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ブランドインタビュー NO.2〈USS〉

こんにちは!COCO.skinの後藤です。
最近梅雨に入って毎日ジメジメしてますよね~
梅雨って、湿度高いのに乾燥が気になったり、皮脂も出やすい季節じゃないですか!?
肌がゆらぎやすくて、気分が下がりますよね(どよーん)

今回のインタビューは、そんな私と同じお悩みを抱えている方におすすめのブランド〈USS〉です。
ブランドマネージャーの黒木さんはとても誠実な方で、真摯に化粧品と向き合っている姿勢にいつも尊敬しております!
そんな黒木さんに、USSのこだわりについてお聞きしました。


人と地球の綺麗のために未来に向かっていく
環境配慮型ブランド「USS」

ー まず、ブランドを立ち上げた経緯を教えてください。

USSは、株式会社イー・エス・エスという会社から誕生したブランドです。
株式会社イー・エス・エスは会社の方針として、人と地球が一緒に綺麗になることを目指しています。
洗顔から始まった会社ということもあり、環境の中でも、水が最終的にたどり着く海の環境改善に積極的に取り組んでいます。
そこで、今までのブランドではできない、もう一歩踏み込んだ環境配慮ができるブランドを作ろうということでUSSを立ち上げました。

ー もう一歩踏み込んだ環境配慮とは、具体的にどういったことでしょうか?

成分や容器などの資材にこだわっており、海洋生分解性試験を行うことで、海の水の中でちゃんと分解されるか確認しています。
生分解性試験はよく聞くと思いますが、より合格基準が厳しい海洋生分解性試験はなかなか広まらず、あまり知られていないんです。
土の中って微生物がたくさんいるんですけど、海は土の中に比べて量も種類もものすごく少ないんです。
分解されにくい成分は土の中でようやく分解されたとしても、海だともっと何年もかかったり、永遠に残ってしまうこともあります。
なので、生分解性よりも厳しい海洋生分解性を意識することが、これからは重要になってくると考えています。
化粧品で当たり前に海洋生分解性を確認するような未来になったらいいなと思っていて、USSが最初の取っ掛かりになりたいと思っています。

ー「USS」というブランド名の由来を教えてください。

USSの最初の2文字 “US” には3つの意味があります。
1つ目は英語のUSから「私達」、2つ目はEarth(アース)から「地球」、3つ目は明日(あす)から「未来」です。
人と地球の綺麗のために未来に向かっていくことを表現しています。

USSの最後の文字 “S” は3つの単語、「Science(サイエンス)」「Simple(シンプル)」「Sustainable(サスティナブル)」の頭文字からとっています。
ナチュラルなだけでなく、サイエンスを活用し、自然にも人にも良い影響を与える。
できるだけシンプルに、不要な成分や資材を使わない。
サスティナブルな世界や美容方法を意識する。
人と地球を綺麗にするための解決方法を表現しています。

ー “環境”がすごくキーワードになっているブランドだと思いますが、環境に着目したきっかけはなんですか?

世の中的にも環境配慮を見過ごせない動きになっているというのもありますが、個人的には自然がなくなっていくことが寂しいと思ったことが最初のきっかけです。
一番象徴的な出来事は、レンゲ畑を見なくなったこと!
私は地元が山の麓で、自然の中で育ちました。
田んぼの中を歩いて学校に通っていて、レンゲ畑もたくさんありました。
昔はレンゲで冠を作ったりして遊んでいましたが、最近全然見かけません。
あの昔懐かしい風景がなくなっていくことが寂しいと思ったんです。


譲れないポイントは“環境への配慮”と“肌への効果”
両方を達成するちゃんとした商品しか出さない

ー 商品についても聞いていきたいと思います。商品に対するこだわりはありますか?

譲れないポイントは、環境への配慮と肌への効果
環境への配慮は絶対条件ですが、肌への効果や変化がないと化粧品としての意味がそもそもないですし、使い続けることが難しいですよね。
どちらかだけでは意味がないと思っています。
なので、両方達成しているというところがこだわりです。

成分にも厳しい基準を設けていて、使わない13の成分を決めています。
海洋生分解性が保たれていることが条件なので、自然の中でそのまま取ってきたような成分を使っています。
環境と肌の負担になるような成分は使用しません。

■USSの13の成分フリー
紫外線吸収剤・マイクロビーズ・エタノール・合成香料・合成着色料・石油由来界面活性剤・シリコーン・鉱物油・動物由来成分・動物実験を行っている成分・サルフェート成分・防腐剤・抗菌剤


