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『私はそこにはいないのに、あなたには私がそう見えているのね』これがどれだけ寂しくて苦しいのか、私は知っている。



『沢山の自然に囲まれていたい。』漠然とした想像の中にあった見ている景色は、私が"在りのまま"になるために必要なものだと感じていたけど、でも少し違うようにも思った。
静かな自然を見ていると心が落ち着くのがわかる。でも在りのままになるには自分の心への想いと、決意が必要だと思った。
確かに環境が変わったことで心機一転が出来て、色々と入り混じった雑念が削ぎ落とされたように思う。現にもう何年もここに住んでたんじゃないかというくらいに馴染んでいる。
それは私にとってとても大切なことで、きっとこっちへ来なければまだまだ燻っていたと思うし、きっと"住む"ということに悩んでいたと思う。
やっぱり離れてみないとわからないことは沢山あって、だからこそ感謝ができるようになって。一つずつ変わっていくことと、変わらないものがはっきりとしてきた。
私のやりたいことってなんだろう、伝えたいことってなんだろうって、ずっと自分の中の音楽と向き合う中でしてきたことは今も無くなることなくここにある。
そうやって会話していくといつだって一番に上がるのは"何も我慢せず、何にも捉われず、唄うこと"と、"私を愛すこと。愛せること。"だ。
あとは健康的な身体があればどこへだって行けると思う。
何月までにこうする!を辞めるだとか、目の前にあるもの、今できるものに集中するだけにするだとか、小さなことから始めて、今日は一日ゆっくり寝てたっていいだとか、日向ぼっこしてようとか。
私のテーマである孤高は、自分への愛、愛失くしてはきっと辿り着けなくて、寄り添う温もりのような、たった一人輝くのではなくそれぞれの弱さを包み込める光のようなもので。
自分の信念は曲がらない、言い切れるほどの強さも、やりたくないことはしない!という決意、自分の中で咀嚼したものをしっかり吐き出せる準備と、勇気と、言葉の力を持つ。
お金があるないとか、人が足りないとか、できないことではなくて、今できることをかき集めてみる。
そして時間がどれだけかかっても作りたいものを創る。
誰かに理解されなくてはいけないとき、型に自ら嵌りにいかなくちゃいけない瞬間は、『またか。』と息を吐いてしまっていたけど、そうじゃなくていい。
きちんと自分の想いは伝えないと伝わらないからだ。
問題点をどうやって解決していこうかとか、人との境界線が薄すぎてコミュニケーションに疲れていたのもあって、正直蔑ろにしてしまった部分もあるけど、どうやったら嵌まれるかじゃなくて、どうやったらみんなが同じ景色を見て、同じ楽園に進めるだろうを考えていたい。面白いものをやろうよ、それでいい。
『私はそこにはいないのに、あなたには私がそう見えているのね』これがどれだけ寂しくて苦しいのか、私は知っている。
孤高
言葉と自分に無責任な人は嫌いだ。
自分の芯があって、素直で真っ直ぐな人がいい。きっとそんな自分で在り続けることで、もっと自分を好きになれる。
好きになることができる。
一歩ずつだ、少しずつでいい。
ゆっくり歩いて行こう。



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裸足が好きです

白よりの藍

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