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占い会社の現場は占いがお好き?スタッフインタビュー①

私たちcocoloni(ココロニ)は、占いを事業としているザッパラスのグループ会社で、日々まじめに占いに取り組んでお客さまに提供するサービスを運営しています。
今回は、一風変わった「占い」というサービスをしているcocoloniの現場のスタッフはどう働いているかをご紹介してみようと思います。
少しでも興味が湧いた方はぜひこちらもご覧になってみてください

cocoloni本格占い館」のディレクター・原優生さんと、エンジニア・楠本佳奈子さんに話をきいてみました!

【ディレクター / 原 優生】
・占いコンテンツプラットフォーム「cocoloni本格占い館」の運営全般を担当
《好きなモノ・コト》
旅行、映画、韓ドラ、食べ歩き
《仕事をする上でのモットー》
出来るだけ出来ることをやってみる(出来なかったらごめんなさい)
《星座》
太陽星座: てんびん座  月星座:おひつじ座
【エンジニア / 楠本 佳奈子】
・占いコンテンツプラットフォーム「cocoloni本格占い館」のエンジニア
《好きなモノ・コト》
ドライブ、旅行、時短家電を調べたり、試したり。
《仕事をする上でのモットー》
メリハリ大事。やるときはとことんやる!
《星座》
太陽星座:さそり座   月星座:いて座

二人へインタビューしてみました!

入社前は朝の番組で見かけるだけだった「占い」

― 占いって、入社前はどんなイメージがありましたか?

(原優生:以降、原) 占いは朝の番組で見るくらいで、占いについて思っていたのは、誰かがまとめたもの。統計学的なモノと思っていて、大昔に誰かがまとめたデータを代々受け継いでいるような。それを、誰がまとめたのか知りたいな~と思ってました。

ー そこに興味を持つって珍しいですね!?

(原) 最初に入社した会社で占いのコンテンツを作ったことがあって、そのときに、占いの学校に体験で行ったことがあったり、本屋さんで占いの本を購入して勉強した経験があったからだと思います。

(楠本佳奈子:以降、楠本) 私も、朝の番組で見かけるくらい。なんなら、占いを信じないタイプで、おみくじも殆どひかないタイプ(笑)

ー お二人それぞれに違いがでますね~。でも、「入社前から占いに特段興味があったわけじゃない」というのは共通していますね。 

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cocoloniに入社した経緯

ー cocoloni(当時ザッパラス)へ入社した経緯は?

(原) 私は、東日本大震災があった年に入社しました。そのときに、自宅が計画停電区域に入っていて。色々不便があったときに、流通って大切だなと思ったんです。オンライン上でモノを売り買いして、お客様にちゃんと商品を届けるって大事なことだなと思って、ECサイトに興味をもったときに、ちょうど(子会社のココロニ設立前の)ザッパラスでECサイトの運営を募集していて応募したのがキッカケです。面接を受けるときに、占いも作ってるんだ~くらいの印象のまま面接を受けました。

前職では広告を担当していたのですが、当時、占いコンテンツは、審査が通らない中、唯一、配信する審査が通っている会社、という認識があって、良いイメージのある会社ではありました。ただ、占いが主軸の会社という認識はなくて、だから、もともとはECサービスに関われると思ってました(笑)

(楠本) 最初、そんな感じだったよね。当時は、そこまで占い感がなかった(笑)

(原) 最終面接で入社に関する書類に記入しているときに、自分の担当する仕事を具体的に聞いてみたんですけど、ランチ会で聞いてみてくださいと言われて、そのランチ会で知ったので、実は自分の仕事を知ったのは、同意書を書いた後だったっていう(笑)!! 

ー 実際に占いに関わると聞いてどう思いました!?

(原) 私、日本で電話占いがあるって知らなくて、海外ドラマでは見てたけど…。その最終面接の日は会社の全体会があった日で、その時間まで数時間あったので、近くのカフェで電話占いについてリサーチしました(笑)

ー おお~!その数時間で覚悟を決めるみたいな。

(原) 具体的にどうやってやっていけそうかな?と考えたときに、自分としては、最終的にはECサイトと同じだと受け取りました。例えば、商品棚に占い師さんが並んでいて、提供される商品は占いっていう。どうやって販売できるんだろう?と考えながら、取り組み始めました。

占いが自分自身にも身近なモノというわけではなかったですし、だからこそ世の中のお買い物の感覚で考えました。そのときも今も、特殊なものをあつかっている自覚はありますけど、だからといって振り切っているわけではないです。あくまでも一般的な感覚を大切にしようとしてますね。

ー 楠本さんはどうですか?

