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【告知】文学フリマ東京36に出店します!

こんにちは、今日はおやすみモードの笹塚です。急に暑くなった午後、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

さて、文学フリマ東京36が次の日曜日、21日に迫ってきました。以下にも情報をまとめていますが、改めて告知させてください。

▽文学フリマWEBカタログ

https://c.bunfree.net/c/tokyo36/h1/R/16

▽個人サイトでの告知ページ

■日時:5月21日(日)12時~17時
■場所:東京流通センター(TRC)第一展示場
■ブース位置:R-16
■サークル名:こことのこと

☆今回の新刊

「夏を埋める」というタイトルの、掌編と短歌の詰め合わせです。お財布に嬉しい、100円にて頒布予定。

掌編と短歌 夏を埋める 笹塚心琴
公園で見つけた蝉の抜け殻を「きれい」と言ったきみのほうこそ

☆出品予定の既刊

■詩集 溢れる

詩集 溢れる 笹塚心琴
300円

痛々しいほどに、痛い。痛くあることをもう、恐れない。

書下ろし作品をふんだんに詰め込んだ詩集。「1ページに一編の詩」という基本スタイルでたくさん想いを込めました。いろいろがたくさんあふれてきて、いっぱい苦しかったからこそ生まれた一冊です。「痛々しいこと」を恐れていた頃の自分に伝えたい言葉を、届けにきました。


■詩集 絶対的生存肯定学

詩集 絶対的生存肯定学 笹塚心琴
200円

生きるのに、いちいち言い訳や理由がいるのかよ。

書下ろし作品をふんだんに詰め込んだ詩集です。「1ページに一編の詩」という基本スタイルで「生きる」を肯定するための言葉を探しました。 無条件の絶対的生存の肯定に、難易度など存在しない。言葉は本能を決して超えないけれど、哲学は時として本能を制する、かもしれない。そんな一冊です。


■歌集 流るるる

歌集 流るるる 笹塚心琴
500円

私の歌は誰かのこころを揺らせるか。

短歌に対して自分なりに真剣に向き合った詠み下ろし99首を収録。
私の歌がもしも誰かのこころを揺らすようなことがあれば、それは(私にとって)ちょっとした事件です。共犯者になってくれませんか。


■短編小説 浜辺で花火

浜辺で花火 笹塚心琴
500円

「死にたい」、それもまた青春。

社会福祉士をめざすとある大学生。「今日この店が閉店したら、俺、死んでもいいかな?」突然の彼の宣言に、私は戸惑いつつも一つの提案をした。「じゃあさ、死ぬ前にひとつ、楽しいことをしようよ」
浜辺で花火をするまでは、死なないでいること。そんな儚い約束をした、私と彼の、どこにでもありそうな、唯一無二の青春の1ページ。


■短編小説 光の花束

光の花束 笹塚心琴
800円

たとえ言葉が霧散しても、彼らの生きた痕跡は消えない。

精神科医の森下芳之は、ある日の夜勤明けに若き男性患者・篠崎隼人と出会う。隼人の口から繰り返し漏れる「ランパトカナル」という謎の言葉。その意味がほどかれて「彼ら」の過去が暴かれるとき、二人の間に不可思議な絆が訪れる。それを、いったい誰に咎めることができるだろう。
人が人を「救う」こととは果たしてどういうことなのか。「救い」が起こるとき、いったい誰が「救われる」のか。(命を無条件に肯定することがなぜこんなにも困難なのだろうか。)問いかけはただ虚しく、「彼」の抱く傷だけがその答えを知っている。


■中編小説 しあわせのかたち

しあわせのかたち 笹塚心琴
800円

それが、わたしたちのしあわせのかたち。

解離性同一性障害(DID)の青年、裕明はパートナーの美奈子と暮らしている。ある日、二人の住む街で少女が連続して惨殺される事件が起きた。その事件にどうも、裕明の別人格が関与しているらしくて――

これは、ときどき泣き虫になってしまう彼女と、ときどき派手に壊れてしまう彼の、穏やかな生活の風景画。

▽こちらの作品とあわせてお楽しみいただけます。


■長編小説 コトノハ

コトノハ 笹塚心琴
800円

それぞれがそれぞれの「一歩」を踏み出す物語。

東京の西の街にある喫茶「コトノハ」。ここには人生に少し疲れてしまった人たちが、安らぎを求めて集う場所。
ある日、コトノハに「魔女」を自称する女性が現れたことから、それまでの日常が徐々に変化しはじめる。
一方、数年ぶりに精神科病院からの退院が叶った透。しかし彼の目の前には、諦観と絶望しか転がっていなかった。そんな彼のもとに、どこか生意気な三毛猫がひょっこりやってきて……。

▽こちらの作品に大幅に加筆した小説です。


■短編小説 純愛とか笑わせんな

純愛とか笑わせんな 笹塚心琴
500円

ありのままのあなたでいい、は時として暴力だ。

警視庁捜査一課の若手刑事、葉山秋広には少し異様な性癖がある。それを知っていながら、警視庁随一のじゃじゃ馬事務員、若宮は葉山にすっかり惚れ込んでいるのだ。 若宮はいう。 「どうせ殺すなら、私にしてくださいね」。 ヤバすぎる性癖を持つ想い人を振り向かせるために、若宮の無茶苦茶な奮闘がはじまる。

▽こちらの作品のパラレルワールド的小説です。


出品予定の作品は以上です。立ち読みももちろん大歓迎です!お気軽にブースに遊びに来てください。しっかり者の友人と、しっかりしていない者の私が並んでいると思います。

お立ち寄りの際はぜひ、noteでの筆名も教えてくだると嬉しいです。皆さんにお会いできるのを楽しみにしております!

それでは、TRC【R-16】でお会いしましょう~。


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