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初心者親子に、わんぱくに船釣りをしてもらおうと、漁船を改造したらこうなった

こんにちは、壱岐島で親子向け船釣りサービスを提供している、こころ壱岐の立山です。

さて、前回の記事では、初心者の親子が熱中して船釣りを楽しめるサービスを開始するために、あれこれと試行錯誤してきた内容をご紹介しました。

そこで、僕らの前に立ちはだかった、

「プロが使う漁船だから、トイレがなくてママさん女の子さんが乗ったときに・・・」

「漁船だから、どうしても突起物が多くて、お子さんがはしゃぎすぎると危ない」

という2つの難問に、この年末年始は、パートナーであるプロ漁師の下條と、頭を悩ませておりました。

漁師下條「造船所で改造しちゃおう」

と、ここで、プロの漁師でもある下條から、思い切った提案。
これまで、漁師として壱岐島名物のイカ漁や、ブリのトローリング漁などに使ってきた機材をあきらめ、いつもお世話になっている造船所に船を持ち込み、トイレを設置し、同時に、広々と船上で遊べるように、一気に機材を取り払うことを決断したのです。

【下記写真:改造前の漁船】
・・・下條が各種漁に使ってきた、漁船「魚生丸」。魚の捕獲・処理・保存、および最新鋭の魚群探知機など、釣りをする上での環境も最高。
但し、ご覧いただく通り、様々な漁のための機材があり、お子さんがはしゃげるスペースと、そして、トイレがありませんでした

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というわけで、早速、いつもお世話になっている「新マルモ造船所」さんにお邪魔し、改造がスタートしました。

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こうして、生まれ変わった「魚生丸」には、立派な水洗トイレが設置されました!

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同時に、電動で行うイカ漁やトローリング漁で使う機材も撤去し、船の前方も、広々としたスペースができました。

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これで、お子さんたちへの物理的環境が、一気に整うこととなりました。

釣った後の魚を調理してくれる救世主現る

さて、もう1つの課題だった点が、「夕方ギリギリまで船釣りをすると、せっかく釣ってきた魚を、夕食用に捌いてもらう時間が足りなくなる」という問題です。

こちら、秋口に島内で、腕のいい板前さんを抱えたお店を見つけて、素晴らしい対応をしていただいて、「これで大丈夫」と思っていた矢先に、板前さんの一部が独立されてしまい、対応いただけなくなるなど、試行錯誤をしていました。

ですが、ここで現れたのが、割烹「豊月」の板さん親子でした。
こちら、元々島内の鮮魚をそのまま店内で活かしており、お客さんがいらっしゃると、それをその場で捌いてくださるお店。

今回のサービスの趣旨を説明したところ、快く釣ったあとの魚を捌いてくださることになりました。

というわけで、友人仲間が壱岐島に訪れたこの冬、まずは実験ということで、実際に、夕方いっぱいまで釣りをし、下記のような大物の魚を持ち込ませていただきました。

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冬の壱岐島おなじみ、10Kgを超える、大型のブリです。
※初心者の親子でも、こんなサイズを釣ることが可能です。大興奮、間違いなしです。

これを早速、下記の流れで、割烹「豊月」さんに持ち込みます。

■夕方の5時に、港に到着。
■釣りにいらっしゃった御一行は、町中の温泉へひとっ風呂。
■その間に、こちらは魚を「豊月」さんに6時前に持ち込む。
■7時から、御一行が「豊月」さんに到着し、夕食スタート。

そして・・・その食事ですぐに、颯爽と登場したのが、先程釣り上げたばかりの巨大なブリを中心とした、下記の品々です。

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いやあ・・・素晴らしいお造りに、兜焼き、そして、とろけるような柔らかさのブリ大根。
このお店に任せれば、完璧。テストのために訪れてくださった御一行と、そんな手応えを感じられたことから大盛りあがり。
おおはしゃぎで、この夜は更けていきました・・・。

その後、島内のいくつもの宿泊施設の板前さんたちとも調整を重ねまして、現時点(2020年6月末)では、かなり多くの旅館などで、同様の対応をしていただける手はずとなってきました。
そして、宿泊で夕食などをご予約されない場合には、上記の「豊月」さんにて、ぜひ魚を持ち込み、堪能していただければと思います(もちろん、こうした手配や魚の移動などは、すべてこちらで手配致します)。

