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緊急!映画「新根室プロレス物語」を観ろ

この記事で伝えたいこと: 映画「新根室プロレス物語」がめちゃくちゃ良いから、あと僅かな上映期間の終了前に観てほしい。 この作品は、映画館「ポレポレ東中野」で上映されているが、記載スケジュールを見ると2/12月曜の16:20が最後になっている。 ということは、この日が上映最終日かもしれない。 だから急いで言葉足らずにもこの記事をしたためる。 映画の内容について: 地方プロレス団体「新根室プロレス」の発起人である、享年55歳のサムソン宮本。 仲間と家族の中にある彼の生き様が、

    • 42でできた友人

      42Tokyoに入ってすぐに、プログラミングに非常に秀でた友人ができた。 その彼に学習のコツを尋ねたところ、とにかく「解きながら学ぶC言語(柴田望洋、他:著)」を、ヒントを見ずに全て解けるようにしろとのことだった。 この本の内容を端的に言うと、「ページに示された出力画面を再現するようにプログラムを作る」というものだ。 つまり、書いてある内容を覚えるというより、謎解きをする感じだ。 例えば、「整数値15と37の和を計算して、その値である52を表示するプログラムを書け」いう

      • プログラミングと推理小説

        プログラミングでは、どうしても解けずに答えを見てしまってから、「なんだ、そういうことか!」となることがしばしばある。 これは、「叙述トリック」を駆使した推理小説の最終章を読み終えた時にも、同じことが言える。 推理小説の歴史は長く、日本には4大奇書と選定された、以下の 「ドグラマグラ」、「黒死館殺人事件」、「虚無への供物」、「匣の中の失落」 をはじめとして、無数の名作がある。 その中に綾辻行人の「十角館の殺人」という作品がある。 この作品がまさに「叙述トリック」というジャン

        • プログラミングのお手本のためのゲーム

          プログラミングと、コンピュータゲームの関係は密接だ。 名作とされる作品は可能な限りたくさんプレイすることが、いつか自作の際の糧となる。 しかし、購入のために用意できる予算というものがある。 nintendo switchのセールを狙うのも良いが、それでも値段が高いという人に向けて... iPhoneをゲームコントローラーにはめて、ゲーム機としてしまうことをお勧めしたい。 https://www.amazon.co.jp/dp/B01A1ZYPZE/ref=nosim?tag

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          謎解き

          「謎解き」、が面白い。 日本語で疑似コードを書くような感覚で、隠された理屈を探りつつ、時に閃きの瞬間を待ちつつ...いわゆるatcoderなどの競技プログラミング問題を解くのに近いといえるかもしれない。 現在、「山手線謎めぐり」という、体験型謎解きが開催されている。 電車に乗って現地に行って、そこで得たヒントをもとに問題を解くというものだ。 全てを解くまでに、少なくとも5時間以上かかる大作だ。 https://yodaka.info/cp/funtokyo2022/ ま

          "住"についての本

          書評:「山小屋を造ろうヨ」 西丸震哉 中公文庫 関東大震災の直後に生まれたから"震哉"と名付けられた。 他の著書での幽霊やテレパシーの話題と、それらと共に、 「今の若者はナチスのガス室にいるのも同然であり、昭和34年(1959年)以降に生まれた世代は41歳までしか生きられない」 というトンデモナイ言説や、また、 「太り過ぎの果てに、まるでイソップ物語のカエルのようにパンクしてしまう」 といった独特な表現に着目してしまいがちだが、実は著者の本質はもっと違うところにある。 学

          "住"についての本

          衣食住の"衣"について

          衣食住の"衣"の最大のメリットは、怪我や暑さ寒さから"身体を守る"という点にある。 そしてとりあえず着るものを確保したという状態からさらに"衣"充実させるためには、常に自分の服がなぜ素敵なのかを相手に言葉で説明できるように準備しておくと良い。 なぜなら服装はあくまで一瞬で終わる価値観の自己紹介だから、服だけでは伝えきれなかった大切に思っていることを、言葉のやりとりで補強して関係性をより深めることができるからだ。 上着であれば、プリントされているものの文化的価値や、作られた背景

          衣食住の"衣"について

          Moon Patrol

          優れた芸術を消費して明日への活力を得たいと考えたとき、絵画音楽演劇といった鑑賞型よりも、コンピュータゲームという擬似創作型の名品に触れるというやり方がある。 擬似創作型とは、消費者がキャラクタークリエイトやクラフトができる型という意味である。しかしその多くが、体験のためには何時間以上ものコストを必要とする。 人生の残り時間は限られており全てを知ることは不可能だが、それでも、製作者の集中力と忍耐とが生み出した、素晴らしい作品たちの気配をそばに感じていたい。 プレイすらしないGa

          42Tokyoに通うなら

          この記事で伝えたいこと 42Tokyoを受験、通学するなら、徒歩圏のシェアハウスに住むのが絶対おすすめ その理由 時間を気にせずプログラミングに没頭できるから わたしがコンピュータに本格的に触れたのは40歳を過ぎてからだ。 それというのも、高校時代は学校に1台もコンピュータはなかったし、パソコンユーザーに対しては、無知からくる警戒心や、侮りの気持ちさえあったからだ。 それがなぜプログラミングを好きになったのかというと、「生きるためのコストを少しでも下げたい」と思った

          42Tokyoに通うなら

          C言語のwrite関数で、縦に"風林火山"って書ける?

          #include <stdio.h>#include <unistd.h>#include <string.h>int my_strlen(char *str){ size_t len = 0; while (str[len] != '\0') { len++; } return (len);}void print_str(char *str){ size_t i = 0; while (i <= my_strlen(str)) { write(1, str, 3);

          C言語のwrite関数で、縦に"風林火山"って書ける?