(楠本) 私は、もともとSEとしてコールセンターのシステムを作ったり、ECサイトの広告の管理システムを作ったりしていました。でも、それって日常生活に全然関係ないモノで…どうせモノを作るなら、自分の生活に触れるモノがいいな!と思って転職先を探していたときに、(子会社のココロニ設立前の)ザッパラスが女性をターゲットのサービスに関する募集をしていて、女性がターゲットのサービスだったら自分に合うのモノもあるかもしれないな?と思って興味をもったんです。

原さんと同じで、面接の途中で占いの話はされて。当時の私は、「私、全然占い興味ないです。」っていう回答をしてましたね(笑)でも、そのときの面接官であり後に上司になるその人は、占いに興味があるなしというよりは、一緒に仕事をするスタッフとコミュニケーションがとれるか?を気にかけていたみたいですね。

ー その当時と今の状況は違いますけど、今もまさに、コミュニケーションの重要さをリモート体制の中で実感していますよね。

(楠本) あとは、当時、会社がECサービスとか色々やっている時代で、占いが8割だけど、それ以外もあるんだな!と思って入社しました。

ー でも、自分の生活の中で触れるモノに関わりたいと希望していた点では、どうでした?

(楠本) そうなんですよ、あまり接点が無いかもな…と思ってたんですけど、当時、山手線の車内ビジョンに占いが出ていて、それをザッパラスが出していたんです。で、面接のときに「見たことあるでしょ?」と聞かれて、「あ!見たことありますね~。」という感じで、自分の日常につながった感じです。

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具体的な仕事の進め方について

ー それぞれの仕事の進め方や業務内容は?

(原) 本格館は、私を含めて4名体制の少人数のチームで運営しているんですけど、毎日の朝会と、週に一回の定例会を行っています。定例会では、上長に入ってもらったりして、現状の共有や、今後の方針を決めたりしています。

基本的な業務としては、利用されているお客様に対して、こういったサービスですよといったPRを行ったり、お客様に楽しんでもらうために使いやすさを検討したり、新しい企画を立てたりしています。それに伴う開発が必要だったら、エンジニアさんに作業を依頼する流れですね。

ー 立場の違う楠本さんは、どうされてますか?

(楠本) 基本的には原さんが話してくれた定例会などがあって、あとは、エンジニアが3人いるので、週次でエンジニアだけで開発定例を行っています。その中で、作業の割り振りや、開発の課題といった専門的な話をしています。
やっていることは、原さんから依頼の機能を追加したり、SEO対策やユーザビリティ向上のための改善、運用ツールを開発したりしてます。あとは負荷対策とかですね。

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息子の入院中に実施したサイトリニューアル

ー 印象に残っているお仕事エピソードは?

(原) なに話せますかね(笑)この質問、難しい(笑)どうしよう。

(楠本) 原さんて、本格館やり始めて5年目だよね?もう次男が5才になるよ(笑)次男の産休明けで始めたハズだから

(原) え、もうそんなになります!?(笑)何言えるかな(笑)

(楠本) 私の印象に残っていることは、最初のリニューアルのときですよ!一番忙しくなるタイミングで息子が入院しちゃうっていう。よくやったなと。

(原) そうでしたよね!私と楠本さんが初めてお仕事をご一緒したのが本格館なんです。担当して最初の1年は、売上もそこまで大きくなかったので、一旦、人を入れて様子を見てみようというタイミングだったのもあって、当時は、売上を右肩上がりにしていくことを、自分たちの中で目標にして、前月よりは今月というように、ちょっとずつでも売上を上げていくという状況でしたね。当時、そういったプレッシャーがありましたね。

実際の作業も都度イレギュラーに対応して行かなきゃならない状況だったんですけど、そんな中で私から見た楠本さんは、ママさんだから限られた時間で対応していくのは大変なんじゃないか?と思ったんですけど、それを一瞬で払拭するくらいエネルギッシュな働き方をしてましたね。なかなかハードな中だったんですけど…。

(楠本) ほんと!最初、リニューアル終わるくらいまではハードでしたよね。

(原) 1年目にそれをやった結果、良い結果になったから今に繋がっていると思うので良かったですね。

ー そのときにチームの信頼関係ができあがったんですね。

(原) 最初の頃は、私と楠本さんともう1人の3人で、こうしたら良いんじゃないか?これを導入したら良いんじゃないか?と模索して、最初の頃は、例えば、社内の占いに特化したメディアに、こういった紹介をしてもらいたいと打診したり、地道に動いていましたね。

ー 今は、社内のリレーションが出来上がってますけど、試行錯誤だったんですね。

(原) そうですね。1年目は、直感的に考えたことをひたすら試していった感じで…。その流れや仕組みがない中で、自分たちで考えて動いたことが結果につながっているのが見えていたので、実感として記憶に残っていますね。

あと、「これがないからこういうことはできない」と考えるよりは、「こうするには、こういう対応の仕方ができる」とか、「こういうやり方ができますよ」と、対応や提案ができるようになりましたかね。自分にとってもプラスになりましたね。

(楠本) なんかすごい柔軟になったよね(笑)

(原) (笑)!!この4、5年の間に楠本さんは産休をとられてるんですけど、楠本さんが戻られたときの私たちの印象を聞きたいですね(笑)

(楠本)「うん。すごい柔軟になったよね(笑)」

ー 逆に楠本さんは、どうですか?先ほど、息子さんが入院されたとお聞きしましたが。

(楠本) そうなんです。当時、息子が入院しちゃったので、業務を他の人にお願いしようと思って上司に相談したんですけど、上司も原さんも「できるんじゃないか?できる範囲でやって下さい。」と話してくださったので、そういう意味では、子育てしながら働くことに対して優しい会社だな、と印象に残っていますね。

ー 実際に両立してみてどうでした?

