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今週のアニメ業界関連ニュースまとめ 2022/12/20 #72

クリエイティブよりも、ビジネス関連強めのアニメニュース・記事をキュレーションしています。
年末が近づいてきたので、今年の総括的なニュース記事も増えてきました。読み応えあるものも多いです。来年への動きもチラホラあり、この季節はやはり慌ただしいですね。師走ならではです。

城がロボットに、「城郭合体オシロボッツ」大張正己が監督務めたショートアニメ公開

MIXI_ANIMEオリジナルコンテンツ「城郭合体オシロボッツ」より、大張正己が監督を務めるショートアニメが本日12月17日に公開された。

「お城EXPO 2022」で、MIXI_ANIMEオリジナルコンテンツ第1弾「オシロボッツ」が公開になりました。ロボやお城など、複数の要素を持つIPです。僕も企画協力をさせて頂いております!

「アニメ産業レポート2022」から読み取るテレビと動画配信の在り方【藤津亮太のアニメの門V 第89回】

11月上旬に2021年のアニメ産業の概況をまとめた『アニメ産業レポート2022』がリリースされた。こちらから、アニメビジネスの概況と、TVアニメと配信のこれからを考察していく。

藤津さん、さすがの論考ですね。『TV→SNS→話題という回路が有効なのは、現時点で「TVもネットも嗜む40代」がそれなりの人口でいるから』とは、確かにそうした面があると思います。10年後のアニメ産業はマクロ的な見地から考えることも重要でしょう。

日本アニメの世界的人気で浮き彫りとなる「クリエイター不足」
需要と供給の差から考える、コンテンツ産業の課題点

日本とシリコンバレーを繋ぐコンサルティング会社TOMORROW ACCESSでは、シリコンバレー発の業界エキスパートが最新情報を解説する「01 Expert Pitch」を開催しています。

「日本のコンテンツビジネスとその未来」のカンファレンスです。なるほどと思うコメントも多々でした。一例→「日本のアニメクリエイターは全体で5,000人ぐらいしかいないらしいんです。アメリカで有名なPixarという会社がありますよね。あそこは1社で1,200人ぐらいいるんですよ」とのこと。確かに日本でコアになっている、アニメクリエイターは5000人程度でしょう。人材の「量」が足りていないことは、事実かと思います。

クランチロール、アニメ『チェンソーマン』について秋作品の人気作品の一つと明かす 世界各国でキャンペーン、反響や評価ポイントも紹介

クランチロールは、10月11日から海外でも配信が始まったTVアニメ『チェンソーマン』について、「クランチロール」で配信中の2022年秋作品の人気作一つになっていることを明かした。

定性的な情報はわかりますが、定量的な数字も知りたいところですね。最低限、他のどの作品と同じぐらいなのかは開示してほしいです。「人気作の一つ」というコメントだけでは、具体性が全くありませんので……。

CGアニメへの違和感は見る側の誤解?急増の背景にアニメ業界の「複雑な事情」

アニメ化50周年を迎えた『ルパン三世』と、原作40周年を迎えた『キャッツ・アイ』がコラボした新作劇場アニメ『ルパン三世VSキャッツ・アイ』の製作が9月22日に報じられ、多くのファンを驚かせた。

アニメーター不足と技術の進歩のおかげでCGアニメは増えています。とはいえ違和感もあり、今は「それはシンプルに『見慣れていないから』ということが大きい」ところもあるんでしょうね。ルックの問題も多々でしょうけど。

「鬼滅の刃」の「刀鍛冶の里編」 「遊郭編」から1年待つのは長い?

人気アニメ「鬼滅の刃」のシリーズ最新作「刀鍛冶の里編」が2023年4月から放送され、一足先に2月からワールドツアーも上映されることが発表されました。

1年待つのは確かに長いですが、仕方のない面もありますね。制作ラインを増やせば、待たないで作品が観られるとは思いますが、クオリティにバラツキが出てしまうことが避けられません。

映画『クレヨンしんちゃん』新作は3DCGアニメに!監督・脚本は大根仁

アニメ「クレヨンしんちゃん」の劇場版シリーズの新作『しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~』が、2023年夏に公開されることが明らかになった。

しんちゃんのキャラクターデザインは、ある種カートゥーン的なので、CGには合ってそうですね。白組が制作するので、クオリティ的にも安心です。

宮崎駿監督10年ぶり長編最新作『君たちはどう生きるか』来年7・14公開決定

スタジオジブリの宮崎駿監督(※崎はたつさき)が手がける10年ぶりの長編作品『君たちはどう生きるか』の公開日が2023年7月14日に決定した。

『タイトルは同じだが、内容は全く異なるため、原作・脚本も「宮崎駿」となっている』→吉野源三郎の原作をどうアニメ化するのだろうと思っていたので、これにはびっくりです。タイトルが同じであっても、別内容とは……。

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