見出し画像

あなたは完璧主義ですか?そうでもない方ですか?

完璧を目指すことは、目標を達成するための意欲に繋がります。その一方で、負担になることも。それは、自分が納得する「完璧」が叶わなかった時。それを失敗と捉えて、自己批判的に反応してしまうと、完璧を目指すことが自身の心身の負担となってしまいます。
過度な完璧主義が自己評価を下げて、不安やストレスの原因になってしまうんです。

完璧主義が与える影響を3つ説明します。

1. 持続的なストレスと人間関係の悪化

完璧主義者は、自分に厳しい方が多いのではないでしょうか。
そんな方が自分の理想とする「完璧」を満たせなかった場合、強いストレスや不安を感じます。持続的だと心を不安定にし、睡眠障害、食欲不振や免疫力の低下まで引き起こしてしまうことがあります。
また、完璧主義の方は、他の人に対しても高く期待します。他者にも完璧を求めてしまいがちなんです。それが満たされなかった時、他の人に対してプレッシャーを与えてしまう方もいます。いますよね?そんな人。
そうなってしまうと人間関係が悪化、信頼も失うかもしれませんし、ハラスメントにもなりかねません。

2. 自己批判の強化

完璧主義は、自己批判を強めるリスクがあります。完璧に出来なかった場合、失敗やミスをしてしまった場合、それを許容できず…
常に「もっと良くできたはずだ」という考えが頭を離れません。
このような自己批判は、自尊心を低下させてしまいます。
持続的になると、心を不安定にし、自己価値観も下がってしまいます。やがて睡眠障害、食欲不振や免疫力の低下まで引き起こしてしまい
かねません。

3.生産性が低下する

完璧主義の方は、完璧を追求しすぎて物事の進行や完成が遅れるリスクがあります。いつまで経っても完璧と思えず、いつまでも手を加え続けることがあります。その結果、生産性が低下してしまいます。なかなか完成できないので達成感も感じられず、モチベーションが下がってしまいやすくなります。

完璧主義がもたらす心身の負担を軽減するために、以下をお勧めします。

  • 自分の完璧主義に気づく

  • 目標設定を下げる

  • ありのままの自分を認める目標設定を下げる  

  • 効果的なストレス管理を身につける

何を完璧とするかは人それぞれ。あなたにとっての完璧は、他の人にとって完璧ではないかもしれません。

人は自分の思考の癖には気づきにくいものです。そんな時は、他の誰かに話してみることで自分の癖に気付けたりするものです。まずは一緒に行動パターンを振り返って、思考の癖に気づくことから。
力を抜いて完璧主義を緩めていきませんか?

健康的な思考と行動を身につけることで、力が抜けて楽になり、今までよりももっと豊かな人生を送れるようになるでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?