(楠本) 息子は、1週間入院したんですけど、当時は、リモートワークじゃなかったんで、半日はオフィスで仕事して、半日は病院で子供に付き添って仕事してました。お医者さんからしてみても、親が付き添ってくれてる方が良かったみたいで、やりづらいということはなかったですね。

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ワークライフバランスについて

ー ワークライフバランスはどのように調整していますか?

(楠本) うちは、子供が、小学生、幼稚園、保育園で3人いるんですけど。子供がいると、夕方から子供が寝るまでの時間は、物凄く忙しいので、その時間を外して仕事できるのは、とてもありがたいです。今は、朝8時から夕方5時という時間帯で勤務させてもらってます。1人目を産んだときは、まだ、今のように制度が整っていなかったので、人事の人と手探りで働き方を探っていましたけど、2人目のときは、とてもスムーズなだけじゃなく、復帰後はこんな働き方ができますよ!と提案をいくつもしていただいたという感じです。

2人目の産休が明けて1年後くらいにフルタイムに戻ったんですけど、戻ったあとも、上司や人事の人から、無理してないか?とか、ものすごく気にかけてくれる会社ですね。

ー なにかあっても言い出しやすい感じですね。

(楠本) そうですね、しかも、原さんやチーム内でも理解してくれているのでありがたいですね。切り替え方としては、ホントに地元の駅に着いたらSlackもオフにするくらい完全に仕事をオフにして、メリハリをつけています。
家に仕事を極力持ち込まないので、リモートワーク中に、主人と私がパソコンで仕事をしている姿を見た息子から「お母さんも、お父さんと同じことするんだね!」と言われました(笑)

ー 原さんは、いかがですか?

(原) 私は、旅行ですね。海外だったらパソコンは持って行かないので(笑)今は、ちょっと海外に行けないので、リモートワークになって、今年の夏頃に、ちょっと気持ちが落ちたんですよね。それは、いつもなら予定を立てていた夏なのに、今年は何の予定も立てられないということも原因にあるかなと思ったんです。そのときに、出社していないことで気持ちを切り替えることが難しいのを体感して、落ち込んでいったときにどうやって立て直すかということは、自分で切り替えなきゃいけないんだなと思って。

リモートになって、会社の人と朝活をしているんですけど、朝、10分15分くらい動画を流しながら一緒に体操するっていうのは続けてます。それをやっていることで、コミュニケーションを取る時間があるし、ちょうど始業前の時間に行っているので良い切り替えになっていますね。

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仕事を通した「占い」についての印象

ー 仕事を通して占いへの印象は変わりましたか?

(原) 入社後は、たくさんの占い師さんや、占いに関わることで、そこにはいろんな考え方や、捉え方があると感じたので、お客様には楽しんで利用していただきたいと思っていますね。自分自身も何か1つに傾倒するとかではなく、良い距離感で占いと関わっている感じです。

だから、「すごく良いモノですよ!」と勧めることもないかわりに、もし、友人に占いをやってみたいと言われたら、少なくとも3人の占い師さんに占ってもらったら?と言いますかね。本当に、いろんな占い、いろんな考え方があるから、選ぶのはその人自身だなと思っています。

ー 楠本さんは、何か変わりましたか?

(楠本) 私は、最近は、占いって読み物なんだなという感じがしています。読みたい人が読んで気持ちが軽くなったり、本じゃないけれど、それを読むことで気持ちが楽になることに似ているなと感じています。そういう意味では、当たる当たらないということじゃないな、と思っています。

ー だいぶ印象が変わりましたね。

(原) 実際に働いている人たちって、すごく占いに心酔しているということではなくて、やっぱり、モノを作るには客観性が大事だと思うし、1つのジャンルに詳しい人たちが社内にいるって感じですよね。

(楠本) 私は、むしろ気になるようになっちゃった(笑)全然気にならなかったのに、いろんなことを知ったり、情報が入ってくることで、お財布はこの日に買った方が良いとか気になるようになりました。

(原) (笑)

そういう場合もありますよね。知ったことで気になるようになったり。私は、占いに関わることでいろんな占いがあって、考え方もあると知って、どれが自分にとって良いモノかは自分が決めれば良いのかもなって思って、逆に気にならなくなりました。

ー 最後も、対照的なお二人のエピソードでした。

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スタッフ紹介の第一回は、女性スタッフをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

初めてのスタッフインタビュー…話が盛り上がり盛り込みきれないことも多い。占いとの関わり方も人それぞれなのを痛感しましたが、入社のきっかけは決して「占いが好きだから」ではないのです。
女性のサービスを扱っているから、会社の雰囲気も女性に優しいのかも…。占い師と関わっているスタッフやコンテンツ作り、プロモーションの担当などなど、これからさらに他のスタッフもご紹介していきたいと思います!

cocoloniでのお仕事にご興味を持たれた方、ぜひご連絡ください。お待ちしています!

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