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Cup1☆Cafeでしか出合えない【Cafe本~またのご来店をお待ちしております~】絵本作家のこころメッセージ☆

誰しも気付かれたくない「こころ」があると思います
でも誰かに気付いて欲しいと思うのも「こころ」なんですよね


その「こころ」に、Cafeでしか出合えない【cafe本】は
そっと話しかけてくれるように綴った「こころメッセージ」です☆

お店がCloseするまで、毎日Cup1を15時頃お届けさせて下さいね(#^^#)

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Cup 1 ・あなたの時間


珈琲の香りとチョークアートで描かれたメニューに誘われて、
気が付いたら左足の一歩が、Cafeの店内に入っていた・・・。

ちょっと歩き疲れていたし、特に急いで帰る必要もないので
「たまには良いよね♪」と、ごほうび時間を過ごす事にした


泡立ったホイップが、トレイを少しでも傾けるとこぼれそうなので
摺り足で席まで運んだ

席は、空いていれば必ずソファ席を選ぶのだが
ちょうど角のソファ席が空いていた

自分の背中に壁があるので、店内を見渡せる席だ



店内では、カップとソーサーが
カチャカチャお喋りをしているのが聞こえたり、
カチカチッとキーボードの音がしたり
「それでね~」と話し声が聞こえる


ふと「他のお客様にとっては、何の時間なんだろう・・・」と思った
自分にとっては、特に何かをするために入店したのではない
本を読むにしても、家で読めば良いのだし、珈琲も自分で淹れれば良い


それで十分だと思える時もあるが、それが何だか味気なく感じてしまう時に
ふらりとCafeに立ち寄るのだと思う


それでは、「あのお客様は・・・?」 
パソコンで、仕事を早く片付けているのかもしれない


「こちらのお客様は・・・?」誰かと待ち合わせなのか
次の予定まで空いた時間をゆったり過ごしているのかもしれない



それでは「あの俯いたお客様は・・・?」


もしかしたら「ここ空いていますか?」とか
誰かに何か一言でも声を掛けられたら
泣き出してしまいそうなのかもしれない・・・。


「大丈夫・・・?」という言葉を
一番聞きたくないと思っているかもしれない


時計の針がさす時間は、どのお客様も同じなのに
それぞれの日常があり人生がある


Cafeを出たら、もう二度と会う事は無い人々が
今の時間、それぞれを共に過ごしている


あなたの今の時間も、共に過ごしている・・・☆


Cafeでしか出合えない「Cafe本」が、そっと話しかけてくれるように綴った
「こころメッセージ」をCupに注いで、またのご来店をお待ちしております


最後までお読み下さり本当にありがとうございます(#^^#)
明日も、Cup2を届けさせて下さいね☆


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