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今週のアニメ業界関連ニュースまとめ 2022/11/15 #67

クリエイティブよりも、ビジネス関連強めのアニメニュース・記事をキュレーションしています。
日本動画協会より、「アニメ産業レポート」が発刊されました。様々なメディアや研究機関でも引用されることが多い、アニメ産業唯一の白書です。今回も非常に充実しております!

アニメ産業市場、21年は成長市場に戻る!コロナ禍の影響は1年だけで最高値更新「アニメ産業レポート2022」11月11日刊行

日本動画協会による「アニメ産業レポート2022」が、2022年11月11日に発売されることがわかった。2021年のアニメ産業市場は前年比113.3%となる2兆7,422億円へと伸張し、最高値を更新。コロナ禍の影響は1年のみで、アニメ産業は成長市場へと戻った形だ。

そもそも2020年がイレギュラーだったので、大勢には影響なしですね。なお、今年も私が執筆陣の一人として参加しております。渾身の論考ばかりなので、ぜひご一読ください。

「アニメ大全」開始から約2カ月 当初は“エヴァがない”と批判され…担当者が苦労を語る

8月25日、世界最大規模の日本のアニメ―ションの総合データベース「アニメ大全」が一般公開された。

エヴァが掲載されていなかったのは、これが理由だったのですね。なるほど。→『「新世紀エヴァンゲリオン」に限らず、「情報を精査したものから、随時公開してください」等、原著作者の意向をはじめ作品諸事情で公開待ちの作品もあります』。

TOKYO MXで戦国武将がモチーフの音楽キャラクター『サムライブ・クインダム』始動

東京メトロポリタンテレビジョン株式会社(TOKYO MX)は、日本のアニメ業界を代表する4社と共同で、全国の戦国武将を連携させた音楽キャラクター『サムライブ・クインダム』を11月4日(いい推しの日)に始動させた。

TOKYO MX、ディー・エル・イー、ビクターミュージックアーツ、旭プロダクション、中外鉱業らの共同プロジェクトです。アイドルグループものではないのが、新しさを感じさせます。

アニメに登場する架空の祭りを現実に開催し、今年で10回目 石川・湯涌温泉「湯涌ぼんぼり祭り」が継続できた理由とは

初めは地元で“オタク”への不安の声もありましたが、マナーの良さに好感度が一転。今ではファンがサポーターとして協力しているそうです。

「イベント化すると短期的には盛り上がるけど、一過性で終わってしまうと考えているそうです」。これは確かにその通りですね。声優を呼んだりしても、打ち上げ花火で終わってしまう可能性もあります。細く長く続けていくことが、「伝統」にも繋がるはずです。

アニメ産業の活性化に向けて アニメ企業やアニメクリエイターなどが集う「アニ魂サミット」開催

高知県内のアニメ産業の活性化に向けて、全国からアニメ企業やアニメクリエイターなどが集う「アニ魂(たま)サミット」が高知市で開かれました。

アニメ関係者が170人も集まったそうなので、かなりの規模感です。スモールスタートでやった方がリスクもないと思いますが、金融も絡んでいるので、ある程度の事業規模が必要なのでしょう。

新海誠監督『君の名は。』が新作公開前に上昇、『SPY×FAMILY』ほかジャンプ勢強し~配信コンテンツ視聴者数ランキングTOP20(11月第1週)

複数の定額制動画配信サービスを横断して集計した2022年11月第1週の「配信サービス視聴者数ランキング(調査対象期間:10月29日~11月4日、調査対象:日本在住15~69歳男女)」を発表します。

5週連続で『SPY×FAMILY』は1位ですね。2位は変わらず『チェンソーマン』。おそらく今期は、この順位で変わらないのかなという気がします。今後は3位以下に注目です。

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