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今週のアニメ業界関連ニュースまとめ 2021/8/10 #2

クリエイティブよりも、ビジネス関連強めのアニメニュースをキュレーションしています。
オリンピックという「祝祭」が終わりました。しかし、当然のように日常は続いていきますね。夏バテしないように頑張って参りましょう。

おそ松さん:Snow Man主演で初の実写映画化 2022年春公開

赤塚不二夫さんのギャグマンガ「おそ松くん」が原作のアニメ「おそ松さん」が実写映画化され、2022年春に公開されることが8月3日、明らかになった。人気グループ「Snow Man(スノーマン)」が主演を務め、「賭ケグルイ」「東京リベンジャーズ」などの英勉(はなぶさ・つとむ)さんが監督を務める。「おそ松さん」は、これまで舞台化、ミュージカル化されてきたが、実写映画化されるのは初めて。

「おそ松くん」ではなく、アニメの「おそ松さん」が原作になるのですね。実写映画化だったら、原作「おそ松くん」で良いのではと思いますが、何か特別な理由はあるのでしょうか?
アニメとも連動したりするのかもしれませんが……。

「ポケットモンスター」が実写ドラマ化!Netflixで日本アニメの実写化相次ぐ

ライアン・レイノルズがピカチュウの声を務め、全世界興収4億ドルを突破する大ヒットを記録した『名探偵ピカチュウ』(19)。同作に続いてふたたび日本が誇る人気ゲーム「ポケットモンスター」をハリウッドで実写化する企画が進行中のようだ。「Variety」の報道によれば、現在Netflixがドラマシリーズとして開発を進めているとのこと。

『名探偵ピカチュウ』もヒットしたし、これは良い企画の傾向じゃないでしょうか。日本のアニメはグローバルメジャーではなく、グローバルニッチではありますが、熱量はその分高いです。

エヴァもガンダムWもなかった新潟が、今やマンガ・アニメで街づくり 「ガタケット」立ち上げ人の功績

政治や経済だけでなく、文化も首都圏に集中している。大都市圏と比べて、地方では放送されるアニメや書店に並ぶマンガの数は少ない。そのためにアニメやマンガ関連のイベント、プロの技を学べる原画展もほとんど開催されず、クリエイターも生まれづらい状況となってしまう。新潟市も、そうした地方都市の1つだった。

「新潟県中越地震」「東日本大震災」を乗り越えたガタケット。今も人が集まりにくい状況ですが、「皆が苦しい状態だから真剣に考えられることもあるはず」……とは、同人即売会だけではなく、あらゆることにも通じる言葉だと思います。


放送中止のアニメ「東京BABYLON」制作費求め提訴

月に放送開始予定だったテレビアニメ「東京BABYLON(バビロン) 2021」の制作費用が支払われていないとして、下請け制作会社が講談社系のキングレコード(東京)に未払い分計約4億5千万円の支払いを求め、東京地裁に提訴した。この作品をめぐっては、キャラクターデザインの模写が指摘され、3月に放送が取りやめになっていた。

一部、契約書を取り交わしていなかったものもあるようですね。これだけの金額のやり取りがあるのはやっぱりリスク。企業統治の問題のような気も。
和解ではなく、裁判まで進めば「下請法」含めた良い判例ができるのでしょうか。

新会社バーチャル・エイベックス設立 アニメキャラなどのライブ支援

エイベックス子会社のエイベックス・ビジネス・ディベロップメント(ABD)は8月6日、新会社「バーチャル・エイベックス株式会社」を5日付で設立したと発表した。自社でプロデュースするバーチャルアーティストのほか、アニメやゲームキャラなど、他社が持つ知的財産(IP)のオンラインライブやイベントの支援も行う。新型コロナウイルス感染症の影響で、オンラインライブ市場や版権市場は伸長の傾向にある。

ビデオグラムのようなフィジカルのメディアも、アニメそのものより、アニメIPの「ライブコンテンツ」の飛躍が目立ちます。
コストとの見合いだとは思いますが、この事業も期待しています。


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