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無意識を育んでいるからこそ大人は心から笑顔でいよう

これまで保育士をしながら、色彩心理を学んだり、人生のすったもんだを経験し、色んな人に出会ってきた中で

・幸せになるために生まれてきた。その答えはいつも自分の中にある。

・でもどうも自分が感情や思考で選んでいることと、本質が求めることにズレがある。

・このズレの多くに小さい頃から親や社会から刷り込まれてきた思い込みの枠という壁が立ちはだかっている。これがかなり厄介。

ということを体験し学びました。

そしてなりたい自分になる1番の近道は、感情や思考で選ぶことと、本質が求めていることが一致した時。


たまたま幼児教育の中でも”三つ子の魂100まで”の時期を含む保育園という現場に携わることが多かったということもあって、本質=無意識って、いつもの毎日の中で、何気なくかけている言葉やまなざし、態度の中で育ててるんだなー。ということを感じてきました。

○○法というスキルがいくら身についても、その人の本質や在り方が伴っていないと、うまくいきません。

スキルや数値で測れる部分よりも、今や非認知能力と言われる、コミュニケーション力、自分の気持ちをコントロールする力、頑張る力を幼児期に育んであげましょう。と言われるようになりました。

でも、頭でわかっていても、私たちの無意識はついつい転ばぬ先の杖をしてしまったり、一方的に我慢しようね。と、大人の都合で対応してしまったりしちゃいます。(私自身も、ついやっちゃった。)ってなることもある。だって人間だもの。

最近はそれも含めていいじゃーーん。って思うようになりました。保育や子育ての難しいところは「これをやったら正解」というものがないことだとよく言われる。

裏を返せば多少違ったなって思ってもやり直しがきく。そう。小さいズレはやり直せるのだ。(大きいズレもやり直せると思うけど相当の覚悟と努力が必要)だからあまり正解や完璧を求めすぎない方がいいんじゃないかなって思います。戻る場所。あちゃって思ったら軸に立ち返ればいい。

失敗から学ぶことって自身を大きく成長させてくれる。


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これからの世の中は、自分さえよければいい。ではなくて、自分らしさを発揮しながら、社会や環境と共鳴していくこと力が必要になるんじゃないかなぁと思う。

その時に一番大切になること。

子ども一人ひとりが安心して自分を出せる心の安全基地を持つこと。(怒ったり、グズグズも安心できる大人に受け止めてもらい乗り越えること)

大人が作る雰囲気や空気、何気ない言葉や眼差しの影響を大きく受けるから大人がニコニコ幸せでいること。どういう姿勢でいるのかはとっても大切。

心の安全基地があると、学びの脳が育ったり、自分で考えたり、葛藤を乗り越えたり、誰かのことを思いやったり、人のこと、自分のことを信じられるようになっていきます。


保育園で過ごす時間は両親が仕事をしている子ども達にとって、家庭の変わりにもなる時間。家庭環境も様々です。保育士が、業務の多さ、園の経営者や保護者の目線に必要以上に振り回される時間は本当に勿体無いし子どもの利益になりません。

保育士さん達が自分らしく(決して自分勝手ではない)のびのび保育ができたら、自然と子ども達は安心の空気に包まれるんじゃないかなー。

だからこれまで当たり前。と思ってきたことを今一度洗い出して、「それって子どもにとって必要?」「誰のために?」というシンプルな問いを続けながら、保育という現場を子ども達が命を輝かせる場になったらいいなと思うのです。シンプルに簡単に誰にでもできるそんな仕組み。奮闘記はやっとスタートしたばかり。

ココロネ保育園ホームページ http://cocoronehoikuen.com/







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