ー 化粧品でよく使用されている感触に関わるような成分も使用しないのは、商品開発がかなり大変そうですね。

こだわりすぎるあまりまだ形にできていない商品もあります。(笑)

1つはクレンジング。
メイク落ちや使いやすさを考えると、どうしても機能の高い界面活性剤を使わなきゃいけないんです。
でもそうすると海洋生分解性が格段に下がるので、まだ作れていません。

もう1つは日焼け止め。
環境に配慮したものは世の中にたくさんありますが、海洋生分解性まで配慮するとなると難しいんです。
あと感触が良いものを作ることも大変で・・・
日焼け止めは指定の量塗らないと意味がないじゃないですか。
でも、感触が悪いと塗る量を減らしちゃう。
環境(海洋生分解性)と機能(日焼け防止効果)の両方を考えると、かなり難しいです。

ー 話を聞いているだけで欲しくなりますね!発売の予定はありますか?

現時点で目処はたっていませんが、次に出したいのはクレンジング!
次から次に新商品を出すのではなく、環境に配慮していて、機能(効果)がちゃんと得られるものしか出さないと決めています。
なので、商品開発のスピードはすごく遅いんです。
取り組んではいるんですけど、ちゃんとしたものしか出したくないので、ブランドを始めて3年で2商品(洗顔、化粧水)しか出していません。

ー ここまでこだわりを持って商品開発ができる理由はなんですか?

私は持病があり、幼少期に病院へ定期的に通っていたことがありました。
そのときの担当の先生に、「普通に勉強や運動ができるまで回復できているなんて奇跡だから、君は世の中に役立つ人になりなさい」と言われたことが刷り込みのようにずっと心に残っています。
大学進学を選ぶときに、自分が生きている間に世の中の役に立ったことがわかる職業に就きたいと思い、化粧品の道に進みました。

自然の豊かさを知っているからこそ、植物など天然由来の成分で、これからも役に立つ化粧品を作っていきたいと思っています。


ちゃんと皮脂汚れを落としてうるおいを残す
肌のコントロールが難しい人に使ってもらいたい洗顔

― USSの中でまず、どの商品から使ってもらいたいですか?

洗顔の「USS by パパウォッシュ バブル」ですね。
皮脂がちゃんと取れていないと何のお手入れしても肌に良くないので、スタート地点として使って欲しいです。
皮脂が多く分泌されてしまう原因は、食べ物や生活習慣、ホルモンのバランスなど様々あり、分泌自体を減らすことは難しいです。
なので、出た後にどう対処するかに重きを置く必要があると思っています。
時間が経った皮脂はダメージ物質に変わってしまうので、しっかり落とすところから始めないとダメなんです。

『USS by パパウォッシュ バブル』
商品詳細はこちら≫

― 「USS by パパウォッシュ バブル」はCOCO.skinでも人気の商品です。洗顔はスキンケアの中でも大切なステップですよね。どんな人に使ってほしいですか?

私自身の肌質や肌悩みに近しいのですが、皮脂が多めでテカリも気になるけど乾燥する、肌のコントロールが難しい人に使ってもらいたいです。

洗顔やクレンジングなどの洗浄系は顔の部位によって使い分けできないので、顔の部位によって皮脂が出たり乾燥したりする肌の場合、今までは皮脂か乾燥どちらかを諦めるしかなかったんです。
例えば、皮脂を落としたいからちゃんと汚れの落ちる洗顔を使う。そうすると肌が乾燥してしまうので、化粧水で補うとか。

そこで、「USS by パパウォッシュ バブル」は、ちゃんと汚れは落ちるけどつっぱらないようにうるおいを残すことにこだわりました。
お客様にスッキリ落ちるのにつっぱらない、とよく言っていただけます。

― そういったお客様の声はどのように知ることが多いですか?

実際に使ってもらっている方から、直接お声を聞くことが多いです。
LINEでやり取りしたりとか、最近だとオンラインで30分くらいお話したりします。
直接聞かないと分からないことも多いですね。

例えば、Tゾーンはすっきりするけど頬がちょっとつっぱってきたと言う方がいらっしゃいました。
お話を聞いていくと、すすぎは10回が推奨なのですが、20回以上すすいでいて、すすぎ過ぎで乾燥してしまっていたんです。
使い方が間違っているというよりは、その時々の肌状態に合わせて使い方を変えることが化粧品に求められていると思っています。
でもそのタイミングを自分で判断するのって難しいじゃないですか。
なので、その時の肌にあった使い方や使用量、時には使うのをお休みするという選択も含めきちんと伝えられるように、1対1でコミュニケーションができるようにしています。