着々と進む本格サービス開始への準備。しかしそこには、次から次へと欲しい要素が・・・

というわけで、サービスの本格展開に向けて、

■釣っている時間を満喫できる釣り船
■釣ったあとの魚を堪能していただける場所

が着々と整う中、後は注力してきたのが、親子で手ぶらで船釣りを堪能できるための機材などの準備です。

前回の記事でも触れさせていただきましたが、とにかく「軽くて扱いやすい竿」というのは、親子で楽しむためには、とても大切です。

どうしても、レンタルというと、ちょっと古いタイプのものや、ある程度重いものというのが増えてしまうイメージですが、今回のサービスでは、そこにも徹底的にコダワります。

ということで、例えば下記のような、軽くて扱いやすい機材を、順次取り揃えてきました。

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嬉しいことに、これまで立ち上げに協力してくれた、友人の友人、そのご家族のみなさんなどが、「これをぜひ」と、こうした機材を新品でプレゼントいただくこともあり、かなりの機材が揃ってきました。

ですが・・・

このあたり、こだわって準備を続けていくと、まだまだ、揃えたいものが次から次に出てきて、とても資金が足りません。

このあたりを、どうしたものかと思案していたところ、たまたま、先程の実験に参加してくださった友人の友人の方が、

「クラウドファンディングで、協力してくれる方を集めてみてはどうでしょう?」

と、教えてくださいました。

とはいえ、

果たして、壱岐島までわざわざ足を運んでくださる親子が、どのくらいいらっしゃるか?

果たして、船釣りに興味を持ってくださって、一度試しにやってみよう!と思ってくださる方が本当にいらっしゃるのか?

という不安もあり、検討を進めながらも、もう一つ、踏ん切りが付ききれていないところがありました。

わんぱっくな親子のイメージが、勇気を与えてくれた


そんな僕らのクラウドファンディングの準備ですが、これまでに釣りに来てくださった方々を始め、さまざまな方面から、準備に向けてのお手伝いやアドバイスをいただき、この数ヶ月で、中身がどんどん形になるにつれ、段々とやりきりたい、という勇気が湧いてきました。

その中でも、ひときわ僕らのワクワク感が高まったのが、「わんぱっく壱岐」というサービス名と共に、下記のロゴとキャラクターデザインを、知り合いの素晴らしいデザイナーの方につくっていただいたとき。

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「うわぁあ・・・・・」
「そうそう、こんなふうに、一日中、船釣りを親子で楽しんでほしいよねー!」
「遊び疲れて、親子で夜は眠りこけちゃうようにしたいなぁ~!」

そう、そんなことを妄想すると、どんどん、やる気と勇気が湧いてくるのでした。

もうこれは、やれるだけやるしかない!

そして、

一組でも多くの親子のみなさんに、壱岐島にきていただけるように、

最高の思い出になったと、弾けるような笑顔にお会いできるように・・・

クラウドファンディングのスタートへ

こうして、かれこれ1年以上前から様々な試行錯誤や四苦八苦(ここにまだ書けていないことも沢山、沢山ありまして・・・)を経て、今、この記事を書いているのが、2020年6月29日。

途中、コロナにより、日本国中の観光移動がストップするなどもあった中で、ようやく、7月1日から、船釣り初心者の親子のみなさんに心から船釣りを楽しんでいただくためのサービス「わんぱっく壱岐」の、立ち上げ支援をお願いするクラウドファンディングを、スタートできる運びになりました。

ぜひ、みなさんといつかいずれ、直接お会いして、一緒に心から、リラックスした船釣りの時間を楽しみたいと思っております。

ご支援の程、どうぞよろしくお願いいたします。

▼7月1日スタートのクラウドファンディングはこちらです


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福岡から高速フェリーで1時間の離島、壱岐島にて、船釣り・クルージング・海遊び・虫取りなど、思い切りお子さんが楽しめるサービスを提供すべく、日々奮闘しています。

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経験者でないと、ハードルが高いと言われる船釣りを、親子でなんの気兼ねもなく、心から楽しめるような体験をしてほしい。 福岡から高速船で1時間の離島「壱岐島」で、これを実現するサービス「わんぱっく壱岐」を立ち上げるに至った紆余曲折と、これまでの試行錯誤をご紹介するマガジンです。

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