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カテゴリーごとに明確なターゲット設定をすることで、お客様から選ばれやすくなる

あなたのビジネスでは、それぞれのカテゴリーごとに明確なターゲット設定は出来ていますか?

ターゲット設定でよくありがちなのが「働く女性」「健康に気をつけてる人」「高齢者」「富裕層」などなど。

実は、これでは漠然とし過ぎて明確なターゲット設定になっていないんですね。

ビジネスにおけるターゲット設定は、もっと具体的に絞り込んでいく必要があります。

実例をあげると、女性に人気のあるインテリア・雑貨の Francfranc(フランフラン)は、設立当時のターゲット設定は【都会に住む25歳独身女性】としていました。

またフランフランが展開するモダンワークスというインテリア・家具を扱うブランドのターゲット設定は【30代~40代の世帯年収800万~1000万のミドル層】としています。

この実例をみると、ブランドやカテゴリーごとにすごく明確なターゲット設定されていることがわかりますよね。

なぜ、こうした細かな設定をするのか?

そうすることで、そのビジネスでの商品・サービスの展開やイメージ、メッセージが具体的で明確になり、顧客層により伝わりやすくなるからです。

例えば、女性が数百人ほど集まった講演会で、女性の働き方について話すとき「働く女性にお伝えしたいことは~」と話し始めるのと「結婚しても仕事と家庭を両立させながらキャリアアップを目指していきたいと考えてる女性にお伝えしたいことは~」と話し始める方が、聴衆はグッと興味関心を持って聴いてくれるようになります。

人は、漠然としたことを言われても自分事だと捉えずにスルーしてしまうものですが、より具体的で細やかな前提で話をされると興味を惹きつけられるものです。

「いや、でもそれだと結婚して仕事と家庭を両立しながらキャリアアップしたいと思ってる女性にしか伝わらないんじゃない?」と思われるかもしれませんが、意外とそうではないんですよ。

例えば、ドラマや映画を観ていて主人公の置かれた境遇や状況に感動したり涙したりすることは誰にでもあると思いますが、その主人公とあなたはまったく同じ境遇ではないですよね。

でも、そこに何かしらの共通点や想いの共感を通して感情移入し、涙したり感動する。

だから、より具体的で絞り込んだターゲット設定にしていても、それに当てはまる人だけではなく、その他の人にもちゃんと届いて響いていくものなんですよ。

このように、ビジネスにおいて明確なターゲット設定をする意味と効果は絶大です。

そうすることで、そのビジネスのブランディングがわかりやすく確立されて、商品・サービスの魅力が顧客層に伝わりやすくなり、結果的にあなたのところが選ばれやすくなります

あなたのビジネスでは、それぞれのカテゴリーごとに明確なターゲット設定はできていますか?

「なるほどなと思ったけど、自分ではよくわからないな」とターゲット設定にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

ココソラ経営コンサルティングは、あなたのビジネスチャンスを見出して、飛躍させていくサポートをしています。



吉川正三 ココソラ経営コンサルティング代表


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