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こころの天気Vol.11〜Hallo my feeling.

走れ!【フリーカウンセラー】
記事の出だしのネタが、本日一番の悩みでした。
※他のことで悩め

こころの天気

月に一度の児童思春期精神科デイケアのプログラムです。
こころのかんじを天気に例えて描画してもらいます。
先ずはじめにマインドフルネスから。

こどもに「はい、マインドフルネスしましょう」と言ってもよくわからないし恥ずかしいので、たいていはできません。
なのでわたしは促すのではなく読み聞かせのように絵本を読みます。
絵本のなかに「さあ、息を吸って、全部吐くんだ」などのやってみるように言うセリフがありますが、そこは実際にわたしも息を吸ったり吐いたりして真似するよう声かけながら読んでいます。

マインドフルネスでからだに気持ちを向けたら、からだの様子を感じてもらいます。
これをフォーカシングではフェルトセンスと呼びます。
そのフェルトセンスはどんな感じかなと寄り添っていくと、ぼやけていたもののかたちがみえてきます。
そしてそれがなにを表しているのかわかると、今のじぶんにしっくりくる答えのようなものやメッセージが伝わってくるのです。
このような流れをこころの天気を描くなかでします。
わたしのこころの天気はこうでした。

若干くすんだ青い空間に黒いぐるぐるしたものを描きました。
今まで何十回とこころの天気をしてきましたが、じぶんのフェルトセンスをそのものを描いたのは初めてです。

描きながらフォーカシング

初めての体験にこころ踊りました。
さぁ、わたしのこの‘“黒いぐるぐる”に寄り添っていこう。
なんとなく黒いぐるぐるは動きたそうでした。
ぐるぐるの周りをうっすら白いコンテを塗って、動ける範囲を示してあげました。
あーいい感じ、
でもなんか足りないような。
ふと、顔をあげると前に座ってる子がきれいなピンク色を使っているのが目にとまりました。
やわらかでほんわかキラキラした感じが伝わってきて、素直に「羨ましいな」と思いました。
そして「わたしもそんな年齢ではないけど、ちょっとだけ可愛いのがほしい」という気持ちが出てきました。
そこで、黒いぐるぐるにピンクの色をてんてんとのせてみました。

すみません、拡大してもあまりわかりませんね。
わたしの生活のなかに、ほんのりピンク色したおしゃれがあってもいいかも。
働いてばかりいないで、たまにはオシャレしてお出掛けしたいな。※週6勤務 
たまにはリラックスして気を抜いてもいいかも。
そんなメッセージが浮かんできました。
あとはいつでも休む場になるよう、下はふかふかの草を敷いてみました。

毎回こころの天気はわたしがファシリテーションするのですが、だれよりもいちばん癒やされてる気がします。
今回も新しい発見をありがとうね。

あなたは?
あなたのこころの天気はいかがですか?
いつかいっしょに見つけられるといいですね🌟

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