楽しいサービスを作る過程が楽しくないわけがない。 ‐Cocone V Advent Calendar 2023 #02-
こんにちは。cocone v note編集部の留置です。
シリーズ「Cocone V Advent Calendar 2023~今年の漢字1文字~」では、cocone vのリーダー全員を対象にインタビューを行い、今年の活動やこれからの挑戦、それぞれの思いを伝えています。
第2回目のインタビューはPurenista開発室 チーム長 朴 奎奐(パク ギュファン)さんにインタビューを行いました。
「楽しいサービスを作る過程が楽しくないわけがない。自分自身が仕事を楽しみ、お客様にも心から楽しいと思えるサービスを提供したい。」そんな朴さんの生き方・仕事への向き合い方をお届けします。朴さんの選ぶ「今年の漢字1文字」は何になるのかを想像しながらご覧ください。
事業・企画担当者の描くものを実現するエンジニア組織
留置)「Purenista開発室」の活動について教えてください。
朴)私たちはアバター着せかえアプリ「ピュアニスタ」・グローバル版の「Purenista M」の開発を担当しています。
私たちのミッションは、事業担当者・企画担当者の描いていることを実現することです。
私は今年7月にチーム長になり、管理、業務のサポートを行ってきましたが、メンバーの皆さんそれぞれが自分のやるべきことを頑張れる方ばかりです。自分は率いるリーダーというよりは、頑張るメンバーを後ろからフォローしているようなイメージです。
私たちのチームは基本リモートワークで、直接顔を合わせるのは2~3ヶ月に1度くらいですが、皆さん良い意味で「ギーク」なので、自分の仕事を突き詰めてこなしていくタイプです。
チームのモチベーションとなっているのは常に新しい技術に挑戦できることだと思います。
経験豊富なメンバーも含め、新人の方も自分が担当したことのない技術を学べることを楽しみながら日々の業務に励んでいます。
新しい技術を学ぶのは、文化というよりは開発者として必然的になっています。
IT業界の変化に合わせてすぐに対応できるように、常に技術に関する情報は調べるようにしています。
初めての海外向けサービス展開、今年のチャレンジは開発面の安定化
留置)今年の中で印象に残っていることを教えてください。
朴)今年のプロジェクトで印象に残っているのはピュアニスタのグローバル版『Purenista M』の開発を安定化させていったことです。
cocone vとしては初めて海外向けに提供するサービスだったので、それを展開し安定化させるのも初めての試みでした。
『Purenista M』は国内版のアプリとコンテンツ自体は大きく変わりがありませんが、言語の違い、サーバーの通信にかかる時間、お客様のデバイスの環境、時差...様々な違いがあります。
私たちのチームには、過去に海外へ展開するサービスを開発してきた経験があるメンバーも集まっていますが、そんなメンバーが準備しても問題が発生するんです。
現在の結果としては、まだやるべきことは多いですが、サービスを海外展開するための知見もかなり溜まったと思います。
アプリサービスを運営している以上、突発的に業務が発生することももちろんありますが、今年は開発チームが安定して業務に取り組めたと思います。
『ピュアニスタ』のリリース当初は、リリース日までに何としてでも作り切るという思いで、本当に本当に忙しかったんです。
どんなサービスもクランチ期間はそうだと思います。
今は開発室メンバーを含めて調整しながらスケジュールを進めていて、現場担当者にも決定権があるので、納得感のあるスケジュールでプロジェクトに取り組んでいます。
メンバー間での安定感と信頼感のある1年だったと思います。
1回だけの人生だから。楽しいサービスを楽しく作りたい
朴)これからも『ピュアニスタ』を私自身が楽しめるサービスにしていきたいと思っています。
今までいくつかのゲーム開発に携わってきましたが、どんなに自分が好きなゲームでも毎日何千回と目に触れていると、仕事としては好きでもサービスとしては楽しめなくなってしまうこともありました。
自分が作りながら、お客様としても楽しめるようなサービスで有り続けたいと思います。
皆さんに伝えたいことは、結局1回だけの人生だから、笑えることをしてほしいです。
私の人生の目標は「楽しいことをすること」、それに尽きます。
個人的な話ですが、私は食べ物だとパンが大好きなんです。
食べるのはもちろん、パンを作るのも好きなのですが、パン作りをしていて思ったのは「美味しいパンを作る過程が楽しくないわけがない」ということです。
同じように仕事でも、楽しいサービスを作る過程が楽しくないわけがないと思います。
私が世の中の人に、自分自身が楽しいと思わないものを「使って」「買って」なんて言うことはできません。
お客様に遊んでいただくサービスを作るため、自分自身楽しい仕事をしたいですし、チームの皆さんも楽しい仕事をして欲しいと思っています。
もちろん、楽しいものを作る過程では大変なことだって、面倒くさいことだってあります。
ただ、後から振り返ってみると「この時間は楽しかったな」と思えるようにしたいんです。
社会には、何のために働いているか分からなくなってしまっている人もいるかもしれません。誰もが「仕事」や「会社」のために働くのではなく、まずは「自分」の人生のために仕事してほしい。
働くという行動を単なる手段ではなく、自分自身の目的にしてほしいです。
そういう気持ちで私は仕事をしていますし、メンバーにも自分の人生を大切にして過ごしてほしいと思っています。
朴さんが選ぶ今年の漢字一文字は...
留置)今年を漢字一文字で表すと、何になるでしょうか。
朴)私は数字の「ー」を選びました。
理由は3つあって、「cocone ONE」の1、「ひとつになって」の1、「トップを目指す」の1、という意味を込めてこの漢字を選びました。
今年、ココネグループはホールディングス化し、cocone ONEという会社が生まれました。この会社を筆頭に、ココネグループの会社はグローバル展開を進めていきます。その意気込みをこめたのが一つ目の理由です。
そしてグループ会社も1つに、私たちピュアニスタを作るチームも1つになって、個人の仕事と成果が集まって1つの目標に向かっていくという意味が2つ目の理由です。
そして最後は、ココネグループ全体で掲げ続けている目標「アバター事業」の分野で1位を目指しつづけるということ。
今年このように頑張ってきたこと、そして来年も頑張っていきたいことも含めて「一」にしたいと思います。
■Cocone V Advent Calendar #3
お客様の心をつかむ「本質」の思考からサービスは生まれる
(Purenista事業部 コンテンツ企画チーム マジメさん)
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