― 正しく綺麗になってもらうために1対1でコミュニケーションをとるのは、新しい取り組みだなと思いました。新しいといえば、紙のパウチを使っているところも今までにない取り組みだなと思いました。

商品開発で一番苦労したことが、アルミではなく紙製のパウチを使ったことです。
化粧品は3年間品質を維持しなければいけないというルールがあるので、紙で品質を維持することは難しかったです。
中身が粉体で湿気を吸ってしまうので・・・
アルミは空気透過率が低いので湿気にくいんですが、紙だと湿気やすいんです。

ただ、次もリサイクルできる素材で詰め替えのパウチを作ることが、USSのこだわりをお伝えできる方法だと思ったので、なんとしてでも紙の容器で品質を維持できる商品にしたかったんです。
パッケージの一部に紙を使っている商品はありますが、紙の容器に製剤が直接入っている製品は他に見たことがありません。
今のところどこにもない、大きな特徴だと思います。


環境問題をポジティブに、身近に感じられるようにしたい
USSのこれからと新商品“毛穴を隠しながらケアする美容液”

― お話を聞いていて、USSが行っている環境配慮が化粧品だけに留まらず、実現していくと良いなと思いました。何か将来の展望などありますか?

将来的にはUSSのゲストハウスを運営したいと思っています。
離島の海辺の生活水が一番ダイレクトに海に排水されているので、そういう場所がいいですね。
そこに泊まったら全てのものが環境に配慮されていて、環境問題をポジティブに、身近に感じられるようにしたいです。
そのために、化粧品だけでなく他の洗い流す商品の展開も視野にいれています。

― COCO.skinへの期待があればお聞かせください。

商品と肌悩みの不一致を改善すること。
通販だと実際に試すことができないので、買う前にできるだけ「あれ?この商品が自分に合うのかな」という不安をなくしていくための深掘りが重要だと思っています。
買ってみたけど自分に合わなかったから使い切らずに捨てる、となると、お互いに悲しいじゃないですか。
COCO.skinは肌診断によって商品と肌悩みのミスマッチがない出会いを提案しているので、そこが一番期待しているところです。

― 最後に、COCO.skin利用者へのメッセージをお願いします。

「肌悩みを解消したい」「自分に合った化粧品に出会いたい」という気持ちでCOCO.skinを使う人が多いと思うのですが、もしUSSの商品がおすすめされて手に取ってもらえた時には、化粧品でも環境配慮ができることを知ってもらえると嬉しいです。

― そんなUSSからプレゼントをいただきました!

7月に発売開始予定(前後する可能性あり)の新商品の現品を、販売前に先行プレゼントします!
毛穴を隠しながらケアしてくれる美容液です。
朝に使用すると皮脂吸着パウダー配合によって日中のテカリが抑えられます。
夜の洗顔後に使用すると毛穴がフラットでいられます。
さらに、「USS by パパウォッシュ バブル」のサンプルもお付けします!


プレゼント詳細

プレゼント
・「USS ポアバニッシュ」現品
・「USS by パパウォッシュ バブル」サンプル
対象者:COCO.skinにて、スキンケア商品をお買い上げいただいたお客様
    ※肌解析キットは対象外です
個数:50個
期日:2023年7月1日~ (なくなり次第終了)


インタビューの感想

最近、環境に配慮した化粧品が増えてきたなという印象はありましたが、ここまでしっかり環境のことを考えているブランドは他にないんじゃないかと思いました。
環境に配慮しているだけでなく、機能(効果)に対してもしっかりとアプローチしているとことがUSSのすごいところですよね。
私も実際に「USS by パパウォッシュ バブル」使用したことがあるのですが、毛穴汚れがスッキリ取れて、肌が明るくなったように感じるんです!
洗顔の老舗ブランドから誕生したこともあり、このお値段でこのクオリティ・・・素晴らしい!
改めて多くの人に使って欲しいブランドだと思いました。


追記

今回プレゼントで新商品「USS ポアバニッシュ」の現品をいただきました!
しかも、発売前の先行プレゼントなんです\(^o^)/
太っ腹すぎる・・・!
私もいただいて使用してみたのですが、本当に「毛穴どこいった!?」ってくらい目立たなくなります。
ジェル状の使いやすいテクスチャーで、塗布後に肌がサラッとするのも嬉しい!
しかも、「USS by パパウォッシュ バブル」のサンプルまで付けてくださいました!
お得すぎるこの機会に、ぜひ手に入れてみてくださいね。