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"住"についての本

書評:「山小屋を造ろうヨ」 西丸震哉 中公文庫 関東大震災の直後に生まれたから"震哉"と名付けられた。 他の著書での幽霊やテレパシーの話題と、それらと共に、 「今の若者はナチスのガス室にいるのも同然であり、昭和34年(1959年)以降に生まれた世代は41歳までしか生きられない」 というトンデモナイ言説や、また、 「太り過ぎの果てに、まるでイソップ物語のカエルのようにパンクしてしまう」 といった独特な表現に着目してしまいがちだが、実は著者の本質はもっと違うところにある。 学

    • 衣食住の"衣"について

      衣食住の"衣"の最大のメリットは、怪我や暑さ寒さから"身体を守る"という点にある。 そしてとりあえず着るものを確保したという状態からさらに"衣"充実させるためには、常に自分の服がなぜ素敵なのかを相手に言葉で説明できるように準備しておくと良い。 なぜなら服装はあくまで一瞬で終わる価値観の自己紹介だから、服だけでは伝えきれなかった大切に思っていることを、言葉のやりとりで補強して関係性をより深めることができるからだ。 上着であれば、プリントされているものの文化的価値や、作られた背景

      • Moon Patrol

        優れた芸術を消費して明日への活力を得たいと考えたとき、絵画音楽演劇といった鑑賞型よりも、コンピュータゲームという擬似創作型の名品に触れるというやり方がある。 擬似創作型とは、消費者がキャラクタークリエイトやクラフトができる型という意味である。しかしその多くが、体験のためには何時間以上ものコストを必要とする。 人生の残り時間は限られており全てを知ることは不可能だが、それでも、製作者の集中力と忍耐とが生み出した、素晴らしい作品たちの気配をそばに感じていたい。 プレイすらしないGa

        • 42Tokyoに通うなら

          この記事で伝えたいこと 42Tokyoを受験、通学するなら、徒歩圏のシェアハウスに住むのが絶対おすすめ その理由 時間を気にせずプログラミングに没頭できるから わたしがコンピュータに本格的に触れたのは40歳を過ぎてからだ。 それというのも、高校時代は学校に1台もコンピュータはなかったし、パソコンユーザーに対しては、無知からくる警戒心や、侮りの気持ちさえあったからだ。 それがなぜプログラミングを好きになったのかというと、「生きるためのコストを少しでも下げたい」と思った

        "住"についての本

          C言語のwrite関数で、縦に"風林火山"って書ける?

          #include <stdio.h>#include <unistd.h>#include <string.h>int my_strlen(char *str){ size_t len = 0; while (str[len] != '\0') { len++; } return (len);}void print_str(char *str){ size_t i = 0; while (i <= my_strlen(str)) { write(1, str, 3);

          C言語のwrite関数で、縦に"風林火山"って書ける?