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今週のアニメ業界関連ニュースまとめ 2022/8/23 #55

クリエイティブよりも、ビジネス関連強めのアニメニュース・記事をキュレーションしています。
『ONE PIECE FILM RED』の景気の良い話しがある一方で、アニメコラボカフェを運営していたシーレが破産したとのニュースも。劇場には人が戻っても、飲食はまだまだ厳しいのかもしれません。

シリーズ最高を記録した『ONE PIECE』新作は、2022年のトップを射程にしたか?

2022年の映画で最高のヒットになるのは、どの作品か。邦画は前年末から公開されていた『劇場版 呪術廻戦0』が興行収入137.5億円、洋画では『トップガン マーヴェリック』が同109億円(8/15時点)で、それぞれトップが確実視された。

「東映の作品で100億円を超えれば、史上初の快挙」。意外な感じでしたが、今までは「『天と地と』の92億円が最高だった」とのこと。国内は東宝の一人勝ちなので、バランスを取るためにも東映作品である『ONE PIECE FILM RED』には期待したいところです。

アニメのコラボカフェを手掛けていたシーレ(株)[東京]が破産開始

シーレ(株)(TSR企業コード:028511395、法人番号:9010401138603、港区麻布十番2-10-3、設立2018(平成30)年5月)は8月10日、東京地裁より破産開始決定を受けた。

コラボカフェ「OTA★ラボCAFE」「アニぱらカフェ」などを展開していたシーレが破産ですか……。コロナ禍の助成金で持ち堪えていた同業他社も多いはずです。これから破産が増えてくるかもしれません。

NFTで日本アニメを盛り上げるプロジェクト「Otaku Culture Studio」発表!第一弾はNetflix全世界独占配信予定のアニメ『雨を告げる漂流団地』

株式会社A3(東京都豊島区、代表取締役社長:小澤 隆史)は、Web3事業としてNFTプロジェクト「Otaku Culture Studio」を発表いたしました。

既存IPの『雨を告げる漂流団地』のNFT展開はだいたい予想の範囲内ですが、新規IP制作プロジェクト「ANITOKYO」の方は、ベールに包まれていることもあり、なにやら刺激的なことが始まりそうです。

日本唯一のアニメ×異業種コラボ表彰イベント 「京都アニものづくりアワード2022」  全国各地から150を超えるコラボ作品がエントリー! グランプリ表彰式ゲストは内田真礼さんに決定! 入賞・グランプリ発表・表彰式は9/17(土)に「京まふ」で開催!

アニメ・マンガ作品、キャラクターなどを活用した企業・団体など異業種によるタイアップコラボ作品を表彰する『京都アニものづくりアワード2022』(主催:アニものづくりアワード)におきまして、2022年5月16日〜7月15日のエントリー期間に、全国各地域の企業・団体から157作品もの応募がありました。

京都アニものづくりアワード2022も今回が5回目です。応募数に比べると部門数が多いような気がしますが、歴史を重ねていけばもっと規模感も大きくなってくるのでしょうね。

会話に使えそうな「ラピュタ」画像をスタジオジブリが公開 「常識の範囲内で、自由につかってください」

8月12日に日本テレビ系列の「金曜ロードショー」で放送された「天空の城ラピュタ」に合わせ、スタジオジブリのTwitter公式アカウントは8月13日、ラピュタの作中シーンをベースにした画像11点を公開した。

ここまでするのであれば、LINEのスタンプで販売した方が良いと思いますが、無料ベースであれば、画像を使用してもらった方が権利ホルダーにとっても、取り回しが良いのかもしれません。

クランチロール・アニメアワード授賞式を日本開催、グランドプリンスホテル新高輪 「飛天」が会場

アニメ番組を世界配信するクランチロールが、2023年3月に日本で大きなイベントを開催する。毎年実施していた「クランチロール・アニメアワード」の授賞式を日本で実施すると発表した。

「イベントの企画・運営は、ソニー・ミュージックソリューションズ」とのことで、やはりソニー中心ですね。クランチロールも、ソニー色が徐々に強くなっていると日々実感します。

日本に許可取りするより、自作したほうが早い…中国やアメリカで「日本風アニメ」の制作が本格化した事情

中国やアメリカで「日本風」のアニメやゲームの製作が本格化している。中国のコンテンツビジネスに詳しい峰岸宏行さんは「日本の人気作を輸入すると権利関係が複雑で面倒なため、自作する動きが広がっている。

記事の結論とは逆に、日本のアニメは「ガラパゴス化」しているからこそ生き残っているのでは? 言語含めて韓国映画やK-POPもローカル色が強いです。スペイン語で歌唱するロザリアはYouTubeで10億再生突破しています。グローバルスタンダードは、すべてに通用するマジックワードではないです。

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