顧客ストーリーの発信で、より多くの潜在顧客を惹きつける
ずっと昔から、世界中で人々を魅了し続けてきたものが"ストーリー"(物語)です。
古くはシェイクスピアや源氏物語に始まり、今でも映画やドラマ、小説、アニメなどは多くの人を魅了して心を揺さぶり続けています。
この物語の持つパワーをビジネスに活かしてみましょう!というお話し。
どうするかといえば「顧客を主人公とした顧客の物語を発信」するんです。
その物語のカギとなるのが、あなたのビジネスでの商品やサービスです。
ただ、ここで気をつけておかないといけない大事なコトが。
間違っても、自分や自社を主人公としないでくださいね!
そんなもの、誰も興味ないですから(笑)
具体的なストーリーの組み立て方ですが、顧客が抱えている問題があって、そのうえであなたのビジネスでの商品・サービスに出会い、それを使うことで顧客自身の生活や人生が大きく変化していったという一連の流れをストーリーにしていきます。
そして、この時に主人公とすべき顧客は、あなたが設定したターゲット層にぴったりと当てはまる人です。
※顧客ターゲット設定については下記の過去記事参照
そうすることで、ターゲット層の潜在顧客の心に響いて惹きつけることができます。
実例として、youtubeで「ニッセイ 見守るということ」と検索してみてください。
TVCMでも観たことがある方も多いと思いますが、父親を亡くして、その後の様子が娘の視点で描かれているCMがあります。
このCMでは一切の商品説明はありません。
生命保険でよくある「○○歳まで入れます!」や「掛け金は月々○○円です!」というものは一切なし。
ただ、父親の視点、娘の視点で家族の思い出が映し出され、父親が亡くなったあとの娘の現在が描かれています。
これを観ると、多くの子供を持つ父親は心揺さぶられ、自分の家族に当てはめて「もし自分に何かあったら…」と自分事として捉え、それに「備えなておかないと!」と考えるようになるでしょう。
私も娘がいますので、このCMにはグッと引き込まれてしまいます。
これがストーリーの力なんですよ!
生命保険業界では数年前までこうしたリアルに死を連想さすものはタブーとされていたようですが、日本生命さんは社内で何度も検討を重ねてこうしたCMを制作し、大きな反響があったことから、このCMシリーズを続けていて、今では他社も類似のアプローチのCMを作成するなどして追随しています。
このようにあなたのビジネスでの商品・サービスを顧客視点でのストーリーとして発信してみませんか?
そうすることでより多くの潜在顧客を惹きつけ魅了することが出来るはずです。
実際に、どの商品をどういったターゲット層にどんなストーリーを出せばいいのか?など具体的なことについては経営コンサルタントの私にご相談ください。
あなたのビジネスの強みと可能性を見出して、人を魅了する物語を提案させていただきます。
リットリンク
オフィシャルサイト
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?