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「早くしなさい」は言いたくないし、言われたくないよね

発達凸凹&片耳難聴児をもつ小1娘の母ちゃんです。
日々、日々、娘に鍛えられて、筋肉ムキムキ💪になっちゃうかも?!

毎日の気づきや工夫をシェアして、どこかの誰かのお役に立てたら嬉しいなと思っています。

そして、あるあるよねーー!とか、わかるーーー!とか言いあいたい😆 

※記事の画像はちょうどいいのがなくて、ボールペンで自分で描いてみた。それをcanvaでそれっぽくしてみた。


「早くしなさい」は呪いの言葉?!

以前の私は1日を通して、子どもに「早く」という言葉を数えきれないくらい言ってました。

「早く起きなさい」
「早く食べなさい」
「早く歯を磨きなさい」
「早く着替えなさい」
「早く手を洗いなさい」
「早くお風呂に入りなさい」
「早く宿題やりなさい」
「早く寝なさい」

これらの言葉をそれぞれ、✖️3回くらいは言っていたかもしれないです。

もし、これを今、私が夫に言われたら?と妄想してみると、秒でブチギレますね。汗。

子育て本を読むと、「早く◯◯しなさい」は、呪いの言葉だから、絶対に言ってはいけないです、みたいなことが書いてあって、頭ではわかったつもりになって、よし!明日からは言わないぞ!と思ってもね、やっぱり【言わさる】んですわ。(◯◯さるっていうのは北海道弁です。)

「早くしなさい」っていうのは、言うのも言われるのも嫌なもので、お互いにイライラするんです。
わかってるけど、できない。

そんな日々が続いていた頃にね、娘の発達凸凹の検査をして、結果を見たときに、「あーーー、こりゃ、いくら言ってもダメなわけだ。」と納得したんですよ。

耳から聞く情報を理解しにくくて、それを記憶しておくのも難しいタイプ。
でも、目からの情報は捉えやすいっていう特性があることがわかりました。
さらに、時間の感覚も育ってなくて、「早く」が何分なのか?もわからないし、仮に「5分で!」と言ったところで、5分が早いのか遅いのかも単純にわからないんですね。

そこで、工夫したことをシェアしますねぇ〜。

「早く」と言わなくていいように工夫したこと

①タイマーを使う


うちの娘は時計をまだ読むことが難しいです。
数字も苦手なので、目で見てわかりやすいタイマーを購入しました。

時間が経過すると、面積が小さくなっていくので、アラームがなるまでもう少しだ!ってわかるようになりました。

YouTubeを観る時間は30分と決めていて、自分でセットしてから観て、アラームがなるとすんなりやめることができるようになりました。

ご飯を食べる時間は、何分にする?と娘に聞いて、娘に決めてもらって、実際にやってみて、もう少し時間がいるな、とか、時間がけっこう余ったなとかがつかめるようになってきました。

カチカチと音もしなくて静かで、このタイマーを1日に何回も使っています。

「早くしなさい」ではなくて
「何分にする?」と言うようになりました。

②お支度ボードを手作り

大きなコルクボードにカレンダー、お支度ボード
学校の時間割をはっています
100均のマグネットにシールを貼りました
1週間の予定もつかめるように
できたら、マグネットを置くというシステム

コルクボード以外の材料は100均でそろえて、娘が好きな猫のキャラでお支度ボードのフリー素材を配布してくれている方からダウンロードして、作りました。

娘はカレンダーの読み方もわからなかったし、年月日や曜日もよくわかってなかったのだけど、このシステムを使うようになると、自然と覚えるようになりました。

できたよマグネットが埋まるのが嬉しいので、自分から進んでやるようになりました。

私も
「早くしなさい」ではなくて
「朝のボードを見てやってね〜」になりました。
お互いにイライラすることもなくなり、平和な朝となりました🕊️

③夫も巻き込んで「早く」と言ったら負けゲーム

色々工夫するけれど、それでもやっぱり「早く」と言っちゃうことがありました。

夫も巻き込んで、私と夫が「早く」と言ったら娘が「今、早くって言った!」と指摘してもらうのです。
ペナルティが溜まったら好きなお菓子を一つ買うとかルールを決めています。

夫と私は「早く◯◯しなさい」ではなくて、別の言い方で言いたいことを伝える練習になります。

やってみて気づくのは、「早く◯◯しなさい」というのは、頭をあんまりつかわないですね。瞬間的に言ってしまう。

伝え方を考えるというのは、頭を使います。
なので、ひと呼吸、自然と間が空くので、なんか冷静になったりしますねー。

例えば
「早く寝なさい」を
「明日、元気にすっきり目が覚めるために、そろそろ寝ようか?」などと言うようになりました。

最近はというと・・・

最近は、タイマーもお支度ボードも慣れてきてしまって、導入当初ほどの効果はなくなってきました。

それでも、夫や私の親の方が、言い方を考えるというトレーニングをしたおかげで、「早くしなさい」のリバウンドは今のところありません。

娘の発達の凸凹の特性を理解して、娘に合った方法を試行錯誤しながら、試してみて、改良してみて、の繰り返しだな〜〜と思います。

娘も、この先、成長発達するわけで、その成長に応じた方法をまた考えなすことの繰り返しですねぇ。
色々やってみて、上手く行った時は、よし!ってなるし、それこそ、人生はゲームのように楽しんだ方がいいよな〜〜って思うのです。

お支度ボードについては、娘のクラス懇談会の時に他のお母さんたちにシェアしたら、やってみます〜〜と好評でした。

娘のために、というよりも、私のモチベーションは、自分がイライラしないためにやっています。
心が穏やかであるためにはどうしたらいいか?っていうのが私にとってはとても大事だからです。

少しでもよかったな〜〜と思っていただけたら、ぜひ、スキ!をお願いします!飛び上がって喜びます〜〜!



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