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今週のアニメ業界関連ニュースまとめ 2022/6/20 #47

クリエイティブよりも、ビジネス関連強めのアニメニュース・記事をキュレーションしています。
最近、ちらほら『パリピ孔明』のニュースをよく見かけます。ふつうに「パブ」情報が多い印象です。実際どこまで作品の売り上げに貢献するかわかりませんが、宣伝会社の頑張りが感じられますね。

歌い手×音楽アニメは相性抜群! 『パリピ孔明』の大成功で証明された歌唱担当のニーズ

現在TOKYO MXほかにて放送中のTVアニメ『パリピ孔明』の劇中歌をはじめとした歌唱シーンが大きな話題を呼んでいる。本作は三国志時代の天才軍師・諸葛亮孔明が現代の日本に転生し、歌手を目指す月見英子の芸能マネージャーを務めるという奇抜なストーリーに加え、劇中歌が大ヒットし海外からも高い評価を得ている。

歌唱もできて演技もうまい役者は、なかなか見つからなのが実情なので、歌唱パートはやはり本職の方が良いんでしょうね。「歌ってみた」系の歌手であれば匿名性も高いので、アニメとの親和性が高いです。顔を知っていると、視聴のノイズになったりもするので。

『SPY×FAMILY』『呪術廻戦』を深く味わう アニメ×ポッドキャストがなぜ話題に?

現在放送中のTVアニメ『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』は、テレビ東京ほかの地上波および各種VODサービスにて毎週土曜日に最新話が公開、『少年ジャンプ+』にて隔週月曜日に原作漫画が更新、というスケジュールになっている。

ラジオと違って、VOD全盛期にはいつでも聴くことができるポッドキャストの方がメディアとして有利ですね。もちろんラジオはラジオの良さがありますが、Spotifyは現在かなりポッドキャストに力を入れているので、アニメ業界も素直に流れに任せた方が良いかと。

世界の配信アニメーション、日本番組シェアは24%で国別第2位

21世紀にはいり映像産業はますます盛況で、なかでもアニメーション作品への注目はとりわけ高い。制作本数も、流通も増大を続けている。
制作本数の増加には、手軽に視聴できる映像配信プラットフォームの成長も背景にある。

これは貴重かつ興味深いデータですね。
・1位:米国39.5%
・2位:日本24.2%
・3位:イギリス3.9%
・4位:フランス3.8%
……とのことで、アメリカと日本で60%程度を占めます。両国において、アニメが産業として成り立っている証左です。

テレビ東京HD株主総会2022レポ

6月16日10時から行われるテレビ東京HDの株主総会。キー局・テレビ東京の持ち株会社となります

テレ東は中期経営計画でもアニメ事業に力を入れるとされてきましたが、アニメの売上は前年比13.5%増の180億円。絶好調ですね。
作品別の売り上げをみると、
・1位:NARUTO
・2位:BORUTO
・3位:遊戯王
・4位:ポケモン
・5位:BLEACH
の順番。何年も前からあまり代わり映えしませんが、定番ということですね。

「アニメ・ゲームサミット 2022 Summer」来場登録開始―業界の「今」を仕入れながら関係者同士の交流を

2022年8月31日~9月2日に開催される「アニメ・ゲームサミット 2022 Summer」の無料来場申し込みの受付が開始されています。

今回のアニメ・ゲームサミットは、京都まふとコラボ連携するのですね。出展社も来場者も参加しやすいイベントなので、このような連携が広がると誰にとってもメリットがあります。

【埼玉県の企業様向け】日本が誇るアニメ・マンガのコラボレーションを提案!「コンテンツコラボ説明会(オンライン)」を2022年7月13日(水)開催!

株式会社A3(東京都豊島区、代表取締役社長:小澤 隆史)は、埼玉県の企業様を対象に、アニメ・ゲームコンテンツを自社のビジネスに活用するノウハウのご紹介を目的とした『コンテンツコラボ説明会』を実施いたします。

なぜ埼玉県の企業向けなのだろう?とおもったら、協力企業に「埼玉りそな銀行」などが入っているためですね。今回のコラボが成功したら、他の地域でも展開しそうです。

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