アロマテラピーの楽しみ方
「アロマテラピーってオシャレだし、
癒されそうで、なんかいいよね。」
「だけど、使い方がよくわかんないし
何を買ったらいいかもわかんないんだよね」
こんな、お話をよく耳にします。
そこで今回は、7つの視点から
アロマテラピーをご紹介することで
あなたのライフスタイルにぴったりあった
香りのある暮らしを見つけてもらいたいと思います。
アロマテラピーと一言でいっても
実はいろいろな側面を持っています。
一般的によく知られているものから
そんな使い方もあったのかというほど
幅広く奥深いのがアロマテラピーの
世界だからです。
①オシャレ雑貨
あなたが女性でも男性でも
最初に出会うアロマテラピーは
雑貨屋さんで売られている
「いい香りのボトル」や「入浴剤」
ではないでしょうか?
確かに、これらのオシャレ雑貨も
アロマテラピーと呼ばれても間違いでは
ないけれど、厳密には違います。
一番の違いは、元になっている香りが
合成香料である場合が多いからです。
アロマテラピーで使われる天然香料は
植物の花・蕾・樹皮・樹脂・葉・枝・茎・
根・果実などから抽出された
精油やエッセンシャルオイルと言われるものです。
香水もアロマテラピーではありません。
天然香料以外にも合成香料や動物性香料などを
組み合わせて作られるのが香水だからです。
②リラクゼーション
アロマテラピーでリラクゼーションというと
芳香機(ディフューザー)を使って
香りを楽しむ方法が一般的です。
お部屋の雰囲気や気分に合わせて香りを選び、
お部屋全体に芳香させることで
リラックスした気分や、リフレッシュできる
空間を演出することができます。
最近では、ホテルのロビーやカーディーラー、
病院や介護施設などでも香りを取り入れている
場所が増えてきました。
③アロマトリートメント
アロマテラピーといえば、
アロマのオイルを用いた全身マッサージを
思い浮かべる方も多いかもしれませんね。
アロマセラピストは、国家資格の
あん摩マッサージ指圧師ではないので
アロマトリートメントという名称が一般的です。
優しく緩やかなタッチで行うことで
全身の血流を促したり、全身をリラックスさせるのが
主な目的で、治療法ではありません。
エステサロンのように、最新のマシーンに頼ることなく
セラピストがオールハンドでおこなうので
リラックス効果が高いと言われています。
④クラフト作成
アロマテラピーの教室や、1Dayのワークショップで
おこなわれることが多いのが
「アロマクラフト作成」です。
アロマクラフトとは、精油を使って
化粧水やハンドクリーム、リップクリームなどの
自分だけのオリジナルアイテムを作ることです。
他にも、ルームミストやバスボム、アロマストーン
アロマ香水、虫よけスプレー、アロマワックスなど
ものづくりが好きな人ならアイデア次第で
いろんなものが手作りできるでしょう。
計量器やビーカー、メスシリンダーなども揃えて
まるで理科の実験か、お菓子教室のようなレッスンは
アロマ教室の中でも一番人気のある時間です。
⑤フィールドワーク
フィールドワークは、実際に現地を訪れて
対象となるものを直接観察したり
本や講義では学べないことを研究者や関係者に
話を聞いたりすることです。
アロマテラピーの場合でいえば、
山や森などの植物のある環境に直接でかけて
採取したり、情報を集めたりします。
また農場で植物を摘み取り、
その場で蒸留釜を使って精油を蒸留する
体験ができるような場所もあります。
教室の先生によっては、
小型の蒸留機を準備されていて
庭で育てたハーブをその場で蒸留体験
させてくださるような方もいらっしゃいます。
⑥セルフケアに使う
精油がもつ薬理作用を利用して
自然治癒力を高め、健康な状態に導くことを
メディカルアロマということがあります。
しかし、日本では精油は薬として
認可されていないので、治療として
アロマテラピーをおこなうことはできません。
そういった意味でも、私たちが健康向上のために
アロマテラピーでできることは「セルフケア」です。
精油の薬理作用には、
抗菌、抗ウイルス、鎮静、鎮痛、安眠など
お薬にも類似するような働きが
たくさんあります。
それをご自身の予防や
リラクゼーションのために活用して
健康を維持するというのが本来の目的です。
容量や使い方を守って活用することで
私たちの生活の質を豊かにしてくれるのが
アロマテラピーの素晴らしいところですね。
⑦仕事に活かす
アロマテラピーの資格を取られる方の中には
将来仕事にしたい、おうちサロンを開業したい
そう思われている人もたくさんいらっしゃいます。
仕事に活かす方法を5つご紹介します。
イベント会場やお店の一角を借りてワークショップをする
自宅でアロマ講座やクラフト作りを教える
アロマセラピストとして施術を提供する
町内会や婦人会などでアロマ講習会を担当する
企業様に依頼されてセミナー講師として登壇する
これらはすべて、私自信が経験してきたことです。
現在はオンラインを使い、
カウンセリングをおこなったり、
セルフケアとしての取り入れ方を伝える講座や
協会の資格講座を開催したりしています。
資格を取ったからといって
最初からお客様が来てくださるわけではないですが、
アロマテラピーが好きな方と一緒に
香りを楽しむ時間は充実したものです。
本やネットで得られる情報もたくさんありますが、
実際に経験した生の声や失敗談をお伝えできるのが
アロマ講師のやりがいにもなります。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか?
アロマテラピーと一言でいっても
たくさんの楽しみ方があり、
幅広くて奥の深い世界だということを
知っていただけたでしょうか。
あなたのやってみたい
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