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「メンタルクリニックでの勤務、始まる」 臨床心理士への随録 心理学

産業カウンセラー資格と、臨床心理士および公認心理師取得予定者の看板で、都内にあるメンタルクリニックで心理カウンセリング業務を開始しました。

昨年よりは時間が取れるとはいえ今年は大学院生活が優先ということで、今のところは週一日のみの勤務にしています。有料のカウンセリングは既に大学院の心理相談室でも行なっていますが、クリニックで白衣を着て行うそれとはやはり意味合いが異なるため、私にとってはこれがデビュー戦の想いです。クライエントと雇ってくれたクリニックに対して、自分が成し得る最大貢献をしていきます。

良いのか悪いのか、院内はいつも盛況です。先生方の話によると患者数は増加傾向にあるようです。新米の私でも毎回5〜10人ほどの心理カウンセリングを担当します。通院されている患者さんの病態水準は神経症レベルの方が多く、初期症状で病院へ行く風潮がもっともっと大きくなるといいなと思っています。

日々、自分の技量の足りなさを痛感します。みつけた課題を大学院へ持ち帰って補修することができるため、修士二年のタイミングで現場に入れたのは幸運でした。使える資源を最大限に活かして、腕を磨いていきます。