします。「上記3作品は、記載した配信サイト以外でも、現在視聴可能」とのことです。裏を返すと、旬を逃したアーカイブ作品ということなのでしょう。製作者のメリットは、視聴者のメリットには必ずしもつながらないので、簡単に片付く問題ではありません。

「メカウデ」アニメプロジェクト始動!コミカライズスタート&スタジオ紹介映像も

自主制作によるパイロット版が世界中から注目を集めた『メカウデ』のアニメプロジェクトが本日発表された。さらに、本日よりコミカライズの先行連載がスタート。

サイバーコネクトツーが中心になっていると思っていたら、いつの間にか多くのクリエイターや企業も関わるようになりました。ポニキャンも参加しているので、今後大きな展開もありそうです。

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