番外3.私と否定

たまに無性に投げ出したくなる時があります。

今すぐやめたい。
何もかも全て終わりにしたい
気持ちになる時があります。

全てを否定したくなり
どこへ行きたいのかも分からないのに
ここじゃないどこかへ行きたくなります。

そんな自分が現れた時
そんな自分がいずれ消えるのを待つのですが、
先日母と喧嘩した時に現れました。

こんな自分の姿を
自分以外の人に見せるのは
一度もありません。

だってカッコ悪いし
そんな姿見せられも
困るでしょう？

気分悪くなるかもしれないし
どうしたらいいか
分からないでしょう？

その視点が私を押さえ込み
余計私は苦しみます。

一度も自分以外の人に見せた事ないのに
母と喧嘩した時に
その気持ちを母にぶつけました。

もうやめたい！って

叫ぶようにしてぶつけたので
母は後になって
私が首吊るんじゃないかと
少し心配したそうですが、
ある動画をみて、こう思ったそうです。

「これがアナタ（執筆者）なんだよ」って

喧嘩のきっかけは些細な事ですが、
私が母に対しての配慮が足りなかった事で
事が起きました。

母から言われる指摘もこの喧嘩も
私にとっては意味はあるし、意味はない事も理解していました。

どうしてそう言われるかも
どうしてこの現実が起きているかも

分かっていても
出来ない事は出来ないんです。

その時の私は今出来ない事を指摘され
一番嫌な喧嘩をして
凄く落ち込みましたが、

今出したい気持ちをありのままだして
母から「これがアナタなんだね」という言葉を言われて
自分が作った曲の事を思い出しました。

カッコ悪くても私
惨めでも私
出来なくても私

凄く責めたように聞こえるかもしれませんが
その「私」は除外したいものではなく
私の一部である。

そんな私でも私である。

その私を見て欲しいから
とてもカッコ悪い私が現れました。

なぜ見て欲しいのかは
それでも私である事を認めて欲しいからです。

だってそれは私の一部だからです。

「私じゃないって否定しないで！」と
訴えかけているんです。

「私」を否定する行動すると
それは余計に主張してきます。

例えばそんな姿を隠す行動とか

私にとってはその行動が「私を否定する」行動と
結びついていました。

私はそれを知っていたので
母にそんな惨めでカッコ悪い私を見せました。

そしたら
「それがアナタなんだね」と言われ
私がどういう事で今まで苦しんできたが理解できたと
初めて言われました。

凄く嬉しかったです。

「それがアナタなんだね」と言われた時に
自分が作った「クレア」という曲を思い出して

「それでも私なんだ」と思いました。

惨めでもカッコ悪くても
暗い気持ちになっていても
楽しく明るい気持ちになっていても
ダラけたい気持ちになっていても
どんどん前に進んでいても

全てが私で、否定できる私は
どこにもいないんだと今思いました。

「クレア」は創造のクリエイターやクリエイティブから
とって「Crea」にしているのですが、
「透明」という意味もあります。

「透明の様に見えない私の闇の部分が必ず存在している

闇の部分が出れば、今度は光の部分が透明になる

透明の様にはっきりと見えないけれど
でもそれは存在する

ただ見えないだけ知らないだけ」

そんな意味の様にも捉えられます。
そんな意味でつけた訳じゃないのですが、
あとでこう言うふうに自分の意図を超えたものに
なるのはよくあります。

自分で作ったものなのに後で驚くので、
私もなかなかやるじゃんと思います。笑

私が伝えたいのは
ありのままの自分を否定しないで欲しいという事。

そして自分の何気ない行動が
自分を否定して続けてそれが積み重なって現れる事があるという事。

私にとっては「隠す事」が「否定」になっているから
だからなるべくこうして表現する様にしています。

結びつけなきゃいいんだけど
私の性格が元から強固にそうなっているので
その結びつきを解くことは諦めることにしてます。

だから陰陽が激しい変人になるんですけどね。笑

ネガティブもポジティブも関係なく
感情を使って私は遊んでいるんでしょうね。

でもそれでいいと思ってます。
それが私なので。

※本文にあった私が作曲した曲です。

執筆者：千尋ゆか

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