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【俳句】夏の五句と知性とは(日記)

幽霊も踊るしかないフェスの夜

フェス

背伸びして後悔ののち夏休み

蚊取り線香

夕立ののちに手放す執着よ

雨に濡れた傘

青嵐それでも笑んでよいか問う

風に揺れる緑

水玉を見つめる瞳もまた玉よ

金魚

こんばんは、笹塚です。一週間お疲れさまでした。ラジオを聴いていたらふと流れてきたこの曲に一目ぼれ(ひと聴き惚れ?)して、最近は作業中はこの曲をヘビロテしています。カラオケにも入っているようなので、いろいろなことが好転したら、ぜひとも歌いたい……!

さて、過去は執着が強いほど美化されると思っているので、翻って自分の中のどろどろとした感情も、ちゃんと認めていきたいなと痛感する日々でした。私も人の子だ、ちゃんと醜いよ。だからこそ、言葉を借りて表現できることに、改めて感謝したいです。

しばらくフルタイムで出勤が続いていたのですが、この状況下なので、再びテレワークが復活しました。お仕事のお供はもっぱらラジオ。たまに音楽。真っ昼間からタイムフリーで「JUNK」や「ANN」を流しながら仕事をしている悪童のアカウントがこちらです。

カレーライス
美味!カレー!

自宅から徒歩圏内に、とても美味しいカレー屋さんを見つけました。今日いただいたのは、チキンとキーマのダブルカレーのおかずプレート。「スパイスカリィ」を標榜しており、夜7時には閉まってしまう、それも夜の営業は金・土のみというなかなかレアなお店だったのですが、これがもう、とにかく美味しかったです!(食レポ下手か)

辛さ+2にしたのですが、私にとってはほどよいスパイス加減でした。ちなみに夫は+0の甘口を選択。意外と(?)慎重派みたいです。カフェみたいなオサレな内装で、スパイスの香りに心身ともに癒されてきました。東京の西のほうへお越しの際は、ぜひ!


とあるラジオで「論破して相手を黙らせることや安易に答えを求めることは、知性の対極にある」という旨の(要約しすぎて論旨が歪曲していたらすみません)話が流れていて、仕事のメールを打ちながら「なるほどな」と感じました。これは別の機会ですが、「『従順』の対義語は『哲学』だ」とも。つまり、問いかけ続ける、考え続けることこそが知性を知性たらしめるのではないかと、私なりに考えています。

結論を出せ、とか伏線は回収せよ、とかもっといえば「わかりやすくせよ」とかいう風潮があるのでしょう。それは私も、作品を書いてきた中で肌で感じています。そして知性はそういう風潮に、それこそ抗うためのものなんだろうと思うのです。理論武装とはまたちょっと違う。考え続けることとは挑み続けることであり、ときに間違って遠回りをすることであり、歩みを止めないことであるかもしれない。

しれない、と書いたのは、まだ私自身の中で考えが煮詰まっていないからです。で、煮詰まってもまた新たな思考の素材が取り込まれて、「結論!」という凝り固まったサムシングに拘泥することなく、とろ火でいいので抵抗の火を心のうちに灯し続けていきたいのです。

……柄にもないことを書いておる笑。

暑い日が続きますね。私はついに遮光率100%の日傘をゲットしました。つまり、私は灼熱の昼間にも闇を生み出す武器を手にしたのです。これで8月も怖くない、はず!

熱帯夜が続きますが、みなさま、良い週末をお過ごしください。


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