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【き-52】文学フリマ東京37!【11/11開催】

こんばんは。最近は短歌を多く更新していますが、オフラインでは主に小説に力を入れています。今週土曜日開催の「文学フリマ東京37」では、以下の作品を出品する予定です。コンセプトは、「病んでも、大丈夫。」その想いで紡いだ物語たちです。ぜひ、皆さまのお手元にお迎えください。

【開催概要】
文学フリマ東京37
日時:11/11(土)12:00〜17:00
場所:東京流通センター第一・第二展示場、笹塚のブース位置は【き-52】(第二展示場一階)、サークル名は「こことのこと」です。

◈作品ラインナップ

光の花束(短編小説)

光の花束の表紙
価格:800円

精神科医と青年患者の不思議な絆の物語。
精神科医の森下芳之は、ある日の夜勤明けに若き男性患者・篠崎隼人と出会う。隼人の口から繰り返し漏れる「ランパトカナル」という謎の言葉。その意味がほどかれて「彼ら」の過去が暴かれるとき、二人の間に不可思議な絆が訪れる。それを、いったい誰に咎めることができるだろう。人が人を「救う」こととは果たしてどういうことなのか。「救い」が起こるとき、いったい誰が「救われる」のか。(命を無条件に肯定することがなぜこんなにも困難なのだろうか。)問いかけはただ虚しく、「彼」の抱く傷だけがその答えを知っている。

こちらは、石川葉さんにカバーをデザインしていただきました。


浜辺で花火(短編小説)

浜辺で花火の表紙
価格:500円

「死にたい」、それもまた青春。
社会福祉士をめざすとある大学生。「今日この店が閉店したら、俺、死んでもいいかな?」突然の彼の宣言に、私は戸惑いつつも一つの提案をした。 
「じゃあさ、死ぬ前にひとつ、楽しいことをしようよ」
浜辺で花火をするまでは、死なないでいること。そんな儚い約束をした、私と彼の、どこにでもありそうな、唯一無二の青春の1ページ。


純愛とか笑わせんな(短編小説)

純愛とか笑わせんなの表紙
価格:500円

ありのままのあなたでいい、は時として暴力だ。
警視庁捜査一課の若手刑事、葉山秋広には少し異様な性癖がある。それを知っていながら、警視庁随一のじゃじゃ馬事務員、若宮は葉山にすっかり惚れ込んでいるのだ。 若宮はいう。 「どうせ殺すなら、私にしてくださいね」。
ヤバすぎる性癖を持つ想い人を振り向かせるために、若宮の無茶苦茶な奮闘がはじまる。


コトノハ(長編小説)

コトノハの表紙
価格:800円

それぞれがそれぞれの「一歩」を踏み出す物語。
東京の西の街にある喫茶「コトノハ」。ここには人生に少し疲れてしまった人たちが、安らぎを求めて集う場所。
ある日、コトノハに「魔女」を自称する女性が現れたことから、それまでの日常が徐々に変化しはじめる。
一方、数年ぶりに精神科病院からの退院が叶った透。しかし彼の目の前には、諦観と絶望しか転がっていなかった。そんな彼のもとに、どこか生意気な三毛猫がひょっこりやってきて……。


しあわせのかたち(中編小説)

しあわせのかたちの表紙
価格:800円

それが、わたしたちのしあわせのかたち。
解離性同一性障害(DID)の青年、裕明はパートナーの美奈子と暮らしている。ある日、二人の住む街で少女が連続して惨殺される事件が起きた。その事件にどうも、裕明の別人格が関与しているらしくて――
これは、ときどき泣き虫になってしまう彼女と、ときどき派手に壊れてしまう彼の、穏やかな生活の風景画。

こちらは、石川葉さんにカバーをデザインしていただきました。


夏を埋める(短歌と掌編)

夏を埋めるの表紙
価格:300円

夏を埋めたいひとの詠んだ短歌と掌編。
「写真×掌編×短歌」を8編収録。暑いのが苦手なひとが詠んだ、夏を埋めるための一冊です。どうぞ涼んでいってください。

公園で見つけた蝉の抜け殻を「きれい」と言ったきみのほうこそ


以上のラインナップで、第二展示場一階【き-52】こことのこと、で皆さんのお越しをお待ちしております!11/11(土)は東京流通センターでお会いしましょう〜。よろしくお願いします!

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